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小沢と安倍の連携ありに“反論コメ”の嵐 何度でも言うが、野田民主よりは親和性あり (世相を斬る あいば達也) 
http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/422.html
投稿者 笑坊 日時 2012 年 10 月 19 日 12:00:56: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/9d001a401569ba2123dc3c4b4056f2a3
2012年10月19日 世相を斬る あいば達也

 昨日の拙コラム「“ナベツネの憂鬱”民自公連立よりもむしろ「自公+小沢」の線の方が視界良好と云う事実」の反響が大きかった。勿論、異論賛同の反響である(笑)。筆者は言い訳をするつもりはないのだが、もう少し解説は加えるべきだったかもしれないと反省している。マスメディアが作り上げている政治家への印象とか、政策が一点たりとも違わぬ政治的目標や政策を掲げている政党同士などと云うものは存在しない事を、現実的に捉えている。自民と公明でも相当異なるし、村山内閣の“自社さきがけ連立政権”などは右左中が徒党を組んだわけで、一点違わぬ連立・連携などありはしないのである。

 それでは、幾つかある当面の政治懸案事項を小沢、安倍の主張を参考に検証してみよう。経済政策では安倍は市場原理基調のあげ潮派だが、日本の伝統文化を温存する方に重きがあるので、何もかも自由に競争と云う立場は取れない。小沢は自由貿易・自由競争は大切だが、セーフティーネットもしっかり用意すべきだと言っている。それ程かけ離れた認識ではない。両者ともに産業構造の転換は必須と見ている。安倍は必ずしも経団連べったりではない。

 安倍は原発を含むエネルギー政策に関し、無原則に「原発ゼロ」は駄目だと言っているが、「脱原発依存」を掲げている。ただ、原発に代わる新エネルギーの確保が前提だと表現している。小沢の方は、もう一歩先んじ、10年間で無くそうと努力すれば、脱原発はなしうるとしている。根源的な違いはない。慎重に進めようと云う安倍と、積極的に取り組もうと云う小沢なだけである。

 消費税増税においても、安倍はデフレ経済の脱却もないのに、8%だ10%と云う増税は無理であり、経済の好転が大前提であると言っている。つまり、安易な消費増税に慎重である。また、食料品など生活必需品の税率を低くする「軽減税率」にも言及している。小沢は勿論、増税に前にやるべき事がある。やるべきことは、中央集権から地方主権である。この中央集権打破、地方主権は安倍も共通の認識を持っている。故に安倍は一時期、奇妙なアンチャン大阪市長と意気投合したのだ(笑)。

 通商政策の懸案事項であるTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加も共に慎重な態度だ。安倍は、日本伝統文化の尊重、国民皆保険など堅持を主張、「聖域なき関税撤廃」などあり得ないと言っている。小沢も似たようなものだろうが、交渉がチャンと出来るなら交渉くらいしても良いと言っている。実際は、米国とまともに交渉できるのは俺くらいだと暗に語っている(笑)。つまり、根本理念で米国が押しつけてくるTPPは日本の国益に資さないと認識している。

 以上、簡単に検証したのだが、意外や意外、菅や野田が率いる現在の民主党よりも、遥かに親和性が認められる。それでは、筆者が新党「国民の生活が第一」が安倍自民と連携して政権与党になって欲しいとは言っていない。ただ、菅や野田のような、既得権に阿り、霞が関の掌で政権を弄ぶ輩に比べれば、安倍晋三の方が、遥かにまっとうであり、小沢との親和性はあると言ったまでのことである。小沢支持者の中には、小沢が率いる政党「生活」が主義主張する事は、コレッポッチも譲れないような教条性を有している点がウンザリなだけである。権力を握らなければ、主義主張の一片たりとも実現しないわけで、ピュアな論理を押し通せるほど、軟な世界ではない。

 全世界を見ても、あり得ない組み合わせで、モラトリアムな蜜月期間を経過させているのがグローバル世界の現実である。小沢支持者中には、野田よりは安倍の方がマシと思っている人も少なからず存在するが、教条派の声はデカイ。ただ、この教条性は小沢の政治行動の手枷足枷になる事もある。嘗て、小沢一郎に心酔し、その下を去って行った政治家たちにも、似たような事情があるようだ。勿論、筆者は小沢支持である。ただ、その主張の一部が、政治権力闘争の過程で、一時棚上げされても、怒る事はないと云うことだ。熱く燃える支持も必要だが、醒めた立場でも支持する者が居ても良い。

 

