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■地震影響懸念等の内陸部は当面見送り、当然ながら安全第一で効率と煮え切らぬのはフクシマの影響、中国原発の課題は重いまま!.⇒中国は原発建設計画を再開、15年までに沿岸部で若干数承認へ- ロイター http://goo.gl/fb/0QfRQ hanachancause2012.10.25 17:35 http://urx.nu/2iQ3 (←添付画像はコチラにあります)
<注記>添付画像は、http://goo.gl/fb/0QfRQ より転載。
(参考情報)・・・『もっとも首相に相応しいのは安倍氏?でもフクシマ原発事故の真打ち責任者・自民党の登場で此からが修羅場なのだよ!/2−2 中国が原発を厳しく自己批判/安全評価の共通規則不在の危険性と廃炉必要性を指摘したが原発事業再開には触れず!ルモンド10/18、)◆中国の原発が抱える問題点/中国における原発計画のジレンマ(フクシマ3.11の影響を受けて)http://urx.nu/2iPD 』より転載・・・
・・・中国の原発計画の概要は次のとおりである(出典:郭 四志著『中国、原発大国への道』より抽出・転載)
2015年 稼働中の15基を含め、合計で40基(4000万kw)
2020年 計80基まで増やす(8000万kw)
2035年 2億3000万kw(200〜400基?)まで増やす
・・・ところが、実際には<フクシマ3.11過酷原発事故の悲惨かつ危機的な状況は、何ら解決の目途が立たぬままであり、今も全世界への被害拡大の可能性を抱えたまま経過中であるという現実>を懸念しているというのが中国の原発計画に関わる実情だ。たしかに、経済成長に見合った安定的なエネルギー確保と環境保全への配慮、グローバル経済時代のビジネスチャンスの拡大など、いわゆる原子力ルネサンス的な観点からすれば、未だに中国政府が原発の拡大利用に大きな魅力を感じているという事実は否めないであろう。
・・・一方、80基〜200基を遥かに超える(max400基?)という意味で人類史上の未体験ゾーンに踏み込まざるを得ない現実を目の前にする中国が、ホンネでは<フクシマ3.11の過酷な現況>を非常に懸念しているという側面があることも見逃すことはできない。仮に、原発の大増設に見合った経済の果実を手に入れることができたとしても、同時にフクシマ型の超リスクを日常的に抱えることになれば、結局は負けだという計算も持っている筈である。特に、中国における万が一の過酷原発事故が、中国自身の敗けどころか東アジア全域に放射性物質の汚染を拡大させた場合の甚大な被害の膨張は、中国自身の未来の発展可能性の芽そのものを摘むと共に過去の経済発展の果実の全てが帳消しになることは歴然としている。
・・・しかも、今や中国が地震大国であることは広く世界的にも認識されつつあるが、それに止まらず、中国には原子力研究系の技術者の決定的な人材不足という現実もある。従って、今のまま原発拡大路線を突っ走るのが果たして中国自身にとり損か得かをもう一度シッカリ根本から考え直すべきだという機運が漂い始めているという現実もあるようだ。
・・・だからこそ、フクシマの悲惨な現実と超リスクを抱える<事実上の原発大国、日本>のこれからの役割が重要なのだ。今こそ、日本は、<脱原発法の制定>を急ぐとともにドイツなど脱原発あるいは縮原発の方向性を決めた国々と共に正真正銘の脱原発計画を率先垂範して目標化し、それを実現すべきである。
・・・このように考えれば、自然・再生エネルギーでの新たな世界経済の大いなる発展、つまり人類史上における経済発展の未体験ゾーン実現のために、フクシマ3.11の過酷な経験を十分に生かしつつ、今まで世界で一流を自負してきた日本の原発系技術者らの優秀な頭脳が内外の新たなステージ、<原子力の真の平和利用>の分野で活躍する可能性(Withdrawal strategy)も無限に拡がるはずなのだ。
・・・従って、いま野田民主党政権に求められるのは、内外原子村の恫喝に屈服して一般国民の脱原発意思を無視したり、それを振り込め詐欺風の卑怯な詭弁でかわしたりして徒に時間稼ぎをすることではなく、フクシマと国民意思の現実に真正面から向き合いつつ原発ゼロ、廃炉、再生可能エネルギー利用、電力自由化などの計画の具体化を急ぐことである。
・・・逆に、これも見方しだいの問題(従って、高度な政治判断の問題)であるが、国際原子村連合の圧力に媚びつつ<米日中に跨る原発安全保障型のマクロ・エンクロージャー戦略(日本の安全保障を人質とする米中の挟み撃ち戦略に一方的に利用されることにさえなりかねない)>に取り込まれた視点から発想する“脱原発”である限り、日本の「革新的エネルギー・環境戦略」に類する新機軸戦略は何時まで経っても曖昧模糊とならざるを得ないだろう。
・・・そこで重要になるのは、矢張り、フクシマ3.11を直視し其れを徹底的に検証・反省しつつ原子力分野の先端研究に結びつけ関連情報を内外へ積極的に情報公開してゆくことである。因みに、種々の問題を抱えつつ曲がりなりにも発足したばかりの原子力規制委員会・委員長と野田総理が、再稼働の問題について以下★のような遣り取りをしていることは噴飯ものだ。ここに見られるのは、フクシマに対する無反省、そして原子力科学の審判者たるべき田中俊一委員長と政治の最高責任者である野田総理の無責任、傲慢、頽廃的精神環境(デカダンス)、そしてマニエリスム的な意味で(狂人同然)の倫理観崩壊ということだ。
★この<無責任原発による国民生殺しガバナンス>はフクシマ3.11以前と何も変わらぬ ⇒ 田中規制委員長:再稼働は政治判断で決まることで、同じく政治判断が決めた大飯は直ぐには止めぬ(朝日9/22)、野田総理:再稼働等は規制委(純粋な技術的判断に基づき)が決めることだ(日経9/22)http://t.co/192fMDj3 hanachancauseposted at 13:22:05 2012年09月22日
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