http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/530.html
Tweet |
野田内閣の支持率、最低の18% 朝日新聞世論調査
http://www.asahi.com/politics/update/1021/TKY201210210336.html
2012年10月21日23時18分 朝日新聞
朝日新聞社が20、21日に実施した全国定例世論調査(電話)で、野田内閣の支持率は18%(前回の10月1、2日の緊急調査は23%)に下がった。昨年9月の内閣発足以来、初めて2割を切り、過去最低となった。衆院の解散・総選挙は「今年中にする方がよい」が49%で、「来年でよい」の35%より多かった。
野田内閣の支持率はこれまで最低だった8月定例調査の22%を下回った。不支持率は今回、59%(前回56%)で、7月、8月の定例調査の58%を上回り、過去最高だった。野田首相の政権運営は厳しさを増しそうだ。
政党支持別では、民主支持層でも内閣を支持したのは68%(同79%)。無党派層で支持したのは13%(同15%)だった。
外国人献金や過去の暴力団関係者との交際を認めた田中慶秋法相に対する野田佳彦首相の任命責任について質問したところ、「責任は大きい」は57%で、「そうは思わない」の32%を上回った。「責任は大きい」と答えた人の71%が内閣を支持しなかった。
政党支持率は民主11%(同14%)で、自民26%(同21%)。衆院比例区の投票先は、民主13%(同17%)、自民36%(同30%)だった。自民は、2009年の野党転落以来、いずれも最高を記録した。日本維新の会は政党支持率は2%(同2%)、比例区投票先は3%(同4%)だった。
衆院の解散・総選挙の時期については「今年中にする方がよい」が「来年でよい」を上回ったが、政党支持別では民主支持層は28%対64%、自民支持層では70%対23%と、対照的だった。
一方、衆院の小選挙区の「一票の格差」が「違憲状態」のままでは、「衆院選はするべきではない」は42%に上り、「衆院選をしてもよい」28%を上回った。
自民党は、首相が年内解散を約束しなければ予算関連法案の審議などに応じない姿勢を示してきたが、これについては「評価する」は22%で、「評価しない」は59%に上った。自民支持層でも43%対38%と意見が分かれた。首相が衆院の解散について「近いうちに」と言ってきたのに年内解散を約束していないことについても「評価する」は16%で、「評価しない」は66%。民主支持層でも39%対46%だった。
◇
〈内閣の支持率と退陣〉 朝日新聞の電話による世論調査が現在の方法になったのは2001年4月の小泉内閣発足以降。小泉内閣が記録した最低の支持率は33%、安倍内閣は26%だが、その後の内閣はいずれも10%台を記録したことがある。福田内閣は、支持率が2割を切った調査の開始日から約4カ月後に総辞職。麻生内閣は約8カ月後、鳩山内閣は6日後、菅内閣は約2カ月後だった。
◆
世論調査―質問と回答〈10月20、21日実施〉
http://www.asahi.com/politics/update/1022/TKY201210210406.html
2012年10月22日0時25分
◆野田内閣を支持しますか。支持しませんか。
◇それはどうしてですか。(選択肢から一つ選ぶ=択一。左は「支持する」18%、右は「支持しない」59%の理由)
首相が野田さん28〈5〉 2〈1〉
民主党中心の内閣15〈3〉 14〈8〉
政策の面18〈3〉 31〈18〉
実行力の面22〈4〉 48〈28〉
◆いま、どの政党を支持していますか。
民主11(14)▽自民26(21)▽国民の生活が第一0(1)▽公明2(3)▽共産2(1)▽新党きづな0(0)▽社民0(1)▽みんな1(1)▽国民新0(0)▽日本維新の会2(2)▽新党大地・真民主0(0)▽減税日本0(0)▽たちあがれ日本0(0)▽新党日本0(0)▽新党改革0(0)▽その他の政党0(0)▽支持政党なし46(49)▽答えない・分からない10(7)
◆仮にいま、衆議院選挙の投票をするとしたら、比例区ではどの政党に投票したいと思いますか。
民主13(17)▽自民36(30)▽国民の生活が第一1(1)▽公明2(4)▽共産3(2)▽新党きづな0(0)▽社民1(1)▽みんな2(2)▽国民新0(0)▽日本維新の会3(4)▽新党大地・真民主0(0)▽減税日本0(0)▽たちあがれ日本0(0)▽新党日本0(0)▽新党改革0(0)▽その他の政党2(1)▽答えない・分からない37(38)
◆今年中に衆議院を解散して総選挙をするほうがよいと思いますか。総選挙をするのは来年でよいと思いますか。
今年中にするほうがよい49
来年でよい35
◆野田首相と自民党の安倍総裁とでは、どちらが首相にふさわしいと思いますか。野田さんですか。安倍さんですか。
野田さん25(34)
安倍さん37(39)
◆田中慶秋法務大臣が、外国人の企業からの献金や過去の暴力団関係者との交際を認めました。田中大臣を任命した野田首相の責任は大きいと思いますか。そうは思いませんか。