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コメント
 
01. 2012年10月19日 12:34:06 : veOkUshvFA
私は「小沢信者」です。自由党の時代から信じて付いてきました。政治の裏なんて私達には見えないし、政治家と直接話をしてもその政治家が一人で出来る訳ではないので「小沢一郎」という今世紀最高の政治家に信じて全てを委ねます。

02. 2012年10月19日 13:02:26 : 0bX3MRxsdk
結局同床異夢の者が目前の敵を叩くためにとりあえず一つになっても、結局は何かにつけて
「寄り合い所帯」と言われ続けた挙句に袂を分かつ羽目になることは、他ならぬ小沢氏が一番良く
わかっているはず。

03. 2012年10月19日 13:04:50 : FQGiUcmq3G
あいば達也なんか妄想が当たったことなんて一度もないじゃないか。w
以前から、センスのない頭の悪い御仁だとおもっていたが、だれかこのアホ、黙らせろよ。w

04. JohnMung 2012年10月19日 13:20:00 : SfgJT2I6DyMEc : 4jzPPwrYvg
 あいば達也の投稿記事は度々、あちこちのスレのコメ欄に出没するハンドルネーム「新自由主義クラブ」の論調とそっくり。
 新自由主義クラブが事前にあいば達也のブログなどから仕入れて、コメ欄に書き込んだのか、あるいは・・・。
 あまりの合致性におったまげたにゃ〜ナウ。

 仕事で出かけるので、帰ってきてから、必要があれば、もう少し加筆しよう。


05. 2012年10月19日 13:30:35 : 1GmydyR7ys
あいばさん、

だから安倍のスキャンダル報道も出ているのではありませんか?
しかも安倍が総裁になったことに、自民党内で憂慮している議員らがいる。
とはいえ、安倍程度で、理想を掲げても理想で終わり、安倍なら自在に操つれると分かっている自民党内、官僚だらけではないですか?

安倍はスキャンダルが大きくなればすぐ理想政策変更するでしょう。
その程度の自民。貧しい自民党が利権の山を逃すはずがありません。

やはり、どう考えても理想だけ掲げて、国民主体の改革などできる議員は日本には、小沢氏以外、期待できるものはいないのです。
小沢さんが一番よく分かっているでしょう。
生活党を政権に出すための手法として、理解できなくもないですが、生活党以外はウンザリです。

今は、純粋に国家国民の利益のために戦い、どんな権益側の攻撃にも耐えられブレない国会議員を求めつづけ政界に出すのが、国民の戦いです。

出来なければ国民は、隷米どもに完全奴隷化されるのを、まな板の鯉のごとく待つだけ。
小沢一人に任せるだけの国民なら、そんな自分ら自身の体制依存病を自覚させられる時期がくるでしょう。
最後まで国民の戦いだと気づかなければ、そのときは、仕方ないのです。


06. 2012年10月19日 14:46:21 : RAtvl9Z93v
小沢>>....>>鳩山>>安倍>野田>菅
ということでしょうか?

07. 2012年10月19日 15:07:00 : sUpHQ8Q75g
競馬の予想屋の戯言に一喜一憂してる暇はねぇよ

08. 2012年10月19日 16:37:37 : mM24eBR25o
>07

だったら読むなよ(笑) 更にいえばコメもするな(笑)
戯言に一喜一憂してる暇人そのもの。


09. 2012年10月19日 17:09:56 : A6cUkRwRxE
>だったら読むなよ(笑) 更にいえばコメもするな(笑)

ケツの穴のちいせえケチジジイだなあ。戯言をみて馬鹿にするするくらい大目にみてやれや。おまえと違って、誰も一喜一憂なんてしてねーよ。たわけ村民が。

いちいち(笑)を入れるんじゃねえくそが。


10. 2012年10月19日 18:39:15 : 2N1w3NHsg2
08. 2012年10月19日 16:37:37 : mM24eBR25o
>07
だったら読むなよ(笑)

たわけたことをいうまえに、そもそもこんな犬の糞のようなもの投稿するな。w

11. 2012年10月19日 18:51:18 : hii31RBaMY
このあいばさんという人、悪い人ではないが何かピントがずれている。

反論コメの内容も理解できないようだ。安倍くんの本質も理解できていない。


12. 2012年10月19日 19:37:57 : 8nEEaJsXRY
「国民の賛成反対ではなく原発はどうでも稼動する!」と言っている安倍と原発ゼロを今度の第一番の政索にするという「国民の生活が第一」が連携出来るわけが無いでしょ!
ばっかばかしい。
それじゃ何の為に今ドイツへ行ってるってのっ?
そんな事したら「国民の生活が第一」が台無しになっちゃうでしょ!
あほー!

