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2012/10/25 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
内閣支持率がどんなに低下しても解散も総辞職もしないで何の仕事もせず政権にしがみつくだけの野田ペテン無能政権の亡国の有り様
世論に真っ向勝負でも挑んでいるのか。朝日の最新世論調査で、野田内閣の支持率は過去最低の18%を記録した。とうとう1割台に突入で、年内解散を求める声も5割近くに達している。国民の大多数が「オンボロ内閣は潔く解散して、サッサと国民の信を問え」と訴えているのだが、野田はどこ吹く風だ。ひたすら解散・総選挙から逃げ続け、今日も総理のイスにしがみついている。
野田が国民生活のために大きな仕事を成し遂げようとしているのなら、まだ理解できる。しかし、この男は何もしちゃいないのだ。
ここ3週間の首相動静を見ると、平日は決まって毎朝9時半前後に公邸を出て、官邸に入る。官邸に顔を出しても何をするわけではない。閣僚や党執行部の面々と形ばかりの会談をするだけだ。たまに海外要人の表敬を受けたり、自衛隊の観艦式に出かけたりするが、テキトーに公務をこなしているに過ぎない。
そんなこんなで時間を潰して日が暮れると、遅くとも午後7時過ぎ、早い時には午後5時を回れば、サッサと仕事を切り上げる。きのう(24日)も午後6時前には公邸に帰っていた。首相らしい仕事と呼べるのは、自分が任命して、すぐ醜聞が発覚。“辞任”させた田中前法相の後任に、これまた“前科1犯”みたいなブン投げ法相、滝実を再登板させたくらいだ。
◆暇を持て余す「官邸の5時まで男」
「官邸内でも、野田首相の“側近中の側近”を自称、首相補佐官だった手塚仁雄衆院議員が官邸を去り、もはや話し相手すらいません。後任の補佐官は、財務官僚出身の北神圭朗、大串博志・両衆院議員に加えて、前財務政務官の三谷光男衆院議員……。あからさまな財務省シフトで、野田首相は完全に財務省に取り込まれ、手も足も出ない状態です」(官邸事情通)
財務省の操り人形と化した「官邸の5時まで男」。それが今の野田なのである。こりゃあ、ヒドイ。片田舎の役場の職員の方が、よっぽど忙しい日々を送っているのではないか。
◆蛇蝎のごとく嫌われた政権を救うメディアと野党
暇を持て余す野田に加えて民主党政権の面々にも、国民はもうウンザリだが、テレビは毎週、政治番組のゲストとして岡田副総理や安住幹事長代行、前原国家戦略相など、民主党の無能カラ威張り政治家を招いて、わざわざ彼らの言い分を「宣伝」してやっている。
当然、彼らには解散権はないのに「“近いうち”とは年内解散だ」(前原国家戦略相)、「その発言は個人的な意見だ」(安住幹事長代行)と言い合っている。これぞ、茶番以外の何モノでもないのだが、大新聞もコイツらの発言をマジメに後追い報道し、ああでもない、こうでもないと書き立てている。城島財務相や輿石幹事長らの解散政局をめぐる言動も紹介し、こちらもオンボロ政権の解散逃れの言い分を無批判にタレ流している。
国民を裏切り続けた民主党のイカサマ師たちの主張に、どれだけのニュース価値があるのか。ニュースに取り上げるのもバカバカしいし、国民はアイツらの顔なんて見たくもない。ところが、今の大新聞テレビは御用マスコミよろしく、レームダック政権の宣伝機関と化している。バカバカしいったら、ありゃしない。
政治評論家の森田実氏はこう憤慨する。
「ハッキリ言って、国民はもう野田内閣のメンバーの顔なんて見たくない。それこそ、蛇蝎のごとく嫌っている国民が大半です。それなのに、メディアがいまだに大臣をありがたがって出演させる不見識。前原大臣のような“口先男”に好き放題を語らせる無定見。公共の電波を使って何をやっているのか。国民は野田内閣を見放し、政権メンバーの発言に耳を貸すことはありません。彼らが御用マスコミを使って、国民をけむに巻こうとしても無意味です」
大新聞TVが政局、政治報道をすればするほど、国民はシラける。それが現状なのである。
◆死に体政府がのさばる絶望的政治状況
それでも野田インチキ政権がのさばっていられるのは、野党の自民・公明がてんでダラシがないからだ。平気でウソをつくペテン師・野田との3党党首会談=密室談合協議にこだわり、結局、また解散の確約を取れず、右往左往。イタズラに時間を浪費し、結果的に野田の延命に手を貸している野党はアホの極みだ。
29日からの臨時国会では、違法献金とヤクザ交際のダブルパンチで辞任した田中前法相をネタに、自民党は「野田首相の任命責任は極めて重大だ」(石破幹事長)と攻め立てる気らしいが、ハッキリ言って、国民は全く期待していない。臨時国会なんて開くだけムダというものだ。
何せ、彼らはついこの間、国民を裏切る消費税法案で手を握った“共犯者”なのである。
法大教授の五十嵐仁氏(政治学)も、こう言った。
「自公両党には、消費増税の密室談合で野田政権の延命を許した前科があります。この延長線上で、特例公債法案でも懲りずに国会審議を飛び越えて談合しようと動いた。政権を倒すのか、協力するのか、どっちつかず。こんな腰の定まらない野党が今さら強硬路線に転じて、『解散に追い込む』と言ったところで、どこまで本気なのか。世論だって冷ややかに見ていますよ。もはや野田政権はボロボロで死に体同然なのに、野党がフラフラしていて、解散に追い込めない。国民にすれば、ダラシない野党も同罪。絶望的な政治状況です」
かくして世論に挑戦する狂気の政府がのさばり、ムダな時間だけが過ぎていく。すべてが茶番の政治ショーの裏側と真相は、とっくに国民に見透かされているのである。
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