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臨時国会が10月29日に召集されることになった。政府は特例公債法案や衆院選挙制度改革法案などの成立を目指すが、3党党首会談が決裂したため与野党が冒頭から全面対決することは間違いない。参議院では再度、問責決議案が通り国会は空転するが、民主は自公に空転の責任を押し付け、解散は来年以降に先延ばしになりそうだ。
ところで3党党首会談の決裂の裏には輿石氏の影が見え隠れする。どうやら輿石氏はオリーブの木が立ち上がる12月以降まで解散を先延ばしする工作をしているのではないか。一方では、12月までに民主党が過半数割れすれば内閣総辞職し、鳩山民主と小沢生活の連立政権を実現させ民主党の立て直しを図ることを考えているようだ。
しかし過半数割れがなければ予算編成のめどが立った来年の通常国会の冒頭解散か4月解散、その後総選挙で民主党衆議院の壊滅は間違いないところだ。輿石氏ら参議院議員は、こんな民主党にいたら夏の参議院選挙での大敗は確実のため総選挙後、大挙して生活に合流することを考えるだろう。
ところで小沢氏もドイツ歴訪中に政局動向について2つの可能性を述べている。1つは臨時国会中に民主党から大量離党者がでて過半数割れ、不信任案が通り内閣総辞職。もう1つは予算審議が始まる来年度以降に解散。これはまさに輿石氏の筋書き通りであり、小沢氏と輿石氏が裏で連携を取っているのではないかと思わせる発言でもある。
民主党の政策は菅、野田政権で大きく捻じ曲げられたが、大多数の民主党議員は生活が掲げる「脱原発」や「消費増税の前にシロアリ退治」などの政策に異存は無いだろう。民主党が変質した最大の原因は、政治力が未熟であったため米国や官僚、大企業などの既得権益層に翻弄されたことにある。
もし小沢氏が(大地、社民なども含む)民主と生活の連立政権で重用ポストに就けば政治状況は一変する。また小沢氏も未熟な議員で構成され、民主党の二の舞いにならないとも限らないオリーブの木より、政権という修羅場を多少とも経験した民主党と組みたいと願うのかもしれない。
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