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消費税増税容認論に対する分かり易い反論が必要 (植草一秀の『知られざる真実』) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/729.html
投稿者 笑坊 日時 2012 年 10 月 26 日 18:07:10: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-4bdd.html
2012年10月26日 植草一秀の『知られざる真実』

10月25日、「国民の生活が第一」の結党パーティーが開催された。

会場は4000人以上の市民が参加者で埋め尽くされた。

次期総選挙立候補内定者53名が紹介され、政権奪還に向けての結束が確認された。

「日本維新の会」発足記念パーティーを上回る規模のパーティーで、メディアが大報道すべき内容だったが、御用メディアはまったく報道しない。

日本政治の断面がくっきりと浮かび上がる結果になっている。

本当のことを指摘しよう。

次の総選挙での最大の台風の目は「国民の生活が第一」だということだ。

これだけメディアが国民生活報道封じを行っているにもかかわらず、パーティーには4000人以上の市民が参加した。

「国民の生活が第一」に対する市民の期待は極めて高い。

次の総選挙で台風の目になるのは「国民の生活が第一」である。

このことを既得権益は恐れている。

だからいま、既得権益は「国民の生活が第一」をメディアで取り上げることを完全に封殺している。

その根幹の理由が昨日のパーティーでもはっきりと示された。

消費増税を白紙撤回させること。

期限を定めて脱原発を断行すること。

「国民の生活が第一」はこの二点を明確にして次期総選挙に臨む。


日本の主権者は国民である。

国民が消費税増税白紙撤回と脱原発を決断すれば、これを国の方針として決定することができる。

各種調査を見ても、日本の主権者国民が消費税増税を白紙に戻し、脱原発を決断することについて、賛成の比率は50%を超える。

つまり、次期総選挙の争点が明確に「脱原発・反消費増税」となる場合、これに賛成する国民が過半数を超え、この政策を提唱する政治勢力が政権を担う可能性は十分にあるのだ。

現状でこの方針を明確に掲げている政党のうち、最大の勢力が「国民の生活が第一」である。

これに対して、日本の既得権益、私流の表現をすれば「米・官・業・政・電」の五者=ペンタゴンは、「脱原発・反消費増税」を絶対に阻止しようと考えている。

この目的を考えたとき、何よりも邪魔な存在は「国民の生活が第一」である。

そこで、「生活隠し」と呼ばれる申し合わせが行われているのだ。


昨日のパーティーで小沢一郎代表が改めてこの方針を明言した。

消費税増税を白紙に戻す。

そして、

10年後の脱原発を実現する。

「国民の生活が第一」はこの二点を責任ある公約として総選挙を戦う。

判断を下すのは主権者である国民である。


消費税増税について、街頭で見られる反論がある。

日本の財政は深刻な状況にあり、欧州諸国の消費税率の高さを踏まえても、ある程度の消費税増税は必要であるとの意見を提示する国民が相当数存在する。

次期総選挙に向けて、この声に対する説明をしっかりと示してゆかねばならない。

上記の反論が示されるのは、財務省による広報宣伝活動が一定の効果をあげているからである。

日本の政府債務規模は世界最大。

欧州では政府債務危機が表面化して、一部の国が極めて重大な困難に直面している。

日本が増税に進まなければ、日本のいつ欧州危機のような事態に陥るかわからない。

このような説明を聞いて、増税やむなしと考える国民が増えているのは事実だ。

この考えに傾く国民に、真実の情報、正しい考え方を理解してもらわねばならない。


それは以下の点だ。

第一に、日本の政府債務規模。

政府の債務規模は約1000兆円ある。GDP比約200%だ。これだけを見れば世界最高水準だ。

しかし、政府の保有資産も実は約1000兆円ある。これを差し引くと、「純」債務はゼロだ。統計基準が同一でないので国際比較は容易でないが、米国財務省が発表している米国連邦政府の「純」債務は2011年9月末時点で1153兆円だ。

政府債務危機に極めて近いのは日本でなく米国だ。日本が危機に直面しているというのはうそである。

第二に、日本の財政収支が急激に悪化したのは2008年以降の大不況によるもの。不況で税収が減り財政収支が悪化した。

このような局面で緊縮財政に突き進むのは経済政策対応として間違っている。このことは過去20年間の歴史の事実が証明している。

第三に、財政再建を実行するに際しては、「シロアリを退治してから国民に負担増を求める」のが鉄則だ。これを強く主張したのが野田佳彦氏であるという事実を忘れてはならない。

増税を推進する財務省が「わが身を切る改革」に何も手をつけないのではお話にならない。

この三つを丁寧に説明する必要がある。

 

