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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121029-00000006-sasahi-pol
週刊朝日 2012年11月9日号
石原慎太郎氏(80)が10月25日、東京都知事を辞職して新党を結成し、「日本維新の会」と連携するといきなりぶち上げた。しかし、翌日には早くも、新党の母体となるはずの「たちあがれ日本」との不協和音などが露呈した。
そもそも、ロクな根回しもしないまま、このタイミングで石原氏が都知事の仕事を投げ出し、新党設立へ急ハンドルを切ったのはなぜなのか。石原氏と旧知の自民党都議はこう明かす。
「慎太郎さんは、自民党都議団に嫌気がさして辞めたんでしょう。実は東京の自民党のボスは今でも、前都議で自民党東京都連幹部のAさんなんです。都連会長の伸晃さん(55)が『バッジをつけていない人がデカい顔をしている』とAさんを役職から外そうとし、それ以降、慎太郎さんと自民党都議団との関係も悪化しました。そのため9月の総裁選で自民党都議団は伸晃さんを応援しなかった。あのプライドの高い慎太郎さんが、Aさんに詫びを入れましたが、そのかいもありませんでした。息子を首相にするという夢が消え、尖閣諸島問題でも国に先を越され、プッツンしたんだと思います」
都知事として最後となった26日の会見でも、石原氏は都政のことには一言も触れないまま、「用事があるから失敬する」と席を立った。そして、都内で行われた映画の舞台挨拶にサプライズで登場し、こう語った。
「(国政が)終わったら映画を撮ります。90歳を過ぎても絶対にやる」
案外、映画撮影が先になるかもしれない。
◇
電撃辞任でどうなる「五輪」「尖閣」「築地」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121029-00000004-sasahi-pol
週刊朝日 2012年11月9日号
10月25日にいきなり辞職を発表した石原慎太郎前東京都知事(80)。突然の「投げだし」で、さまざまなプロジェクトの前途に暗雲が立ち込めている。
2016年の夏季五輪招致では、費用150億円のうち100億円を都税で負担したが、リオデジャネイロに敗れた。その後、「たいまつの火は消さないほうがいい」とリトライ。五輪は都知事としての宿願、と思えた。
辞職会見では、「東京を放り出すのか」と問われ、「東京のために国政でいいことをやらなくちゃいけない。そういう質問が出てくること自体が心外だな」と反論したが、次の知事がストップをかければ、ハイそれまでよ。結果的に「投げ出し」とみなされても仕方ないだろう。
4月から募り始めた「尖閣購入費」の寄付金14億7千万円も、石原氏は基金を作って管理すると言っていたが、中ぶらりんのままだ。
築地市場の移転問題もある。移転先の「豊洲新市場」の土壌からは、発がん性物質のベンゼンが環境基準の最大4万3千倍検出された。都は移転準備を進めているが、反対も根強い。石原都政4期を見続けたある都議は言う。
「五輪にしろ巨大な新市場計画にしろ、単に派手なことをやりたかっただけとしか思えない。4期日は議会でも覇気がなくて、都政に飽きてしまったように見えた。都民こそいい迷惑。振り回されただけですよ」
立つ知事跡を濁さず、とはいかなかった。
◇
石原慎太郎氏の新党結成でも長男と三男は「自民に残る」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121029-00000005-sasahi-pol
週刊朝日 2012年11月9日号
ご老体に鞭打って勇ましく立ち上がった石原慎太郎氏。ならば当然、寵愛を受けてきた長男・伸晃(55)、三男・宏高(48)両氏も「父上様とともに!」と新党に馳せ参じるのがわかりやすいストーリーだ。しかし、現実はそう単純ではないらしい。
「伸晃さんは9月の自民党総裁選後も、『ずっと自民党にいる』と明言しています。お父さんの“賞味期限”は長くても4年で、新党に移っても将来の展望はありません。総裁選では惨敗しましたが、自民党にいたほうがまだ目があることは自覚している」(永田町関係者)
そもそも伸晃氏自身、父親の「決断」について、直前まで知らされていなかったフシもある。
「辞職会見の2日前に伸晃さんと飲んだとき、議員仲間が『いずれ、親父さん、新党を立ち上げるんだろうね』と水を向けたけど、伸晃さんは『そうだろうな』と言っただけで、深刻な感じはなかったですから」(自民党中堅議員)
2009年の衆院選で東京3区から立候補し、民主党候補に敗れて比例復活も果たせなかった宏高氏の事情はさらに複雑だ。
「自民党に残ると言っているが、選挙に弱いため、周囲は新党の推薦を欲しがっている。父親の庇護を受けすぎてもダメだが、孤軍奮閲ではもっとダメという状況。そもそも石原家三男ということ自体、忘れられかけている」(政治部記者)
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