13. 2012年10月19日 20:04:47 : 2N1w3NHsg2
安部と組むなんてことはありえない。
数日前に小沢さん関西系のテレビに出て橋下維新を評してこういった。
「安部さんと組むというのならそれは維新じゃない」
「だって既成の党に反旗を翻して維新を作ったのでしょ? 阿部さんと組むのなら
それは維新じゃなくて自民党と同じですよ」
その小沢さんがどうして阿部と組むのか?
ふつう常識で考えればわかりそうなものだ。
このあいばって投稿者いつもこんな風にずれてるんだが、内心は自民党シンパなんだろ。

14. 2012年10月19日 21:07:45 : 65vt3h07xM
小沢と安倍が組む?
ありえない。
水と油。

ただし、安倍晋三が改心して、東北的精神に目覚め、先祖の魂の声が届くようになれば別。


15. 2012年10月19日 23:12:41 : zxadPjGfNE
・安倍は消費税増税法案に賛成票を投じた。
幹事長以下、石破らは上げ潮派ではない。
自民党内の上げ潮派は極少数派で、民主党内のリフレ派よりも数が少ない。

・安倍は脱原発派ではない。野田内閣の2030年代脱原発方針さえ反対している原発利権維持派だ。

・安倍は年金制度の抜本改革など2009年民主党マニフェストを全否定している。

・そして、自民党が政権に復帰すれば、最大のスポンサーになる経団連の言いなりになるのは目に見えている。
経団連の意向に沿って残業代ゼロ法案を推進しようとしたのは2007年当時の安倍政権だった。

・さらに、安倍政権時代、雇用保険法の改正が施行され、給付要件が厳格化され、
セーフティネットは縮小された。
その結果、「非正規労働者は、失業したら路上に放り出される」という悲劇が起きた。
安倍はセーフティネット整備(再分配政策)には関心がない。


なによりも、安倍や石破は、小沢氏の証人喚問や議員辞職を要求するなど、
小沢氏をさんざん叩いてきた輩だ。
どうやって組むというのだ?>あいば氏


16. 2012年10月19日 23:32:44 : 6cCmATvr6s
>菅や野田のような、既得権に阿り、霞が関の掌で政権を弄ぶ輩に比べれば、
>安倍晋三の方が、遥かにまっとうであり、小沢との親和性はあると言ったまでのことである。

それはない。
なぜなら、自民党政治こそ、既得権益保守の政治だからだ。

自民党の長期政権下では、官僚は与党・自民党と一体化して政策立案を行なってきた。
そこに次第に利益誘導を求める各業界や各学会が絡むようになり、
自民党・官僚・業界・学会のネットワークが強固に築かれ、既得権益が生まれた。
そして、政策立案の目的はいつしか社会の課題解決のためではなく、既得権を死守するためのものに変質した。
霞が関に巣食う官僚の行動原理は、“いかに予算をブン捕り、OBを含めた自分の省庁の利益を確保するか”に尽きるといっていい。
予算が確保できると、その事業をOBが天下った外郭団体に発注。
現役がOB を支え、OBがいずれ現役に「天下りポスト」を譲る構図が歴然と存在する。
この「霞が関の掟」を破り、省益を損ねてでも「国民のために」働けば、それは霞が関からの追放を意味する。

自民党政治の目的は、自民党・官僚・業界・学会(政官業学)のネットワークから生じたこの既得権益を死守することが目的。
民主党は、少なくとも政権獲得までは、自民党政権下の社会制度で既得権を持つ人と持たない人がいること自体を問題視し、
それを変えて、より公平で透明性のある社会を構築することが「改革」だと考えていたが、 官僚に取り込まれて失敗。
これが現状。

この官僚機構や既得権益層の厚い岩盤をいかに穿(うが)ち、「国民のため」の政治を実現するか、それが日本政治の最大の課題。
生活党など第三勢力にそれができるのかどうかだ。

既得権益をほとんど持たぬ無党派層、
中小企業・零細企業のサラリーマン・OL・非正規労働者等にとって真の敵は誰か?
言うまでもなく、真の敵は自民党。
もっと言えば、自民党という統治体制に象徴される日本全体に巣くう政官業の癒着体質、利権の構造。

自民党こそ諸悪の根源
喩えでいうなら
野田民主党が使い魔なら自民党は元締めの魔女や悪魔みたいなもんだ。


17. 2012年10月19日 23:34:24 : 6cCmATvr6s
■自民党こそ、悪政の“本丸”■

諸悪の根源は自民党積年の悪政にある。
消費税増税法案の中身たるや民主が自民案を丸のみしたものだ。
民主案の改悪でさらに財務省寄りの案になった。
主犯は自民党と言ってもいいくらいだ。
国民の批判が渦巻く原発再稼働だって、原発推進派の自民党が主役のようなものだ。
今や自民と民主は同じ穴のムジナというか、親分・子分の関係だ。
そんな政党が今さら民主攻撃なんて目くそ鼻くそで、ちゃんちゃらおかしい。

