http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/369.html
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菅直人氏が英国視察を終え帰国された。
英国での視察を受け今後の取り組み姿勢について、菅直人氏のオフィシャルブログに記事がアップされているので、諸君に紹介しておく。
菅直人氏の本気度が確認できるはずだ。
http://ameblo.jp/n-kan-blog/
ポストMDGsへの世界の注目
今日(11/3)英国から帰国。ロンドンではポストMDGsのハイレベルパネルに関する多くの会合に出席。国連の主要テーマであり、各国政府に加え、世界のNGOなど大きな関心を集めている。
私は全体会合の中の「人間開発」というテーマの会合で、最初の問題提起者の一人として発言。私がこれまでの主張してきた「最少不幸社会」の国際的取り組みとしてMDGsがあり、その指導理念として「人間の社会保障」(Human Security)を掲げるべきと述べ、同調する発言もあった。
更に具体的に、日本の経験から義務教育の徹底普及が貧困からの脱却にも重要であり、またユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、つまり、医療サービスを誰もが受けられる状況の実現を強調しておいた。
バックエンドの小委員会
今月初めの英国の原子力廃止措置機関(NDA)の視察の中で、再処理により取り出されたプルトニウムと高レベル廃棄物の輸送用の船を視察。日本で建造された船で、事実上日本専用に使用されている。
英国が保管している日本のプルトニウムについても意見を聞いた。日本に送り返すのが本来の約束だが、日本が希望すれば英国で何らかの条件のもと受け入れる事も検討の余地があるという意見だった。英国は核保有国であり、プルトニウムの貯蔵量が増えてもあまり問題とされないという事情もありそうだ。
脱原発を実現するためにはバックエンドについての方向性を出す必要がある。プルトニウムを減らすためにプルサーマルによる燃焼を主張する人もいるが、プルサーマルによっても使用済み燃料からプルトニウムを含む核廃棄物が発生する。英国のNDAとの意見交換では、原子炉によってはプルトニウムはあまり減らないものもあるという意見だった。また、プルサーマルの使用済み燃料の再処理は、何度も繰り返すには無理があるとのことだった。
民主党のエネルギー環境調査会にバックエンドの小委員会ができるようなので、徹底的に検討したい。
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