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氏名番号
生年月日不詳の審査員にメスを入れていく前に、まず、選ばれた審査員・補充員はそれぞれ、一人ひとり番号(以下、氏名番号という)を持っているという話をしなくてはならない。この氏名番号は、日当と旅費を振込みするための振込口座を地方裁判所の会計システムに登録したときにシステムが自動採番する番号であり、審査補助員も例外ではない。このため、氏名番号により各人を明確に識別できるのである。下の(旅費)請求書の右に119644という番号が振られているが、これが氏名番号である。
一市民T氏らの開示申出書によって東京地裁から開示された請求書をもとにこの氏名番号を拾い出すと今のところ(これ以外にも審査員がいる可能性あり)以下のようになっている事が分かっている。
一回目審査員・補充員の氏名番号
・平成21年第4群:103608,103616, 103675, 104141, 104671, 104698,104701,109801
・平成22年第1群:111571,111601, 111651,11678,111686,111694,112712, 117927
二回目審査員・補充員の氏名番号
・平成22年第2群:119644,119661,119679,119687,119695,119806,119814,119822,119831,119849
・平成22年第3群:130281,130311,130320,130401,130338,130346,130362,130371,133566
ここで、各群の氏名番号を見ていくと群が新しくなる3ヶ月毎に8000番〜11,000番の違いがあり時間の経過とともに番号が大きくなっているのが分かる。地裁では連続で審査員・補充員の口座番号を登録していると思われるが、それでも連続番号にはなっていない。全国の地裁からオンラインで共通の会計システムに登録されてくるのでデータを入力している間に割り込まれているのだろう。1カ月にすると約3000番、1日で約150番のカウントアップである。
3人の不審人物(109801番・117927番・133566番)
このことから、番号によって逆に会計システムに登録された時期が分かるが、氏名番号をみると明らかに他の番号とは違った特異な番号を持った人物がいることが分かる。平成21年第4群の109801番、平成22年第1群の117927番、平成22年第3群の133566番の3名である。
選ばれた審査員・補充員は任期開始月の前月15日までに、口座振込申出書を返送するようになっており、この返送された口座振込申出書を地裁が会計システムに登録して番号が振られるが、この特異な番号を持つ21年第4群の審査員109801番と22年第1群の審査員117927番はそれぞれ約2ケ月の遅れ、22年第3群の補充員133566番は約1カ月遅れで、後から追加されていることが分かる。すなわち、この3人は通常の選定くじソフトで選ばれた審査員・補充員の規定のレールから外れているのである。
平成22年第3群の133566番は審査員ではなく補充員であるが、二回目の「起訴議決」の際に臨時の審査員として議決に参加している。まず、旅費の請求書から氏名番号をもとに二回目の審査状況をまとめた表があるので見てほしい。
「起訴議決」した9月14日の欄をみると、審査会には平成22年第2群の審査員5名と第3群の審査員4名と補充員3名が出席したことが分かる。ここで審査員130320番は出席時間数が3時間となっており、途中退席し、その後、補充員130371番が替わりに審査員として参加しているが、補充員133566番は最初から審査会議に参加しているので「起訴議決」をしたメンバーであることが分かる。
ちなみに森ゆうこ参議院議員の資料サイトに9月14日(2回目「起訴議決」)に参加した審査員・補充員の宣誓書が公開されているが、それを平成22年第3群の審査員・補充員別の宣誓書とで突き合わせてみると以下のようになり、議決メンバーは平成22年第2群の審査員5名と第3群の審査員3名と補充員3名の11人であったことが分かり、審査員130320番は議決に加わっていないことが分かる。
消えた宣誓書
ここで、気付いた方もおられると思うが、22年第3群は審査状況からみると、審査員4名と補充員5名の9名である。しかし、宣誓書は審査員と補充員各4名で8人分しかなく、第3群の宣誓書の日付は全て8月4日になっていて、8月24日付の宣誓書はない。本来ならDの5月25日の宣誓書のように133566番が初出席した8月24日の宣誓書があるはずで、それが「起訴議決」に参加した審査員の宣誓書として上がっているはずである。しかし、替わりに8月10日から出席していない130362番の宣誓書が「起訴議決」にかかわったものとして付けられているのである。
生年月日不詳の人物
133566番は8月24日の最初の出席日、いきなり臨時の審査員に選ばれており、補充員としての最初の儀式、オリエンテーションを受けていない。候補者の中から選ばれた正当な補充員であれば、事務局は裁判所へその日の説明役の判事の出席を要請し、当日は2時間のオリエンテーションを受けさせ、宣誓書を提出させていただろう。また、あらかじめ口座振込申出書を出させているのでDのように5月25日に遅れて参加した審査員であっても氏名番号は特異な番号にはなっていないはずである(平成22年第2群には特異な氏名番号を持つ人物はいない)。
これら正式な手続きを全て割愛し、会議に臨時審査員として出席させ「起訴議決」させているのであるから、この人物は事務局が選定くじソフトを使わずに審査会に送り込んだ人物であったと思われる。そのため、133566番の生年月日が分からず、10人の平均年齢で公表せざるを得なかったと思われるのである。
後から、事務局が一人、37歳を忘れていて平均年齢33.91歳(5月1日、8月1日基準)といったのは、
68歳=合計373歳(33.91歳×11人)−309歳(全て8月1日を基準とした10人の合計年齢)−4歳(第2群を5月1日の基準に戻したときの差)
で133566番が68歳の先導者役、検察OBであったのではないだろうか。
・解体新書−その1− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/243.html
・解体新書−その2− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/502.html
・解体新書−その3− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/578.html
・解体新書−その4− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/689.html
・解体新書−その5− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/723.html
・解体新書−その6− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/815.html
・解体新書−その7− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/919.html
・解体新書−その8− →http://www.asyura2.com/12/senkyo138/msg/168.html
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