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以下NHK ONLINEより
■鹿児島3区補選 宮路氏(自・元)が当確
野田政権の発足後、初めての国政選挙となる衆議院鹿児島3区の補欠選挙は28日に投票が行われ、自民党の元衆議院議員で公明党が推薦する、宮路和明氏の7回目の当選が確実になりました。
宮路氏は71歳。
平成2年の衆議院選挙で初当選して以来6回当選し、この間、厚生労働副大臣などを務めました。
今回の補欠選挙は、松下前郵政民営化・金融担当大臣の死去に伴って行われ、去年9月の野田政権の発足後、初めての国政選挙となりました。
臨時国会の召集を控え、衆議院の解散・総選挙を巡る駆け引きが活発化するなか、自民党は、与野党の対決となった今回の補欠選挙を政権奪還に向けた前哨戦と位置づけ、安倍総裁や石破幹事長らが相次いで応援に入って総力戦を繰り広げました。
そして宮路氏は、自民党や公明党の支持層を固め、7回目の当選を確実にしました。
■富山県知事選 現職・石井氏の当選確実
任期満了に伴う富山県知事選挙は、28日に投票が行われ、無所属の現職で、自民党、国民の生活が第一、公明党、みんなの党、国民新党、それに民主党富山県連が推薦する石井隆一氏の3回目の当選が確実になりました。
石井氏は富山市出身の66歳。
総務省の自治税務局長や消防庁長官などを経て、平成16年の富山県知事選挙で初当選しました。
今回の選挙戦で石井氏は、推薦を受けた政党などの支援を受けて選挙戦を展開し、これまでの2期8年の実績を強調するとともに、平成26年度末に予定されている北陸新幹線の開業を見据え、地域経済の活性化などを訴えました。
そして幅広く支持を集め、3回目の当選を確実にしました。
石井氏は、「2年余りあとに開通が迫った北陸新幹線をはじめ、富山県の陸・海・空のインフラ整備は、大きく前進した。富山県がもっともっと元気になるよう、また県民が未来に希望を持って幸せな人生を送れるよう、そのための基盤づくり、条件づくりに、全身全霊をかけて取り組みたい」と述べました。
■岡山県知事選 伊原木氏の当選確実
新人4人の争いとなった岡山県知事選挙は28日に投票が行われ、無所属の新人で自民党、公明党、たちあがれ日本が推薦する伊原木隆太氏の初めての当選が確実になりました。
伊原木氏は、岡山市出身の46歳。
岡山市に本店を置く老舗デパート、「天満屋」の社長を14年間にわたって務めました。
4期16年務めた石井正弘知事が引退を表明し、新人どうしの争いとなった今回の選挙で、伊原木氏は、自民党、公明党、たちあがれ日本から推薦を受けたほか、数多くの企業や経済団体などからも支援を受け、選挙戦を展開しました。
そして、経営者としての経験を県政運営に生かすとアピールするとともに、産業の振興や教育の充実などに取り組みたいと訴え、推薦を受けた自民党や公明党などの支持層を固めるとともに、いわゆる無党派層からも支持を集め、初めての当選を確実にしました。
伊原木氏は「立候補を決意してから県内各地を回り、多くの方から励ましのことばをかけていただきました。知事の仕事をさせていただけることになり、こんなにうれしいことはありません。私を支えてくれた皆様に必ず仕事を通じて恩返しします。働きがいがあり、住みやすく、子どもたちのために夢のある岡山にしたいと思っています」と述べました。
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