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野田ペテン政権の驚くべき腐敗 次期選挙で消える民主党は悪事に邁進
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2012/10/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
政権にとって一番大事なことは、予算を編成し執行することだ。どんな内閣だって、予算成立を最優先してきた。予算を執行できなければ、国民生活がガタガタになるからだ。かつて竹下内閣は、予算成立のために野党にクビを差し出し退陣したものだ。
ところが、野田首相は、予算執行できない状態を何カ月も放置しているのだから、信じがたい。予算を執行するためには「特例公債法案」を成立させ、財源を確保する必要がある。とっとと国会を開き「解散するから成立に協力して欲しい」と野党に頭を下げるしかない。なのに、国会を開こうともしないのだから、どうしようもない。
財源が足りないために、すでに地方交付金はカットされている。財務省によれば、11月には国庫が底を突くそうだ。予算執行という最低限のこともできずに、野田内閣は、どこが「決める政治」なのか。
それもこれも、国民生活のことなど、これっぽっちも頭にないからだ。あるのは政権維持だけ。予算が執行できず、国民が困窮しようが関係ない。とにかく解散したくない、ということだけだ。
過去、ヒドイ政権はいくつもあったが、ここまでデタラメな政権は見たことがない。経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。
「野田内閣がいかに腐敗しているか、19兆円の復興予算の使われ方を見れば一目瞭然です。被災地の復興は進んでいないのに、1兆円を使い切れなかったと国庫に戻す一方で、被災者と関係ない公共事業にどんどん流用している。自衛隊は輸送機まで購入していた。復興予算は、復興増税として25年間の所得増税で捻出したものですよ。国民は被災者のためならと増税に応じた。なのに、被災者に届かないなんておかしい。野田内閣は一事が万事、すべてこの調子。要するに、国民生活など、どうでもいいということです」
いかに野田内閣がデタラメか、大臣を見ればよく分かる。被災地を復興させるつもりのない復興大臣、暴力団と親友だった法務大臣……。肝心の首相は、予算も執行できず、国会も開かない無責任さ。なのに「来年度予算も編成したい」と、まだ政権にしがみつくつもりなのだから、どうにもならない。
◆野田内閣によってタガが外れた日本社会
時の政権が、国会も開けないレームダックでは、国を統治できるはずがない。しかも、野田首相は、自分を捨てて国民のために「特例公債法案」を成立させようという覚悟も、気概もない。
これでは、霞が関の官僚が野田内閣をバカにし、好き勝手やるのも当たり前というものだ。19兆円の「復興予算」を被災者のために使わず、役人が全国の税務署の補修などに浪費しているのも、野田内閣をナメているからである。もし、小沢一郎のような実力者が首相に就いていたら、役人は怖くて一円たりとも流用できなかったに違いない。
霞が関だけじゃない。腐敗した野田内閣が発足してから、この国は、政、官、財、学から庶民に至るまで、完全にタガが外れている。
今年9月、六本木のクラブで起きた“半グレ集団”による撲殺事件に、驚愕した国民も多いはずだ。100人以上の一般客がいる店に、若者9人がズカズカと入って、金属バットで男性を殺してしまった。これまでの日本では考えられない犯行である。ネットをのぞけば、悪意に満ちた誹謗中傷のオンパレード。働き盛りの若者が、一日中、ネットに書き込みをしているのだから狂っている。
世間を騒がせたパソコンの遠隔操作事件では、犯人は「警察・検察をはめてやりたかった」「警察・検察の方へ あそんでくれてありがとう」と挑発していた。
かつて日本人が持っていた他人に対するいたわり、節度、つつましさは、どこにもない。
「社会が乱れるのは、やはり権力者に原因があります。上に立つ者が、自分のことしか考えないようでは、社会のモラルは落ちる。社会全体がすさみはじめているのは、若者を中心に将来に希望が持てないからです。格差は広がり、どんなに働いても、生活は豊かにならない。これでは刹那的、自暴自棄になりかねない。本来、こういう時こそ、国のトップは将来の展望を語り、国民を勇気づけなければならないのに、野田首相は無気力に陥り、まったくアクションを起こそうとしない。ひたすら解散から逃げている。なぜ、大急ぎで国会を開かないのか。これでは国はおかしくなります」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
まさに「上乱れれば、下これに従う」である。これほど社会が無秩序、無軌道になったのは、敗戦直後の混乱以来ではないか。
◆現ナマを手にニンマリする末期症状
民主党議員に少しでも政治家としての良心や責任感が残っているなら、国民のために潔く政権を明け渡すべきだ。選挙が怖くて解散も打てないような政権では、国民のために働けない。
どうせ、遅かれ早かれ、民主党は次の選挙では消えてなくなる運命である。だったら、これ以上、国を壊す前に政権を離れるしかない。
ところが、民主党の幹部たちはこの期に及んで、アノ手コノ手で政権にしがみつこうとしているのだから度し難い。なにがなんでも解散を回避するつもりだ。
ここにきて、前原誠司が「年明けに解散したら『近いうち』ではない」と、年内解散をにおわせたかと思ったら、安住淳が「前原大臣の発言は個人的なものだ」と年内解散を否定したのも、ワケの分からない発言を連発して国民をケムに巻き、政権を維持しようという狙いがミエミエである。
「3年前、国民が政権交代を実現したのは、民主党なら自民党とはまったく違う政治をしてくれるだろうと期待したからです。〈コンクリートから人へ〉〈政治主導〉〈国民生活が第一〉という理念に国民は胸を熱くし一票を投じた。でも、鳩山―小沢コンビが中枢を離れてから、民主党は変質してしまった。いま民主党議員の頭にあるのは、少しでも政権にいたいという考えだけです。完全に権力の虜になっている。つい最近、若手議員に300万円の現ナマを配ったそうですが、さらに年末にも配るそうです。解散を来年に先送りし、もう一度、予算編成をしようというのも、利権を確保するためでしょう。民主党は腐り切っている。一日も早く下野させるべきです」(政治評論家・本澤二郎氏)
このままでは、日本は破滅にまっしぐらである。
これ以上、嘘つきペテン男を政権トップに就けておいてはいけない。なんとしても国民の手で解散・総選挙に追い込むしかない。
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