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2012/10/28 23:24 かっちの言い分
私の最も嫌いな政治家の一人が石原都知事である。私がかつて30年間近く住んでいた東京都の知事を辞めることは、都民にとって幸福である。東京は都税による財源は豊富で、へまな政策を行っても財政が破たんすることはない。それをいいことに、都の福祉施設の運営費を削減して、新銀行東京で巨額の赤字を作っても、こういう時だけは蚊帳の外にいて実にうまい逃げ方をする。前回の東京オリンピック誘致には約100億円を使った。それも大部分を電通に依頼した。誘致が成功したとき、都内の各自治体で花火を上げることになっていたが、その費用はムダになった。
そんな都知事が国政には絶対に出ないと言っていたが、『小沢新党を起ち上げるとの連携は死んでも嫌』と言っていた生活の結党大会に合わせて、新党起ち上げの会見を行った。この時、今回新党を立ち上げた理由は、「脱原発」や「反消費税」のようなちっぽけなものではないと言った。今度の選挙の最大争点を大したことではないと言う。俺たちが起ち上げようとしているのはもっと高邁な理由という。その理由の中に官僚機構を変えると述べた。
しかし、今までこの人物から政治機構を変える、変えたいなどと聞いたことがない。脱原発、消費税増税が争点でないというのなら、それはそれでいい。この男は、前原氏が口先番長なら、口先老人と言ったところだ。3.11の大震災で1万人以上が死んだ中、この震災を「天罰」と言った。鉢呂元大臣が「放射能付けた」、「ゴーストタウンのようだ」と言っただけで、マスコミが総出で叩いて辞任に追い込んだ。この程度でマスコミが騒ぐのなら、とっくの昔に石原氏は辞めていなくてはならないが、何故かマスコミは寛容である。この背景にはマスコミと何らかの関係があるように思える。そう考えないと訳がわからない。
なぜなら、尖閣問題で火を付けて中国と政治、経済も冷え込ませる原因を作ったにもかかわらず、マスコミは寛容である。小沢氏が、正当な理由で代表選挙に立候補しただけで、朝日新聞などは「開いた口が塞がらない」などと一斉に各社が非難した。維新の結党大会で3000人強の大会の内容は報道し、生活の動画は岩上氏のIWJのネット報道だけであった。
それにしても、維新の橋下代表が、石原氏と考え方が同じだと言って連合する方向のようである。どこが同じ考えか全くわからない。またみんなの党の渡辺代表も「小異を捨てて大同に付く」と述べている。これも全く分からない。小異と言うが、脱原発、消費税は小さい課題なのか。最もわからないのは、減税日本の河村氏が石原氏の党とも連合して、以下のように「一つの党」でと述べたそうである。
河村名古屋市長:「第三極、一つの党で」
http://mainichi.jp/select/news/20121028k0000m010158000c.html
減税日本の理念は、消費税なんて大したことではないと述べた石原氏とは両極だと思うのだが、一つの党でと述べたと言う。気が狂ったとしか言いようがない。減税もこれで支援者に見放されるであろう。維新という幻想に目が眩んだようだ。小沢氏は、今まで維新の橋下氏にエールを送っていたが、橋下氏が石原新党と組むと言った時点で見切ったと思われる。この状況をよく表しているのが、生活の三宅議員の以下のツイートである。
三宅雪子@miyake_yukiko35
政局が混乱し、どことこが連携するとか、にぎやかな報道だ。単純に考えるべきだと思う。脱原発、消費増税反対、TPP反対、この3つの政策であうかあわないかである。特に脱原発に対する本気度。みどりの風さん、社民党さん、ほかの政党さんも同じ思いだと思う。個人的には減税日本の動きは残念
維新という混沌とした幻想の党に群がるのは、自分の保身の為だけである。そんな政党が上手くいくはずがない。直ぐに分裂する。生活は自分を支援者を信じ、愚直に闘うしかない。良識のある国民は必ず支援する。
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