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2012/11/2 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
橋下「維新の会」と石原新党の連携話がメタメタになってきた。原発にしろ、TPPにしろ、政策が根本から違うのだから当然なのだが、橋下市長の「たちあがれ」批判は日を追うごとにヒートアップ。一昨日「カラーが違う。世代が合わない」と断言したのに続き、昨日(1日)は「思考停止している。力は全く必要ない」と切り捨てた。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、「主導権をどっちが握るかという駆け引きでしょう。基本政策が違い過ぎるので、橋下氏はハードルを上げておこうとしている」と言っていた。ま、小ズルイ橋下のことだから、計算があるのだろう。
ただ、橋下が「たちあがれ」を毛嫌いするのも当然だ。メンバーがアナクロでロートル過ぎる。80歳の石原慎太郎を筆頭に、平沼赳夫(73)、園田博之(70)、藤井孝男(69)、片山虎之助(77)、中山恭子(72)。平均年齢は73・5歳だ。そのうえ、今月中に発足予定の「石原新党」に参加すると囁かれているメンメンには仰天する。“終わった”顔ぶればかりなのだ。
◆山崎拓の名前も浮上
「今回、自民党で公認されている人は行きませんよ。自民で出た方が勝てる確率が高いですからね。石原新党へ行く可能性があるのは、もっぱら落選中などで公認を取れなかった人。福岡の山崎拓(75)、東京の深谷隆司(77)、伊藤公介(71)などの名前を耳にします。伊藤氏は東京23区支部の公募にまで応募したのに落とされた。それで、公募で決まった自民候補への対抗意識がギラギラしています」(自民党関係者)
さらに、たちあがれに所属する中山恭子の夫・成彬(69)も宮崎1区でまだまだヤル気。西村真悟(64)も大阪17区で選挙準備を進めている。戸塚進也(72)が静岡3区での出馬を模索しているという。
現職では、無所属の中津川博郷(63)と減税日本の小林興起(68)が「石原新党」結成と同時に新加入するといわれている。こんな“老醜”新党では、タッグを組んだら、イメージダウンが確実だ。
橋下もまさか「石原新党」の顔ぶれがここまでヒドくなるとは思ってもいなかったのだろう。
「このまま橋下市長が『NO』と言い続けたら、慎太郎は『たちあがれ』のメンバーを捨てて、ひとりで維新へ行ってしまいかねません。究極は、自分が国政に戻れればいいんですから」(都政記者)
石原新党はほホントに結成されるのか……。
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