http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/723.html
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これまで、小沢案件が第五検審で審査されるようになった経緯と検察審査会の仕組みについて述べて来た。
この解体新書は、第五検審に関するネット上にある数多くの「有意な言動」を拾い出し、そこからおぼろげながらも見えて来たものを考察したものである。
「有意な言動」については政治関係のものも数多くあるが、政治関係を抜きにして書き出したものが次の表である。大きく分けると「事務局」、「審査員」、「審査補助員」、「審査資料」の4つに分けられる。
今まで第五検審については「審査員なし」、「架空議決」、「開示資料は捏造」として、数多く追及されてきた。しかし、この「有意な言動」を見る限り、全ては「『起訴議決』への誘導」に収束していく。
「架空議決」の問題点はこの阿修羅で既に投稿しているが、@3ヶ月毎に架空議決のドミノ倒しが発生し、第五検審から全ての審査員がいなくなること A何十人単位の旅費の架空振込みをしなくてはならず、現実的に不可能であること B現実に起こった状況が「架空議決」では説明がつかないこと をあげている。
今まで、開示申出書によって開示された資料はおそらく500枚を超えるのではないかと思われる。「架空議決」と見なした場合は「開示資料は捏造」となり、その資料の形式(筆跡、ハンコの有無等)にどうしても注意がいくが、この「『起訴議決』への誘導」をとった場合、資料は全て本物となるので、その細々した注意から解放され、「『起訴議決』への誘導」疑惑へポイントを絞って見ていける。
ここで「『起訴議決』への誘導」はどのようにしたら可能かを考えると次のようなものになる。
@ 審査員として一部、特定の人物を選定し、その人物に議論を誘導させる。
A 審査補助員を特定の人物に委嘱し、議論を誘導する。
B 審査員に見せる資料を選別し誘導する。
C 検察官が我々は起訴出来ないが、市民なら可能と思わせ起訴議決へ誘導する。
D 世間一般の空気を「起訴議決」に誘導する。
A、B、Dは既に述べてきた。Bでは既にその事実が一部、明らかになっている。Cについては一回目については不明であるが、二回目については斎藤副部長が出頭していないとすれば、不起訴にした検察の理由が説明されていないことになり、実質、同じ結果になると思われる。
残る作業は@である。ネット上に開示された資料はごくわずかであるが、それを使って、次回から第五検審を解体する最後の作業に取り掛かろうと思う。
・解体新書−その1− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/243.html
・解体新書−その2− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/502.html
・解体新書−その3− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/578.html
・解体新書−その4− →http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/689.html
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