実際、ここ数年の間に噴出した世の中のあらゆる矛盾、歪み、制度疲労のすべては、
本をただせば自民党政権の積年の悪政にたどり着く。

自民悪政が顕著に表れているのが、原発問題だ。
自民党政権は、地震列島の活断層に54基もの原発を建設し莫大な利権を享受してきた。
官僚や電力会社と手を結びウソの「安全神話」で国民を平気でだまし続けてきたのも自民党政権だ。

国を覆う苦境は全て自民党の悪政が元凶だ。
亡国増税の口実となった財政危機だって、自民党政権のバブル期の放漫財政、デフレ期の無為無策、
何よりシロアリ官僚のやりたい放題を許したツケだ。
ジャブジャブと税金や社会保険料をムダに使った後に残ったのが、1000兆円もの大借金である。

ほかにも、年金制度の破綻を放置してきた社会保障問題など、数え上げればキリがない。
この国を覆いつくす苦境のすべては、シロアリ官僚や特定業者(ゼネコン等)とタッグを組んだ自民党悪政が原因なのだ。

この官僚機構や既得権益層の厚い岩盤(政官業癒着の鉄のトライアングル)をいかに穿(うが)ち、
「国民のため」の政治を実現するか、それが日本政治の最大の課題なのだ。

このままでは、自民党政権復活で、消費税20%、年金支給年齢70歳、社会保険料爆上げ、失業手当などセーフティネット削減、
シロアリ官僚による税金横領野放し、そして「原発利権村」維持となる。


18. 2012年10月19日 23:50:43 : 6cCmATvr6s
■小沢氏「年内にも態勢構築」第三極結集で
自民党の安倍晋三総裁と維新との関係にも触れ
「古い体制を変えてくれるのではというのが維新に対する期待。
自民党と組んだら、もはや維新ではない」と持論を述べた。
これに先立ち小沢氏は、都内のホテルで開いた政治資金パーティーでのあいさつで、
民主、自民の二大政党に代わる第三極の連携について
「われわれと同じ考えの人と力を合わせて、よりよく変えるために、
年内にも態勢を築かなければならない」と強調した。
具体的な連携の枠組みについては言及しなかった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121009/stt12100922420011-n1.htm
>「古い体制を変えてくれるのではというのが維新に対する期待。
>自民党と組んだら、もはや維新ではない」と持論を述べた。

そりゃそうですよ。
政官業学癒着のネットワークから生じた既得権益を死守することが目的の自民党と組んだら、
終わりですよ。


あいばさんは、2009年民主党マニフェストを全否定している自民党が
2009年民主党マニフェストを実現してくれると思っているの?

あいばさんは、野田内閣の2030年代脱原発方針さえ反対している自民党が
脱原発を実現してくれると思っているの?

あいばさんは、民主党の消費税増税法案をさらに財務省寄りに修正させ、
消費税増税法案に賛成票を投じた安倍ら自民党が
消費税増税法案を廃止してくれるでも思っているの?

ありえんでしょ。妄想としか思えない。


19. 2012年10月20日 00:19:37 : 8nEEaJsXRY
あいばさんが小沢氏支持だってのは分かるけど、「小沢と安倍の連携さえなれば政権取れるのに〜」ってだけのあなたの願望でしかないでしょ。
全く政策的に相反する小沢氏と安倍が連携して政権をとる事に何か意味でも有るの?

20. 2012年10月20日 05:27:55 : WcYJ1ACl5M
あいば氏が袋叩きにあっているようだねWWW
たしかに、刺激的内容だ。
ただ、コメを読む限り、阿修羅の読者層も落ちぶれたものだと感じる。
あいば氏はブログで遊んでいるのは歴然。
或る意味で、阿修羅にたむろする、
馬鹿正直で欲求不満な噴き上がり人民をもてあそんでいるのだろう。
しかし、実際にはそれなりのアクセス数もあるブロガーだ。
興味か面白半分か夫々だろうが、
ファンはついているようだ。
俺も彼が、今度は何を書くだろうか?
結構たのしんでいるね。
真面目で無教養な人間は、
初めから読まないことだ。
なぜか拍手している人も相当いるしね。
愉しむか、賛同する人々が居ると云うことだよ。
事実を事実として受けとめましょうね。
コメント族の人々よ!WWW

