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2012-11-04(21:27) かっちの言い分別冊
NHKの4日午前中の政治番組で、各党の代表が出演し、生活の小沢代表が出演した。以下にその発言内容を示します。
司会者:野田首相の所信表明を聞いてどういう印象か?
小沢代表:きれいな言葉で、信念、理念は無くて、物足りない。
司会者 :自公は解散について述べているがどう思いか?
小沢代表:解散云々というのは自公が勝手に言っているもので、特例公債も消費税を前提にものはダメだ。選挙制度を変えると3年前に言ったことからやった方がいい。
司会者 :解散総選挙があるのか?年内総選挙があるのかどうか?
小沢代表:消費増税をやる前に無駄を省いて、増税はその後だ。野田さんが消費増税をやるなら本来、その前に総選挙を行い、国民の信を問うのが筋道。自公がこういうことを言うこと自体理解は出来ない。しかし、その信を問う時期に来ている。
司会者 :内閣不信任案が提出されたらどうするか?
小沢代表:自公の解散論というのは筋道がおかしい。まず、解散を約束しろというのもおかしい。野田内閣がこのままではいけない。不信任を前回も出したので、その意味では、もし不信任が出るような状況になれば、賛成することは当然である。
司会者 :生活は欠席、棄権するとかの推測もあるが?
小沢代表:そんなテクニカルのやり方で、こんな重要なことはやらない。どういうタイミングで、どういう理由 で、誰が出すかが重要で、ただ単に党利党略であってはいけない。
司会者 :野田首相は解散で無く、退陣との見方もあるが。
小沢代表:政権を投げ出したくないと見える。やめることは考えていないのではないか。
司会者 :第三極はどうなるか?
小沢代表:台頭することは十分ある。本来の民主党、今の体制を根本的に改める。今の民主党は自民党と似たりよったり。民主、自公に対する党が集まれば、そうなっていく。力を合わせて協力していかなければならないし、なっていくだろうと思う。石原新党は自民党と連携していくようだけど、我々と根本的にちがう。橋下市長は、脱官僚、統治の機構を変えていくという。その点においては協力していける。
司会者 :オリーブの木の構想はどうなるか?
小沢代表:具体的にはまだ連携していないが、ひとつの政党にすることは難しいので、俗にいう、オリーブの木のような形での傘のもとで調整していく必要がある。またそうなっていく。
司会者 :何を選挙の柱とするのか?
小沢代表:脱原発、消費増税反対、統治機構を変える、の3つだが、今、国民の皆さんは脱原発に関心があるのではないか。
上記の話は、生活、小沢氏をフォローしている人は、だいたい聞いた話しであるが、注目する点が2つほどある。まず一つは、小沢代表は不信任の理由、誰が出すかは問題であるが、そのような状況になれば賛同すると述べたことである。欠席や棄権はしないと述べた。これは自公にとっては注目する発言であったと思われる。NHKのニュースでも取り上げ注目していた。自公もいよいよ年内解散に持ち込めなければ打ち出すかもしれない。
もう一つは、個人的には日本維新が消費税増税を公約としたことから、生活との連携はないと見ていた。しかし、「国の統治の仕組みを変える」という点について、小沢氏は未だに連携はありうると秋波を送っていることである。この言い方は一貫としている。維新が石原元知事と連携するとなると、この連携はないと思うが。
この番組には新党大地・真民主の鈴木代表も出演したが、オリーブの木の構想について聞かれた。鈴木氏は小沢氏の裁判判決が11月12日(午前10時半)があり、それが終わったら本格的に動くのではないかと述べたことが注目される。12日の無罪判決が小沢氏反攻のキックオフとなることを期待したい。
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