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【どうなる第3極】国民の生活が第一“小沢無罪”で「橋下と連携進む」と期待
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121111/plt1211110708000-n1.htm
2012.11.11 ZAKZAK
★(4)
「結党パーティーを石原に潰された」
地団駄踏んで悔しがるのは、第3極の主導権確保を狙う「国民の生活が第一(生活)」の小沢一郎代表周辺だ。
確かに、石原慎太郎前東京都知事による辞任・新党立ち上げの発表は絶妙だった。緊急記者会見は先月25日午後3時からで、生活は同日午後6時から、国会近くのホテルで結党パーティーを開く予定だったのだ。
「石原氏の辞任表明には号外まで出た。それから数日間、政治ニュースは石原氏と、連携を模索する大阪市の橋下徹市長率いる『日本維新の会』で一色になった。一方、生活の結党パーティーはほぼ無視された。石原氏と小沢氏は政敵だけに、『石原氏は故意に会見をぶつけたのだろう』という見方が強い」(民放テレビ政治部デスク)
不運な生活の立党経緯はこうだ。
野田佳彦政権は今年6月末、政権交代時のマニフェストになかった消費税増税法案を、自民、公明両党の賛成を取り付けて衆院可決した。小沢グループは同法案に反対しながら民主党残留を画策したが、最終的に離党。7月11日、49人で生活を旗揚げした。政治アナリストはいう。
「維新は、結党パーティーに約4000人を集めて『橋下氏はすごい』といわれたが、生活の結党パーティーには約4200人が集まった。小沢氏らが周到に準備していた証拠だ。それに石原氏は邪魔された。それだけ、第3極の椅子取りゲームは熾烈だ」
石原新党と維新による「第3極結集」のアナウンス効果は明白だ。
産経新聞・FNNの世論調査(3、4日)で、次期衆院選の比例投票先を聞くと、石原新党は12%、維新は14・6%、生活は2・3%で、完全に生活は埋没している。ちなみに、石原新党と維新を足すと、自民党の25・6%を超える。
だが、小沢氏側近は余裕をみせる。小沢氏の政治活動の障害となってきた「陸山会裁判」は、来週12日に控訴審判決が出るのだ。
側近は「初公判・即日結審から見て、判決は無罪でほぼ間違いない。マスコミは大きく報じ、国民は『小沢氏は検察にいじめられた』と同情する。生活と維新は『脱原発』などで共通項が多い。無罪となれば、小沢氏と橋下氏の連携話も進むはずだ」と期待する。
石原氏だけでなく、橋下氏以外の維新幹部らの「小沢嫌い」が指摘されるなか、11月12日以降、潮目が変わるのか。 (ジャーナリスト・田村建雄)
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