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http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/10/29/kiji/K20121029004433260.html
2012年10月29日 06:00 スポニチ
みんなの党の渡辺喜美代表は28日のフジテレビ番組で、東京都の石原慎太郎知事が呼びかけた第三極勢力の「大連合」を前向きに検討する考えを示した。石原氏とは掲げる政策に大きな隔たりがあり、26日には「消費増税をそのまま容認するということであれば、話にならない」などと、合流に慎重な姿勢を示したばかり。わずか2日での“変心”に、「単なる選挙目当ての数合わせ」の声も上がった。
渡辺氏は番組で“石原新党”との連携について「基本政策や理念が一致すればいい。(石原氏が掲げる)中央集権体制の打破は、私たちが言ってきたことと全く同じ。覚悟のほどはぜひ聞いてみたい」と、会談に前向きな姿勢を示した。
「われわれはぶれない、曲げない、崩れないという不撓(ふとう)不屈の精神を持っているが全く妥協しないという意味ではない。(小異を捨てるのは)当然だ」と述べ、政策面での妥協の可能性も示唆した。
石原新党の母体となる「たちあがれ日本」の園田博之幹事長は「違いを乗り越えて衆院選を戦わないと政界再編はできない」と歓迎。橋下徹大阪市長率いる「日本維新の会」の松野頼久副代表は「中央集権打破で一致すれば、方向性を見いだせる」と訴えた。
渡辺氏は「反増税、原発ゼロ」を掲げており「消費増税容認、原発維持」を掲げる石原氏とは政策面で大きく食い違う。石原氏が新党結成と国政進出を発表した25日には、第三極結集を訴える石原氏に対し「原発と増税容認なら民主、自民、公明の補完勢力だ」とけん制したばかりだった。
みんなの党は、アジェンダ(政策課題)の最初に「増税の前にやるべきことがある」と掲げており、渡辺氏にとって譲れない一線。「原発とか、消費税はある意味ささいな問題」と大同団結を訴える石原氏と合流すれば「ぶれている」との見方が上がるのは必至。民主党の安住淳、自民党の菅義偉両幹事長代行はともに「単なる選挙目当ての数合わせはしてほしくない」と疑問を呈した。
日大法学部教授(政治学)の岩渕美克氏は「渡辺氏は、自分たちだけが仲間はずれになり、没していくことを一番恐れている。来るべき自公政権で発言権を握るための連携というのは分かるが、掲げてきた政策が保てなければ、国民に“結局選挙か”と見られても仕方ない」と指摘した。
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