58. 2012年11月07日 01:51:04
: cuz0Z206LA
カエルさん、カエルなのにサルサルばっかりはどうかな(笑)。投稿者さんと異なる意見で、田中文科大臣の判断は間違っています。 2 2. カエルのしょんべん 2012年11月06日 14:38:13 : 不認可にするなら、前もって設置基準をかえろよ。 に基本的に賛成です。 田中文科大臣の不認可発言を支持している人は 大臣ならば、認可基準のルールを無視できると言っているに等しいのです。 田中大臣がこの3大学を不認可にする理由というのは 「質の悪い大学が増えすぎた」というものです。 これはこの3大学の責任ではないのです。 これからこの3大学が質の悪い大学の一つになるかどうかはわかりませんが 基本的にはそうならないように、大学設置基準があるのです。 認可前に開設準備をすることがおかしいという方がいますし 田中大臣も似たようなことを言っていますが、これははっきり言って間違いです。 わかりやすくいえば、そばやを開業したいときに、 お店もなく、カマもなく、道具もなく、そば打ち職人もいないのに 開業許可がでますか。 出るわけないでしょう。 大学設置基準はもっと厳しいのです。 授業をするための校舎がなければ申請すらできません。 専門教育をする教員組織が揃っていなければ申請すらできません。 学生をささえる財政基盤がなければ申請すらできません。 あるいはグラウンドが確保されていないと申請すらできません。 あるいは図書館がないと申請すらできません。 大学設置には、これらの校舎や教員組織や施設や財政基盤を 事前に整えてからでないと申請できないし、それらをそろえるために 数年以上の準備が必要になるのです。 認可前に準備しているのがおかしいというのが間違いであることは わかるでしょう。 田中大臣の会見をみていると正直いって大学設置基準を知らないのではないか とさえ思います。 申請者側で大学設置基準をクリアーできる 教員組織や校舎、運動場、施設を準備したうえで申請になるのです。 そして申請大学側と文科省との基準を巡る折衝が何度も行われます。 そこでは、少子高齢化に耐えうるかどうか、数的に示すことも要求されます。 地域のニーズが本当にあるかどうかも問われます。 まだ大学にする意義はどこにあるかも問われます。 なぜそんなに厳しいかというと、質の悪い大学を認可したくないからです。 だから基準はとても厳しいのです。 そういう折衝を何度も繰り返し、 最終的に設置基準をクリアーしたものだけが 大学設置。制度審査会にあがってくるのです。 だから大学設置・制度審査会へあがるのは、現行ルールでいうと最終段階です。 ですから、審議会で認可の答申がでたものは従来、認可されていましたから 準備を加速するのは当然なのです。 田中大臣が 3大学を不認可としたのは、質の悪い大学が増えたからというものです。 これは、申請3大学の責任ではありません。 不認可にするならば、その大学の申請に大学設置基準に不適合なこういうところが あるからという理由がなければならないのです。 だから、田中大臣の判断は間違っているのです。 田中大臣が今回3大学を不認可にしたのは 森元首相ら自民党文教族をやっつけるためという説があります。 森氏らが文教族やスポーツ議員連盟を私物化してきた動きはあり、 これらは糾弾されるべきものでしょうが、 3大学の不認可とは関係ありません。 もし自民党系の議員の息がかかっているから認可しないというような 恣意的判断がまかり通るならば、逆に自民党政権になったとき 民主党政権に認めたモノだから認可取り消しということもまかり通ります。 そんな恣意的な認可・不認可があってはいけません。 あくまで公平な基準で判断すべきです。 大学設置については、我が国でもっとも公平な基準が大学設置基準なのです。 従って、大学設置基準をクリアーしているものであれば 認可するのが、文科大臣としての正しい政策判断なのです。 以上が、田中大臣が間違っているという理由です。 以下は感想です。 田中真紀子氏は、小泉氏を応援して外務大臣になりましたが 外務官僚と対立して、小泉氏からスカートの裾を踏まれるようにして 追い出されました。 そのとき追い出しにかかったのが森氏であったことは有名な話です。 今回、文教族のドン的存在であった森氏と文教官僚をい困らすために 3大学を不認可したというなら、これはとんでもない勘違いです。 そうであるならば、田中氏は文科大臣を即刻辞任すべきです。 権力者は私怨で政策判断をしては絶対にいけないからです。 もし権力者が私怨で対立する政治家を追い落とすような国になったら それは民主主義国家とはいえません。 小沢氏への政治的謀略事件は、ねつぞう検察がシナリオを書き、 最高裁事務局とマスコミがグルになってつくりあげた虚構でした。 そのために、我が国はこの3年間未曾有の政治的混乱に 陥っています。 田中氏は、自民党から干され追い出されていたところを 小沢氏によって救われ、やがて民主党に入りました。 しかしながら、消費増税に賛成し、 大臣のポストほしさに野田支持になり、 見事、ポストを獲得したのでした。 やはり小沢氏のたずなの引き締めがないと、 わがまま非庶民的な性格がでる人であると感じます。 何れにしても、今回の田中内閣の不認可判断はルール無視であり、 間違いであれこそすれ正しい判断ではありません。一刻も早く撤回すべきです。 |