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2012年10月26日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆小沢一郎代表が率いる「国民の生活が第一」が10月25日午後6時から、東京都千代田区紀尾井町のホテニューオータニ東京「鶴の間」で結党記念パーティ(実行委員長=山岡賢次衆院議員)を開催、全国各地の熱烈な「小沢ファン」をはじめ、支持者ら約4000人が集まった。
朝日新聞デジタルが10月25日午後9時時59分、「『国民の生活が第一』結党パーティー 衆院選支援求める」という見出しをつけて、以下のように報じた。
「『国民の生活が第一』(小沢一郎代表)が25日夜、東京都内で結党記念パーティーを開き、支援者ら約4千人が参加した。小沢氏はあいさつで『民主党政権で国民への約束は捨て去られた。消費税の大増税を凍結・廃止し、脱原発を実現する』と語り、次期衆院選での支援を求めた。来賓には、東京電力の福島第一原発事故に直面する福島県関係者らを招待。同県二本松市の三保恵一市長は『今も放射能の恐怖におびえながら生活をしている。脱原発という新しい時代に向けての活躍を期待する』とエールを送った」
小沢一郎代表は10月16日から21日までの日程で、ドイツの原発政策を勉強する「原発視察団」を率いて「原発施設など」を見て回るとともに、ドイツ政府要人や原発のある地域の自治体トップなどと意見交換してきた。
小沢一郎代表は、党名が示しているように、「3つの緊急課題」として「いのちを守る『原発ゼロ』へ!」「生活を直撃する『消費税増税は廃止!』」「地域のことは地域で決める『地域が主役の社会を!』」に加えて、「重要政策」として「TPP交渉参加反対」を掲げて、次期総選挙と参院議員選挙を戦おうとしている。否、選挙戦は、すでに始まっていて、早くも佳境に入っている。
日刊ゲンダイが10月26日付け紙面で報じているように、中央政界では「野田12月退陣説」が飛び交い、選挙情勢は、緊迫の度を日々、強めている。文字通り「常在戦場」である。
◆この情勢に焦りの色を強めるかのように、この日午後3時から東京都の石原慎太郎知事が記者会見し、知事を辞任して、新党を立ち上げ、次期総選挙に立候補し、国政に復帰することを明らかにした。1932年9月30日生まれの80歳、小沢一郎代表よりも10歳年上である。老骨にムチ打ってというと失礼だが、いまの日本の政情を悲憤慷慨、居ても立ってもいられない危機意識を抱いているのであろう。風車に向かって突進するドンキホーテの気概かも知れない。その意味で悲壮な決意でもある。東京都知事の後任を猪瀬直樹副知事(1946年11月20日生まれ)に託している。
朝日新聞デジタルは10月25日午後8時43分、「石原都知事が辞職表明 新党結成、衆院選立候補の意向」という見出しをつけて、次のように配信した。
「東京都の石原慎太郎知事(80)は25日、都庁で緊急記者会見を開き、都知事を辞職すると表明した。近く新党を結成し、新党代表として次期衆院選で比例区から立候補する意向も示した。会見後、都議会議長に辞表を提出した。石原知事は『今日をもって都知事を辞職する。国会に復帰しようと思っている。新党を立ち上げて仲間とやっていく』と述べた。『最後のご奉公。硬直した中央官僚の支配制度を変えないとダメ。役人と戦っていかないと、この国は沈んで窒息して死ぬ』と語り、憲法改正への意欲のほか、尖閣諸島に船の避難場所が必要との見解を示した。新党は、石原知事が『応援団長』を務めるたちあがれ日本を母体とし、保守勢力の再結集を目指す。たちあがれ日本の平沼赳夫代表は25日、『解党して、新しい政党を作る』と述べ、来月上旬をめどに所属国会議員5人全員が新党に参加する考えを示した」
いずれにしても、いまの「老人パワーは凄い」とひたすら脱帽である。日本の65歳以上高齢者は、いまや3000万人、総人口の4分の1の大勢力である。かくしゃくとした高齢者は少なくない。後輩たちも、のんびり構えてはいられない。
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