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2012-10-21 17:02:59NEW Shimarnyのブログ
先日の3党党首会談は、野田総理が「近いうち」で具体的な新たな提案なく決裂したのだが、閣僚・与党幹部とも我こそはと言いたい放題である。
その中心メンバーは「次期民主党代表の座を狙う人」「非を認めず謝ることを知らない人」「変な因縁を付けて暴れている人」と3者3様である。
[21日 NHK]“赤字国債法案など実現なら年内解散も”
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121021/k10015898501000.html
前原国家戦略担当大臣は、記者団に対し、衆議院の解散について「年明けなら『近いうちに』とは言えない。野田総理大臣は、自分のことばに責任を持つ信義を守る人だ」と述べ、臨時国会で赤字国債発行法案の成立などが実現すれば、野田総理大臣は年内の解散に踏み切るという見方を示しました。
この中で、前原国家戦略担当大臣は19日に行われた民主・自民・公明の3党の党首会談が物別れに終わったことに関連し、「野田総理大臣は、衆議院の解散時期を明示すれば、いわゆるレームダックになり、やるべきことができなくなると心配していると思う」と述べました。
そのうえで、前原大臣は「年明けに解散をするのなら『近いうちに』とは言えない。野田総理大臣は自分のことばに責任を持つ信義を守る人だ。赤字国債発行法案などをどうするのかという話をすれば、おのずと自民・公明両党の主張と同じようなところに落ち着くのではないか」と述べ、臨時国会で赤字国債発行法案の成立などが実現すれば、野田総理大臣は年内の解散に踏み切るという見方を示しました。
まず、登場するのが口だけ番長こと前原国家戦略担当大臣である。
今回の3党党首会談の結果を受けた発言をまとめると下記の通りとなる。
「解散の時期は野田総理が決めることだが、私の感覚では年明けに解散して「近いうち」とは言えない。野田総理は約束を絶対に守る人である。(公債発行特例法案の成立、衆院選挙改革関連法案の成立、社会保障制度改革国民会議の設置)3つの条件を挙げているが、終われば必ず信を問うと言っている。それぞれの審議にかかる時間を考えれば自ずと落としどころは決まってくる。野田総理は自分の言葉に責任を持ち信義を重んじる方である。入り口で立ち止まるか、中間で話し合うかの違いだけである。野田総理は、衆議院の解散時期を明示すれば、いわゆるレイムダックになり、やるべきことができなくなると心配している」
これまで散々口だけ番長と言われ続けてなおこの言動とは唖然とする。
国民からすれば、これまで嘘に嘘を重ねて国民生活を蔑ろにしてきた野田総理を、「約束を絶対に守る人」「自分の言葉に責任を持つ人」「信義を重んじる人」と評していることに理解できないだろう。
民主党の支持団体や支持者からすれば、このまま解散を先延ばしすれば瀕死の民主党にあって、「近いうち」を初めて民意に沿うよう年内解散と示した政権幹部として支持が集まる可能性もあるだろう。
ただ、本人がこの発言に意図したのは私利私欲しかないのが現実だろう。
今回の前原国家戦略担当大臣の発言は、もし野田総理が年内解散しなければ自分が次の民主党代表になると表明しているようなものなのである。
ある意味、政局を見極める眼力を持つ小沢代表が、先日訪問先のドイツで発言した下記の今後のシナリオに、我先にと呼応したとも言えよう。
「改造した野田内閣が今の状況だと内閣不信任決議案が出たら通るかもしれない。そういう状況になったら、民主党内から内閣不信任決議案を採決する前に野田総理の辞任を求める動きが出て「その前にどうするか」「違う人を」という話になるかもしれない」
いずれにせよ、口だけは威勢の良い何処にでも顔を突っ込む輩である。
次に登場するのは、発言に統一感があるフランケンこと岡田副総理である。
今回の3党党首会談の結果を受けた発言をまとめると下記の通りとなる。
「自民党の安倍総裁は野党の党首として振る舞うのか、将来の首相として振る舞うのかを見極める機会だったが、見事に野党党首らしい演じ方だった。責任を政府与党に転嫁しているだけである。解散日を特定しなければ何もしないということであれば、(再会談を)やる必要はない。解散時期を明確にしないとその先の話はできないということを取り下げていただかないと。国のことを考えれば、なるべく意思疎通をして、予算についてもどちらがどういう立場になっても協力してやっていくのが来年度予算については必要である。総選挙も挟むわけで、ガラッと変わるのは避けたほうがいい」
要は、3党党首会談は「解散時期の明示を求めた安倍総裁が悪い」、来年度の予算編成は「協力しない野党の自民・公明両が悪い」なのである。
この発言から、野田総理が岡田副総理を重んじているのか納得できよう。
これまで一度たりとも自分の非を認めたことがなく、相手を批判したことしかない堅物であり、自分の考えを曲げない偏屈者であるからである。
おそらく野田総理は、この「自らの非を認めない」「自らの意思を曲げない」性質を真似るため、副総理のポストを用意したのだろう。
その結果、野田総理が嘘を嘘と認めない性根に変貌を遂げたのである。
その結果、野田総理の厚顔無恥ぶりが度を越す結果となったのである。
いずれにせよ、相手を批判することでしか存在感を発揮できない輩である。
最後に登場するのは、ちびっこギャングこと安住幹事長代行である。
今回の3党党首会談の結果を受けた発言をまとめると下記の通りとなる。
「自民党の安倍総裁も首相をやったのだから、何月何日何時何分に解散しますなどと首相は口が裂けても言えるわけがない。野田総理の発言を冷静に見てもらえば「政権の延命は考えていない」とまで言っている。「近いうちに国民に信を問う」ということをしっかり履行するといろんな言葉を交え言っている。それに対して入り口で「だめだ、解散」では難しい。野田総理を信じていただいたほうがいい。解散しなければ通さないというのは人質に取っている。物別れになって残念だが、月末には国会召集を予定通りやらせていただく」
これは因縁を付けているとしか考えられない勝手な言いがかりであろう。
誰が「何月何日何時何分に解散すると言え」と言い、誰が「いろんな言葉では駄目だ、解散せよ」と言い、誰が法案を人質にとっているのだろう。
これこそ「ちびっこギャング」と称される真骨頂を発揮した格好である。
いずれにせよ、低次元の因縁をつけることでしか攻撃できない輩である。
たとえ野田総理が「年内に解散」と宣言しても、たとえレイムダックとなっても、年内に成立すべき法案は決まっており問題ないのである。
逆に言えば、野田総理が「年内に解散」と宣言さえすれば、年内に成立すべき法案は全て通ることが決定して、国民生活に支障がでないのである。
参議院の首相問責決議可決の状況で、野田総理は何もできないのである。
野田総理に最も必要なのは、身の程をわきまえて足るを知ることだろう。
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