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2012.11.01 ZAKZAK
石原慎太郎前東京都知事の呼びかける「第3極連合」が危機的状況に立たされている。石原氏は小異を捨てて「官僚支配打破」という大同への結集を呼びかけているが、「日本維新の会(維新)」代表である橋下徹大阪市長は、石原新党の母体となる、たちあがれ日本に「カラーが合わない」などと拒絶反応を示したのだ。政策や世代の違いで、第3極連合は空中分解するのか。
「石原氏個人とは一緒にやりたい」「(たちあがれ日本とは)世代間のギャップを感じる。カラーが合わない。『真正保守』にこだわられるのであれば、そういうグループでされた方がいい」
橋下氏は10月31日、市役所内で記者団にこう語った。石原氏の辞任会見以来、順調に進むかと思われた第3極だが、一気に暗雲が立ち込めた。
確かに、たちあがれ所属国会議員5人の平均年齢は72・2歳で、橋下氏は43歳。ただ、石原氏はたちあがれの5人より年長の80歳だ。
たちあがれ幹部は「われわれよりも高齢の石原氏はどうなるのか。『カラー』を言うが、まだ橋下氏と会ったこともないのに」と苦言を呈した。
暴露合戦も始まった。たちあがれの藤井孝男参院代表が同日の記者会見で、「橋下氏から共同代表として連携する案を示された」などと披露したことを受け、橋下氏は「僕から持ちかけた事実はない」「協議前にペラペラ話す方と信頼関係は築けない」と不快感を示した。
維新幹事長の松井一郎大阪府知事も同日の会見で、「石原氏は橋下氏と会談した際、維新が掲げる『2030年代に原発ゼロ』に賛同した」「石原氏とたちあがれは政策的に一致していない」などと語った。
松井氏は、たちあがれとの政策協議には応じる構えだが、「小異を捨てて大同につくというが、エネルギーや地方分権は(維新にとって)小異ではない」と言及した。
一体、第3極連合はどうなるのか。
政治評論家の浅川博忠氏は「石原氏と橋下氏の個人的関係は良好だが、両党の国会議員が絡んできて、話がおかしくなっている。たちあがれの5人はベテランでプライドが高く、橋下氏や維新議員に対して、じくじたる思いがある。石原新党と維新は連携しないと次期衆院選に勝てないが、このまま不信感が高まると、第3極は終わるだろう」と語っている。
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