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コメント
 
01. 2012年10月26日 18:13:59 : dzMx8lVNks
ニコニコ生放送

2012/10/26(金) 開場17:50 開演 18:00 番組ID:lv111774089

国民の生活が第一 小沢一郎代​表に全て聞きます〜主な政策と​政権奪還の戦略〜

http://live.nicovideo.jp/watch/lv111774089


10月26日(金)の18時から
「国民の生活が第一 小沢一郎代表に全て聞きます〜主な政策と政権奪還の戦略〜」を
お送りいたします。

この番組は、コネクター角谷浩一(政治ジャーナリスト)による小沢一郎代表への
インタビュー形式の番組で、1部・2部構成で行います。
第1部では、国民の生活が第一の主な政策
(原発、消費税、地域主権、尖閣、震災復興など)と
解散・総選挙に向けた動き(野田政権の行方、第三極結集、政界再編など)について聞き、
第2部では、ユーザーからのメールに答えていきます。


02. 2012年10月26日 18:46:52 : 5Q1PWTnPAw
東京オリンピック招致に賛成する人の割合

・オリンピック委員会   47%
・東京独自調査      66%

数字が決定的に異なる。日本のマスコミを含む調査の数字は外国にまでバカにされ始めることになる。

5割も割増した数字に信頼性などあるわけはない。


03. 佐助 2012年10月26日 18:59:59 : YZ1JBFFO77mpI : TUhrPgEJIU
「第二次方程式・橋下新党と石原新党は統合から分裂に進む」
国民の生活が第一の国民連合構想(オリーブの木)に吹いた風を取り戻すために,橋下新党(日本維新の会)と石原新党はすりあわせして国民連合構想を潰す狙いと石原新党は既成政党の人気の低下による,自民党から離れた議員と落選議員を統合結集させ,自民党を半減させたい。そしてみんなの党と連携する予定の橋下新党(日本維新の会)は,民主党を半減させたいのです。

だが橋下新党と石原新党が総選挙で統一行動(同一名簿での立候補)すると,各選挙区ごとに浮動票の行方に違いが生まれ,当落線上の候補が増えてしまうはずです。ところが国民の生活が第一の国民連合としての政治的対立軸は「消費税値上げ廃止」と「脱原発」は全国有権者の75%を占めていることが分かっている。そうすると日本維新の会と石原新党はそれほどの議席は取れないことがわかる。とくに中選挙区制だと議席は思ったより伸びなくなるので,民自公は作戦を切り替え,話し合い任期ギリギリ解散が実現する可能性が高い。石原氏は小沢氏を切り捨てたが,。小沢氏を切り捨てたことでマスコミはそれ民主党と自民党の分断だと煽るが石原新党の敗北を意味します。

このことからせ自民党と民主党を分断吸収し憲法改正や核武装化して,米国にNOと云える日本を目指すことは絶望と云える。そして石原氏は皆さんがご承知の通り,なにしろ文学的幻想用語製造の天才であるか,失言,いや本音を口から滑らせる失言王でもある。3ケ月もすれば期待はすぼまるので,橋下氏と石原氏は指導権をめぐり分裂することは確実です。

[結論]中選挙区制にして自公民の話し合い解散が、任期ギリギリで実現化する可能性が高い。このすべての実質的な権限発動のボタンをズーツと持つているのが小沢氏です。

「第三次方程式・消費税反対/賛成の対立軸が勝負を決める」脱原発やTPPは地域性
世論調査で消費税の引上げ容認が過半数を越えていても、個人レベルでは自己防衛のために、消費税値上げを主張する政党への投票行動は、避けられる。だから、値上げ賛成/反対を対立軸にした選挙で、勝った政党例は、世界には一つもない。選挙で勝利してから消費税をアップした与党で,次の選挙で敗北しなかった例も一つもない。

総選挙の対立軸の全国第一位は「消費税増税は廃止」第二位は「原発ゼロ」第三位「TPP交渉参加反対」その他「地域が主役の社会」「オスプレイ反対」などが地域性として浮上する。セールスポイントは「自然エネルギーから最新鋭の第二次産業革命」である。弱者に耐乏押し付ける政権政党反対がスローガンになる。

そのため、50%以上を占めてる浮動票が、3対1から1対3に反転するための地スベリ的現象が発生する。大混乱となった応仁の乱の現代版がスタートする。マスコミは第一位の対立軸の「消費税増税廃止」を無視するために予測出来なくなり大幅に外すことになる。

[結論]国民連合(オリーブの木)が構成されて結束,全国で立候補すると過半数を超えます。三次元方程式で解けば、誰にでも2013 年の衆議院選挙の時期と結果は、一年前でも予測することができる。


04. 2012年10月26日 20:57:58 : P7rgLTR7p6
03の佐助さん。
全くその通りで異議なしです。

05. 2012年10月26日 21:54:13 : t6JHX9Upns
佐助さん!悦也さんは天才ですね!
過去の衆院選と参院選での予想があれほど正確だったのには本当に驚きました。
英国の選挙予想は大はずれでしたが、そのレポートを一時隠したのも、如何にも天才的であると感じておりました。 隠れ宮本ファンより

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