野田首相の責任は大きい 57
そうは思わない 32
◆自民党は、野田首相が衆議院を年内に解散する約束をしない限り、予算関連法案の審議などに応じない姿勢を示してきました。自民党のこうした姿勢を評価しますか。評価しませんか。
評価する 22 評価しない 59
◆野田首相は、衆議院の解散の時期について、「近いうち」と言ってきましたが、年内に解散する約束はしていません。野田首相のこうした姿勢を評価しますか。評価しませんか。
評価する 16 評価しない 66
◆最高裁判所は昨年、衆議院の小選挙区は「一票の格差」が大きく、「憲法違反の状態」になっていると判断しました。この状態で、衆院選をしてもよいと思いますか。衆院選はするべきではないと思いますか。
衆院選をしてもよい28
衆院選はするべきではない42
◆アメリカ軍の新型輸送機オスプレイが沖縄県の普天間飛行場に配備されました。オスプレイの沖縄への配備に、賛成ですか。反対ですか。
賛成 27 反対 51
◆野田内閣はオスプレイについて、安全性を十分に確認できたと説明しています。この説明を信頼しますか。信頼しませんか。
信頼する 17 信頼しない 67
◆野田内閣は、沖縄県の尖閣諸島の土地を買い上げて国有化しました。尖閣諸島を国有化したことを評価しますか。評価しませんか。
評価する57(57)
評価しない23(27)
◆尖閣諸島をめぐる問題で、日本は中国に、強い姿勢で対応するべきだと思いますか。柔軟な姿勢で対応するべきだと思いますか。
強い姿勢で対応するべきだ50
柔軟な姿勢で対応するべきだ39
◆日本と中国の関係が悪くなっているのは、どの程度問題だと思いますか。(択一)
大いに問題だ32
ある程度問題だ49
あまり問題ではない12
まったく問題ではない3
◆東日本大震災で中断していた青森県の大間原子力発電所の建設が再開されました。大間原発の建設に、賛成ですか。反対ですか。
賛成 25 反対 55
(数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。◆は全員への質問。◇は枝分かれ質問で該当する回答者中の比率。〈 〉内の数字は全体に対する比率。丸カッコ内の数字は、10月1、2日の調査結果)
◇
〈調査方法〉 20、21の両日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は2787件、有効回答は1620人。回答率は58%。
◆
強まる解散先送り論、支持2割切る 朝日新聞世論調査
http://www.asahi.com/politics/update2/1022/TKY201210210449.html
2012年10月22日5時55分
野田内閣の支持率が1割台に突入した。昨年9月の内閣発足以来最低だ。田中慶秋法相を起用した野田佳彦首相の任命責任や米軍オスプレイの沖縄配備への批判も強く、政権運営が一層厳しくなるのは必至。民主党内には衆院の早期解散は難しいとの見方が広がり、首相の辞任論もくすぶり始めた。
民主党幹部は支持率下落について「これでは解散はできない。改造人事が失敗だった」と指摘。官邸スタッフは「3党党首会談も響いた。首相が予算編成にまで言及し、首相の欲が見えてしまった」と見る。
衆院比例区での投票先は自民党が圧倒。自民、公明両党が求める年内解散に踏み切れば、民主党が惨敗するのは避けられそうもない数字だ。副大臣の一人は「解散すれば大半は戻って来られない。野党転落は確実だから、もう少し与党でいたい」と本音を漏らす。
ただ、解散時期をめぐっては党幹部の間でも足並みが乱れている。
前原誠司国家戦略相は21日、東京都内で記者団に「年明けに解散して『近いうちに』とは言えない。総理は自分の言葉に責任を持つ、信義を守る方だと思う」と強調。特例公債法案や衆院選挙制度改革法案、社会保障制度改革国民会議の早期設置の3条件に自公が協力すれば、年内解散になるとの見通しを示した。
だが、前原氏の発言について安住淳幹事長代行は即座に否定。高松市内で記者団に「前原氏の感覚と党全体の感覚が一致しているということではない。(解散は)総理が決めることで周りがとやかく言うことではない」と不快感を示した。
岡田克也副総理も同日、前原氏の発言を受け、特例公債法成立などの条件が満たされれば解散に踏み切るのか首相に電話で確認。首相は「違う。別々のものだ」と否定したという。首相側は、解散条件だけが先走りすることに神経質になっている。
一方、解散先送り論が強まる中、低支持率にあえぐ首相の辞任論が噴出する可能性もある。首相周辺は「首相は解散どころか、何もできないまま総辞職に追い込まれかねない」と警戒感を募らせる。若手議員は「消費増税で野田首相の歴史的使命は終わった。次の人で巻き返せるかどうかだ」と指摘。党政調幹部も「危険水域だ。総辞職して新たな代表で選挙だ」と話し、「ポスト野田」も視野に入れ始めている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK137掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。