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案の定3党首の茶番の結末 支持率最低野田まだ居座る
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2012/10/22 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
◆だが自民も公明も半国民でグルではないのかという重大な疑い
民・自・公の3党首会談が決裂し、週末、自公の幹部が吠えまくっていた。野田首相から「近いうち」の具体的提案がなかったことを、自民・石破幹事長は「これが人間のすることか」と口汚く罵り、公明・山口代表も「失望を通り越して、怒りを覚えた」とブチまけた。
そうしたら、きのう(21日)前原国家戦略相の“歩み寄り”ともとれる発言が飛び出したのである。前原は「年明け解散では『近いうち』とはいえない。首相は信義を重んじる」と言い、「特例公債法案」「衆院小選挙区の0増5減」「社会保障制度改革国民会議の設置」の3条件が実現すれば、年内解散はあり得るとにおわせた。
「アンタが首相か!」と突っ込みたくなるが、“言うだけ番長”の前原のことだ。頭に血が上った自公に揺さぶりをかけようという魂胆だろう。
「実は安住幹事長代行も同じような誘い水をかけている。表では『解散は首相のフリーハンド』とか言いながら、裏では自民党幹部に『3条件が整ったら解散しますから』と電話をしてきたそうです」(自民党関係者)
民主党は野田も執行部も解散なんて気はサラサラない。内閣改造をしても支持率は最低で、選挙になれば100議席を割り込むのが確実なのに、やれるワケがない。党内の1、2回生には300万円の活動資金を渡して、「年末に情勢調査をやるから頑張れ」と年内解散がないことを暗に伝えたばかりだ。「0増5減」にしたって、民主党内では「成立後の周知期間が最低3カ月は必要」という解釈が広がっている。まだまだ野田は政権に居座り続け、民主党は選挙から逃げまくるつもりなのだ。
◆党首会談の決裂はサル芝居
だが、そんなこと自公だって分かっているはず。そうなると、党首会談の決裂は“サル芝居”ではないかという疑いが出てくるのである。政治評論家の野上忠興氏がこう言う。
「自民党政権時代から、『解散』と『公定歩合』はウソを言ってもいいとされてきた。安倍総裁も山口代表も野田首相が解散の時期など言うわけがないことは分かっている。常軌を逸したような言葉を使ってまで怒りの拳を振り上げるのは、党内向けに『徹底的に戦った』というポーズを取りたいだけでしょう。国会が召集されて審議拒否をすれば、批判は自公へ向かう。解散に追い込めないのに審議拒否を延々1カ月も続けられるわけがない。自公は消費増税に合意し、戦略を間違った。もはや民主党と一緒にやるしかないのです」
3党合意で国民が望まない消費増税を成立させた時から、民・自・公は一蓮托生。自公は、増税に反対した「生活」など中小野党とは組めない。対決ポーズを装っても、最後は「国民のため」とかデマカセを言って、元のサヤに収まる。民・自・公はグルなのだ。
さっそく、今月29日の国会召集前に民・自・公の再協議が行われるという観測が出てきた。これもシナリオ通りか。何から何まで茶番としか言いようがない。
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