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2012/10/26 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
石原慎太郎(80)が都知事を辞職し、新党を結成するというので大マスコミは大騒ぎだ。号外を配った新聞まであったが、石原新党なんて、地味な都政に飽きたワガママ老人が見つけた新しいオモチャみたいなもんだ。石原の世迷い言などマトモに議論する話じゃない。
きのう(25日)辞任表明した石原は、その足で都議会議長に辞表を提出。知事辞職を正式承認する臨時議会は、10月31日に開かれる方向で調整されている。新党は11月上旬にも結成され、平沼代表ら「たちあがれ日本」の衆参国会議員5人全員が参加する。石原本人は次期衆院選で比例東京ブロックから出馬するつもりだ。
このタイミングで石原が新党へ舵を切ったのはなぜか。
「もともと4期目などヤル気が全くなかったほど都政に関心がなく、最近は週1日程度しか登庁していませんでした。9月の自民党総裁選までは、長男の伸晃さんが総裁になる可能性があったので控えていましたが、敗北したことで吹っ切れた」(都政関係者)
こんな身勝手な都合で、任期途中の知事職をブン投げた男に、国政などやらせてはいけないし、やる資格もない。
だいたい石原は、スタンドプレーで「尖閣諸島を買う」とブチ上げ、日中関係をズタズタにした張本人だ。中国では反日デモで駐在員が危険な目に遭わされ、日本製品は売れなくなった。来日する中国人観光客も激減。「経済は5年は冷え込む」と関係者は悲鳴を上げている。ところが石原は全く意に介さない。それどころか、日本中に迷惑をかけておきながら、国政に戻ることを「最後のご奉公」と言う無神経さだ。国会議員になって再び尖閣問題に関わり、中国を叩きのめそうとでも思っているのか。自分の力に対する誇大妄想。だから老害なのである。
ジャーナリストの斎藤貴男氏も憤慨してこう言う。
「新党結成の会見は、脈絡のないことを延々としゃべって、中身はイチャモンと自慢話ばかり。『ああ、この人はお年を召されすぎて判断能力を失っている』と確信しました。人生の晩年に至って、ただ『やりたい』という欲だけになっている。尖閣問題で日中関係がこじれたのは、実際に日本が実効支配しているものを、石原氏が後先の合理的計算なく挑発した結果です。『この人は本気で中国と戦争をやりたいんだな』と思いました。判断能力のない人を差別してはいけませんが、そういう人に政治を任せてはいけないし、権力を与えてはいけない。これ以上、この国をメチャクチャにしないで欲しい」
それなのに、大マスコミが石原をもてはやすから、うぬぼれた老人は勘違いし、暴走するのだ。視聴率しか頭にない民放やワイドショーだけでなく、きのうはNHKまでもが20分間も使って「石原新党」のニュースを延々と報じていた。災害のNHKなのに「宮城で震度5」の地震ニュースが後回しだったのだから驚く。そのうえ政治部の記者が出てきて、「今後の第三極の連携は?」なんてやっていたから救い難い。
国益を失わせ、改憲で戦争のできる国にしようと躍起の恐ろしい爺さんのことを大宣伝するなんて、この国の大マスコミは狂気の沙汰である。
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