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国民の生活が第一結党記念パーティー 小沢一郎代表 御礼ご挨拶 2012.10.25
御礼ご挨拶
このたびは、私たち「国民の生活が第一」結党記念パーティーに御臨席を賜り、誠にありがとうございました。心から厚く御礼申し上げます。
国民の皆様は戦後政治からの大転換を実現し得る「政権交代」に大きな期待を寄せました。私たちは、その期待に応えるべく国民の皆様との約束を第一に行動し、三年前の夏、その歴史的な第一歩を踏み出すことができました。
しかしながら、その後、状況は一転してしまいました。現政権は、国民の皆様方との「約束」を完全に放棄し、官僚の振り付けのまま、わが国の経済社会に甚大な影響を与えかねない消費大増税のみにひた走っております。国民の皆様の強い要望である肝心の社会保障制度改革やデフレ不況・円高対策には手も付けておりません。このように簡単に「約束」を破れば、もはや政党も政治そのものも、さらには、議会制民主主義さえ国民から信用されなくなってしまいます。
私たちは最後の最後まで、国民との約束の原点に立ち戻らせようとさまざまな努力を重ねて参りました。しかし、力及ばず、再建・再生の途はないと判断し、このたび新党結成を決断し、新たに船出を致しました。この間、皆様には多大なるご心配とご迷惑をお掛けいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。
新しい「旗印」である党名については、私たちの政治活動の原点である理念そのものを冠することと致しました。
まず、私たちは国民の皆様の「いのち」を守るためにエネルギー政策を大転換して十年後を目途に原発ゼロを目指します。「暮らし」を守るために消費増税を撤回するとともに、ムダづかいのない行政とデフレ不況からの早期脱却を実現します。そして「地域」を守るために行政の権限・財源を大胆に地方に移譲し、地域のことは地域で決められる仕組みに改めて参ります。併せて社会保障、雇用、人づくりの仕組みを根本からつくり直し、高齢者には安心を、若者には働く場を確保・提供して参ります。
国民や地域が安定的に自立できるようになってこそ、はじめて日本は国家として自立した外交を展開できるようになる。それこそが私たちの目指す「国民の生活が第一」の国づくりの基本であります。
何より重要なことは、常に国民の生活を第一に考えて行動するという「思想」であり「信念」であります。このような強い思いを、わが党所属議員一人ひとりが改めて確認する場として、また、皆様方に決意のほどを表明させていただく場として、今回結党記念パーティーを開催させていただいた次第です。
今後、いかなる強い風が吹き、荒波にもまれようとも、私たちは固い決意と強い信念の下、常に全力で「国民の生活が第一」の政治を目指して活動して参ります。
皆様方におかれましては、どうかより一層のご支援を私たちの新党「国民の生活が第一」に賜りますよう、よろしく御願い申し上げます。
皆様方の御健勝を心よりお祈り申し上げます。
平成二十四年十月二十五日
国民の生活が第一 代表 小沢一郎
衆議院議員
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