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2012年11月02日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆橋下徹代表の日本維新の会、石原慎太郎代表の新党、渡辺喜美代表の「みんなの党」、河村たかし代表の減税日本、鈴木宗男代表の新党大地・真民主、そして最も忘れてはならない小沢一郎代表率いる「国民の生活が第一」が結集し、大同団結、連合して形成しようとしているのは、自民党、民主党の2大既成政党に対する「第3極」ではない。
マスメディアの世論調査の結果が示しているように、民主党の衆院議員現職247人(このうち2人が離党届提出済み)は、次期総選挙により、50人から80人に激減、最悪の場合40人止まりになると予測されている。
つまり、民主党は、2大政党の座から滑り落ちてしまい、いま「第3極」と言われている政治勢力が、民主党にとって代わり、「新2大政党」時代を築いていくということである。大宇宙では、暗黒の星雲のなかから、チリのような小さな星が集まり、まるで胎児が生まれ、育って、新しい星として誕生していく。人間の政界でも、同様である。
マスメディアのなかで、TVTOKYOdigitalが10月29日、「世論調査 内閣支持率 20%に急落 『投票したい』自民がトップ」というタイトルをつけて、以下のように報じている。
「テレビ東京と日本経済新聞が週末に行った世論調査で、野田内閣の支持率は20%と先月の33%から大きく下落しました。この調査は、全国の20歳以上の人に対して無作為に電話をかけて行い、931人から有効回答を得ました。次の衆議院選挙で投票したい政党については自民党が27%でトップ、また日本維新の会が1ポイント上昇し13%と民主党を上回りました。民主党は3ポイント低下し11%にとどまりました」
◆民主党は、本当に溶解の勢いが止まらず、離党決意組が35人はいる。輿石東幹事長も、このままでは民主党は、崩壊してしまうと危機感を募らせている。これを食い止める唯一の手立ては、党の政治資金のなかから、離党決意組に手当たり次第、カネを配って、逃亡を防止するしかない。だが、大半は、年末に配られる「モチ代」、年始の「お年玉」をもらってから逃げようと決め込んでいるという。民主党への忠誠心は、まったくない。
そして、「カネの切れ目が縁(円?)の切れ目」となる。それでも、逃げてから行くアテのない者は、「集団自決」するしかないのである。
◆「新2大政党」は、結局のところ、米国CIA対日工作者が大喜びする「保守2大政党」になる。自民党は、世襲議員が60%を占めていて、新規参入が難しいのに対して、新2極の保守党には、まったくの新人が入りやすいという違いがある。それに「権力機構の改編」に意欲的か、そうでないかという差がある。やはり、「権腐十年」という言葉があるように、1党独裁が続けば、権力は腐敗する。権力交代により、政界浄化は必要である。
1955年11月の自由党と民主党による保守合同から38年長期単独政権を続けた自民党は、複数派閥(たとえば三角大福中の5派閥)のなかで、政権をたらい回しすることにより、1党独裁が培養する腐敗をその都度浄化してきた。
この意味で、「新2極政党」による「2大保守政党」時代は、「左翼・新左翼勢力」を排除して、比較的安定した世の中を築いていくかも知れない。
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