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2012-11-04 17:03:15NEW Shimarnyのブログ
野田総理と輿石幹事長は、ハナっから「消費税増税法案成立」しても「環境整備完了」しても国民に嘘をつこうが国民を騙そうが国民から罵られようが解散する気などサラサラ無かったことが明らかになった。
これにより、野田内閣の年内解散には内閣不信任案可決が不可欠となった。
最終最後は国民のために訴えて国民のために動いた政党が勝つのである。
[4日 NHK]輿石幹事長“年内の解散難しいのでは”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121104/t10013235971000.html
NHKの「日曜討論」で、民主党の輿石幹事長は、衆議院の解散・総選挙について、「年内は難しいのではないか」と述べたのに対し、自民党の安倍総裁は、野田総理大臣に対し、年内の解散を重ねて求めたうえで、年内に投開票を行うためには今月22日までに解散する必要があるという認識を示しました。
この中で、民主党の輿石幹事長は、衆議院の解散・総選挙について、「われわれは、先月29日に臨時国会を召集し、今月いっぱいまで33日間の会期をセットした。そこまでは法案処理や課題に取り組む期間だ。解散は総理の専権事項だが、われわれは来月9日や16日に衆議院選挙の投開票が行われるという前提で臨時国会に臨んでいない。年内は日程的にも物理的にも難しいのではないか」と述べました。
また、輿石氏は、野田総理大臣が衆議院の解散時期を判断する政策課題の1つに挙げている赤字国債発行法案の取り扱いについて、「国民生活に直結する問題であり、成立しなければ地方の財政に大変迷惑をかけるので、まずは与野党を超えて最優先で成立に努力したい」と述べ、来週にも成立させたいという考えを示しました。
さらに、輿石氏は、野田総理大臣と自民党の安倍総裁らとの党首討論について、「堂々と国民の前で議論すればいい。来週か再来週にはできるはずだから、ぜひ開催すべきだ」と述べました。
自民党の安倍総裁は、赤字国債発行法案などの成立に積極的に取り組み、衆議院の年内解散に向けた環境整備を図るとしていることについて「野田総理大臣に日の光を当てて考えてもらおうということだ。野田総理大臣にとってみれば、総理大臣はうそつきではないことを証明する最後のチャンスであり、ぜひ生かしてもらいたい」と述べ、野田総理大臣に対し、年内解散に踏み切るよう重ねて求めました。
そのうえで、安倍総裁は「年内に投開票を行うのであれば来月16日が限度で、そのためには今月22日までに解散しないと投開票の準備が整わない。今週、野田総理大臣にそれなりの意思を示してもらう必要がある。常識的には、野田総理大臣から、もう1度『党首会談をやりましょう』と言ってくると思っており、党首会談に応じることはやぶさかではない」と述べました。
輿石幹事長が唯一の決め事「衆院解散はしないこと」の本音が出たのだろう。
消費税増税法案を成立させる前までは、輿石幹事長の決め事として「衆院解散はしないこと、党を割らないこと」の2つがあったが、マニフェスト違反という理由で小沢グループの離党という結果を生み1つを失った。
しかし、代表選を勝利して再選を果たした野田総理は、輿石幹事長が「衆院解散はしないこと」を徹底的に守り抜いたを評価して幹事長を再任したのである。
当然、輿石幹事長は何が何でも「衆院解散はしないこと」を守ろうとする。
その結果、確信犯的に野党からの批判覚悟位で下記の発言を述べたのである。
「われわれは、先月29日に臨時国会を召集し、今月いっぱいまで33日間の会期をセットした。そこまでは法案処理や課題に取り組む期間だ。解散は総理の専権事項だが、われわれは来月9日や16日に衆議院選挙の投開票が行われるという前提で臨時国会に臨んでいない。年内は日程的にも物理的にも難しいのではないか」
これは、会期は解散など全く考慮せず臨時国会の日程を組んだということである。
つまり、年内解散が日程的にも物理的にも難しい日程を組んだということである。
そして、おそらく唯一の決め事となった「衆院解散はしないこと」を守り通すために、輿石幹事長が全ての罪を被る覚悟で発言したことなのであろう。
しかし、輿石幹事長の唯一の決め事も再び小沢代表が獲ることになるのだろう。
[4日 NHK]小沢代表 不信任決議案提出なら賛成
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121104/k10013236031000.html
国民の生活が第一の小沢代表は、NHKの「日曜討論」で、「不信任決議案が出るような状況になれば賛成するのは当然のことだ」と述べ、今の国会で野田内閣に対する不信任決議案が提出された場合には賛成する考えを示しました。
この中で、小沢代表は、今の国会で野田内閣に対する不信任決議案が提出された場合の対応について、「私たちは前の国会でも不信任決議案を提出したので、決議案が出るような状況になれば賛成するのは当然のことだ」と述べました。
また、小沢氏は赤字国債発行法案への対応について、「今年度予算は消費税増税を前提としたものであるので、そういう類のものはだめだ」と述べ、現状では賛成できないという考えを示しました。
さらに小沢氏は、衆議院の選挙制度改革について、「私たちは『衆参両院の定数を減らす』と3年前の夏の衆議院選挙で訴えたのであり、選挙制度改革はそのことも含めてやるべきだ」と述べ、1票の格差の是正とともに、定数削減もあわせて行うべきだという考えを示しました。
前回は、野田総理が国民との約束を守らず民主主義を破壊する行為に小沢代表が異を唱えて、輿石幹事長の「党を割らないこと」が破られたのである。
今回も、野田総理が国民との約束を守らず民主主義を破壊する行為に小沢代表が異を唱えて、輿石幹事長の「衆院解散はしないこと」が破られるのである。
世間で、既存メディアが「輿石−小沢ライン復活」を捏造して触れ回っている。
しかし、本日「前の国会でも不信任決議案を提出したので、決議案が出るような状況になれば賛成する」と述べ、言いがかりに近い吹聴を否定したのである。
そして、小沢代表が貫くのは国民との約束を守ろうとする強い意思である。
国民との約束を破った消費税増税を前提としている特例公債法案は賛成しないとして、国民と約束した衆参両院の定数の削減はやるべきとしたのである。
つまり、全てが国民との約束を守ること、国民との信頼を築くことであるのだ。
この発言は、環境整備すれば解散するという野田総理の嘘を見抜いており、解散するなら何でもアリという自民・公明両党の手法を否定しているのである。
この発言は、国民との約束を破ったまま、消費税増税を前提として特例公債法案や来年度予算案まで進めようとする民主党の手法を否定しているのである。
そして、国民との約束を守らず国民に嘘をついた野田総理は、内閣不信任案の可決によって国会で裁かれるべき大罪を犯したということを意味するのである。
本日で、野田総理を年内解散に持ち込む手段は内閣不信任案しか無くなった。
民主主義の再構築には、国民との信頼を取り戻すため愚直に進むしかない。
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