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2012/11/5 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆アノ男との因縁が理由
振り回される学生は本当にいい迷惑だ。田中真紀子文科相(68)が全国3大学の新設を不認可とした問題。3大学とも学生の募集準備を進めているさなかの突然の“ちゃぶ台返し”に、困惑と怒りの声が広がっている。今回の騒動の背景には、アノ男との因縁があるようで……。
「大変理不尽で、とても乱暴だ」――。厳しい口調で怒りをあらわにした。「秋田公立美術工芸短大」の樋田豊次郎学長がきのう(4日)開いた会見。同校は来春、4年制大学に移行する予定で、真紀子にドンデン返しを食らった3校のひとつ。樋田学長によると、新設大学の入学希望者は900人以上おり、今後は同時に不認可となった「札幌保健医療大」(札幌市)、「岡崎女子大」(岡崎市)と連携し、文科省に撤回を求める考えだ。
真紀子は不認可の理由を「(大学は)量より質」と強調するが、岡崎女子大は既設の短大の改革、札幌保健医療大も東北地域の看護師の育成――がそれぞれ目的だ。真紀子が主張する「質」の充実を目指している。それなのに、新設を認めないなんてメチャクチャだ。翻弄される若者の将来をどう感じているのか。
◆若者の将来より自分の感情が第一
「今回の“決断”は、田中大臣の小泉改革への対抗心と焦りの表れ」とみるのは元文科官僚で京都造形大芸術学部教授の寺脇研氏だ。
「田中大臣は過去に衆院の文科委員長を務めた文教族です。かねて、小泉元首相の規制緩和で増えた大学の在り方に一家言持っていました。大臣となった今、小泉改革を是正し、自らの持論を具現化したいと考えたのでしょう。ただ、今の政治状況をみると、いつまでも文科大臣をやっていられる保証はないし、ヘタをすれば年内解散でお役御免です。それで『自分が大臣でいるうちに』とコトを急いだのではないか。教育政策が政局に左右されるというとんでもない状況です」
つまり、今回の真紀子騒動の背景には、外相時代に更迭された小泉への恨み骨髄に徹する意味もあるようだが、10年前にクビを切られる原因となった突然の“暴走”は今も変わらない。外相時代は外国要人との会談を「疲労の極限」を理由にドタキャン。課長人事を突然、差し戻して外務省内を大混乱させたこともある。いわば他人の迷惑を顧みない「思いつき」の常習だ。
こんな自分勝手で調整力もない“元お嬢サマ”を大臣に選んだ野田のセンスはやはり、マトモじゃない。やっぱり、頭のネジがどこか外れてしまったんじゃないか。
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