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2012年 11月 6日 22:45 高橋清隆 JanJanBlog
亀井静香衆議院議員は6日夜、衛星放送番組に生出演し、石原新党が策定を進めていた「船中八策」が白紙撤回された背景に大阪維新の会の関与があったことを明かした。
「石原新党」は亀井氏が11年暮れから平沼赳夫たちあがれ日本代表や石原慎太郎東京都知事と会合を重ね、立ち上げを期してきた。亀井氏によれば、石原氏が党の基本政策となる「船中八策」の策定を主張し、自らも一緒になって積み上げてきたが、6月になって状況が一変したという。
「橋下さんが大阪のことはやるが、国政は手に余ると思ったから、石原に丸投げした。亀井や平沼みたいな既成の政治家なんかと一緒に新党つくるよりも、維新の会で丸投げしてもらえるんであれば、簡単に素人集めて新党つくればいいと思ったんですよ。だから『白紙撤回する』と言ったんだ」
石原氏は6月13日の亀井・平沼氏との会談で「一緒にやろう」と言った直後の同月26日、大阪で「維新政治塾」の講師を務めた。それ以降、亀井氏は平沼氏とともに石原氏と一切音信不通になった。
亀井氏が石原新党への合流を拒否した後も、平沼氏は橋下徹市長らと協議を続けている。亀井氏は平沼氏について「あれだけの政治家が」と敬意を表しながら、「公の会合であれだけ公党を侮辱してる。それをそのまま放置して、今後の日本をどうするかについて協議しましょうと言う意図が分からない」と疑問を呈した。
石原・平沼・橋下の3氏は消費税やTPP、原発政策について溝がある上、みんなの党との大連合も模索する。石原氏は「小異を捨てるべきだ」と唱えているが、亀井氏は「国民が当面の喫緊の課題についてどうでもいいと言ってる所に国政を預ける気持ちがあるか。東北の大震災でどれだけの人が苦しんでいるか。日本全体が。これは小異じゃない」と批判した。
石原・橋下両氏が「脱官僚」を新党の柱に据えようとしている点については、「役人をのさばらせないのは当たり前のこと。わたしはそんなことした覚えはない」と一蹴。「そんなことで責任転換しないで政治家が本気になって役人というマシンを徹底的にリードして使っていけばいい」と切り捨てた。
高橋清隆記者のプロフィール
反ジャーナリスト
著書:『亀井静香 最後の戦いだ。』(K&Kプレス)
『亀井静香が吠える--痛快言行録--』(K&Kプレス)
『偽装報道を見抜け!―世論を誘導するマスメディアの本質』(ナビ出版)
ホームページ:
「高橋清隆の文書館」
http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/
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