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2012年11月02日 世相を斬る あいば達也
朝日新聞も社説で書くことが底をついているのだろう「野田vs.安倍―党首討論で議論深めよ」等と云う社説を書いている。参考に添付するには及ばないゴミ社説なので割愛する。野田と安倍が、国民生活切り捨てのような政策しか持ち合わせていないのに、その二人が密度の濃い論戦を交わせと云うのだから笑止だ、出来るわけがない。酒酌み交わし密談なら出来るだろうが、国民の立場に立った政治など望むべくもない。そんな奴らをツマミに悪徳マスメディアが正論を吐く権利など、今や失墜している。
まぁ今さらマスメディアの劣化など語るだけ唇が寒くなるのでやめておくが、あの尼崎モンスター殺人鬼女の顔写真を、ほとんどのマスメディアが他人の顔写真を公器を通じて垂れ流すとは、何たるザマであるか、そのような横並び報道がなぜ起きるか?そう云う事でも社説にした方が意味深い。PC成りすまし誤認逮捕における、警察検察の体たらくと、司法の根本的システムの誤謬を語るくらいの矜持に至らないのか、不思議でたまらない。石原の無責任言動には触れもせず、なにが第三極か、聞いてあきれるばかりだ。本気で石原のカリスマが全国的に通用すると考えているのなら、ただの馬鹿である。
ところで、永田町の政局のことだが、無能にして無責任な野田政権が政治の中心にいられるのは、別に野党がだらしないからではない。単刀直入、日本の政治を停滞させ、財務省に取り込まれたタダの豚男を総理大臣の椅子に座らせている民主党議員の所為である。安倍・小沢・山口らの所為ではない。反野田でありながら、何が嬉しく、何が為せるのかも明示せず、グタグタと与党政権の議員数のカウントに貢献しているのだから、意味不明だ。民主党に残っている事で、次期総選挙が有利に働くとしても、民主党へのバッシングと云う評価を跳ね返すだけのメリットは絶対にない。彼らがその事を自覚しているのか、いないのか、今ひとつ不明だ。
筆者は、次期衆議院選は、民主党議員を落選させる為に行われる選挙と位置づけている。選挙の結果、しかるべき政権が突如現れるとも思っていない。所謂カオスな勢力が魑魅魍魎な駆け引きを行う永田町が出現するに違いないと思っている。中小零細政党の糾合離反が繰り返されるような気がしている。唯一、選択されるかもしれない政治グループは、小沢一郎が提唱する「国民連合・オリーブの木」なのだと思っている。
小沢の「国民連合・オリーブの木」の構想はウィングが広い。表現が適切かどうか別にして、誰でもいらっしゃい、と云う懐の深さを示している。石原のように、“みんなでやろうよ!小沢だけは嫌だ”と中途半端を言わない(笑)。みんなであれば、皆であり、但し書きがついた時点で男らしさはすっ飛ぶ。だいたいがだ、男らしさを標榜するのなら、皆でやろうなんて、口が裂けても言わんものだ。男子と云うもの、こうと思ったら、誰がついてこなくてもマイ・ウェーでなければ三島が泣く。ロッキーだって一人でリングに立つんだよ!おい!石原よ!
それはさておき、そうそう反野田のくせして、愚図愚図している連中の話だった(笑)。与党過半数割れまでマジック6だそうだ。反野田の顔ぶれを眺めれば、10人や20人簡単にマジックを消す議員が揃っている。色んな事情があるだろうが、一番は勇気がないことだ。次に政治家としてやりたい事が明確でなかったり、瑣末な政策に偏重した傾向を持つ。それと過去に民主党議員として行ってきた政治行動への整合性の辻褄が合わせられないのだろう。中には、連合等々の組織票なしには当選おぼつかなしと云う連中もいる。
しかし、有権者は、今度の衆議院選では“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”の心境で投票行動を起こすのは間違いがない。民主党に変わる政権与党を選択するとか、そういう次元の選挙にならない事を肝に命ずるべきである。如何にして民主党議員を落選させるかが興味の対象だと云う事実を忘れてはならない。それこそ、“目黒のさんま”ではないが、有耶無耶な最大公約的基本政策でも構わないのだ。船中八策なんてゴミダメ政策集でも、糞マスメディアは面白ければニュースにする。田原総一朗などは、今の永田町のカオスでは、石原が政権を狙えると言い出すのだから、原口だって川内だってサキヒトだって政権が取れるかもしれない(笑)。
まずは悪い事は言わない、民主党ではない政党から立候補しなさい。まさか自民党や公明党からに移るわけにもいかない。維新・社民・共産も無理。だったら、新党立ち上げりゃ良いのよ。逆にそれしか道は残されていないのだろう。それなりの意地もあって「国民の生活が第一」への入党は憚られるであろうことを忖度し、小沢がわざわざ君たちの新党が立ち上げやすいように「国民連合・オリーブの木」と云う漠然たる広さの連合構想を用意してくれた恩に気づかないようなら馬鹿である。政治家やめて、只の市民になりなさい。
勿論、新党を立ち上げるなら、下品であろうがなかろうが、政党助成金の成立要件を満たし、12月の中旬までには態度をあきらかにしなければならない。筆者は、多分そのような動きに出る反野田勢力が二つ三つ誕生するのではないかと推測している。逆にいえば、筆者のようなボンクラが他人事として考えても、その方が理に適っていると云う事は、張本人達はとっくの昔に考えているのだろう。多分、この臨時国会終盤以降、そう云う動きの報道が流されることになるだろう。
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