21. JohnMung 2012年10月20日 06:09:34 : SfgJT2I6DyMEc : 4jzPPwrYvg
 皆さんのコメントをみて、ほぼ同意です。

 政権構想ではっきりすべきことは、まず、数合わせであってはならないということです。
 現在から近未来にかけての基本政策面の対立軸を基に、連携・連合の可能性を検討すべきです。その上で、選挙戦略も定まってくるはずです。

 基本政策面の対立軸という場合、個々の政策の異同ではなく、それぞれの政党政派の基本姿勢がどういう方向を目指しているか、を重視すべきです。この点を踏まえれば、小異を捨てて大同につけるはずです。

 少し具体的にすれば、現在の対立軸はまさしく、諸々の弱者を含む大多数の国民の側にたつか、それとも、一握りの日米の既得権益守旧・擁護派(シロアリ一派)の側に立つかです。

 もう一歩踏み込めば、前者(大多数の国民の側に立つということ)は端的に言って、「自主自立、国民の生活が第一、国民との約束が第一義」の立場に立つということです。
 この「自主自立、国民の生活が第一、国民との約束が第一義」の立場は、小沢氏と「国民の生活が第一」党の立場ではないか、思われる方がいるかも知れません。
 しかし、この「自主自立、国民の生活が第一、国民との約束が第一義」という立場は、日本国の政党政派・政治家であれば、至極当然に寄って立つべきものではないでしょうか。大多数の国民の立場を志向する政党政派・政治家なら、冷静に考えられたら、ご理解いただけると確信しています。
 この立場を基本に、小異を捨て大同に就こうという政党政派は、「オリーブの木構想」ともいわれる「国民連合」に参加されるでしょう。

 現時点では、大手マスメディア等では、現状の議席数を基に、民自2大政党を前提に、第3極という表現がされています。小沢氏も記者会見等では、同様の表現をしているようですが、分かりやすくするためではないか、と勝手に推察しています。

 さらに踏み込めば、もっとはっきりします。
 小沢氏と「国民の生活が第一」党は政策の基本を、脱原発、反消費税増税、反TPP等に置いているようです。
 これの下では、民主と自民は対抗関係にはならないことは明白です。公明も同様です。なぜなら、「税と社会保障の一体改革」いう謳い文句の消費税増税を民自公談合でごり押ししたのです。
 民自公3党からみれば、「ごり押し」という表現は不本意でしょう。3党、特に民主党は第2自民党と言われる状態で、国民を騙しペテンにかけており、股座膏薬の公明は実際には弱者の多い支持者を裏切ってでも政権与党という甘い汁の吸える立場に返り咲きたいからです。その上、民主党は臨時国会を開催せず、国民の暮らしはそっちのけで、民自公談合3党であらかじめ政策・政局の摺り合わせを最優先しています。
 国民新や立ち上がれといった民自公談合3党の補完勢力も同様です。
 問題は橋下維新ですが、上記の脱原発、反消費税増税、反TPPといった政策面での決定的な違いから、現状のままでは連携はあり得ないと考えます。このことは、橋下維新の幹部や顧問の人的構成からもあり得ないと考えます。

 小沢氏については、「来る者拒まず、去る者追わず」といったことがよく言われます。記者会見で、橋下維新との連携の可能性を聞かれると、連携しないとは決して言わないが、「安倍自民と連携するなら、最早維新ではない」といった表現に止めています。
 大手マスメディアの情報操作・誘導によっていまなお呪縛状態に置かれている国民に対する語りかけであり、次期総選挙・参院選後の政局を睨んでの配慮でもあると推測します。

 ここまでくれば、阿修羅政治選挙板の来訪者(ごく一部を除いて)にはご理解いただけるでしょう。
 大手マスメディア等が喧伝している、民自2大政党を前提とする第3極論は、現象面でみる限り、目くじらをたてなくてもよいかも知れません。しかし、如上のことを敷衍すれば、諸手を挙げて、賛同できるものではありません。

 このことは、大手マスメデは十分に分かっているはずです。
 ジャーナリズムとしての精神を取り戻すなら、現象面を中心にする記事では、民自2大政党を前提とする第3極的記事を掲載するとしても、社説(論説、主張など)等では、もっと踏み込んで論じることができるはずです。
 また、個々の記者では、すでにお気づきの方も少なくないでしょう。そこまで踏み込むことは、自らの将来だけでなく家族の生活も掛かっていることから、気概と覚悟だけでは済まないことも十分察しられます。

 無理にとは言いません。時代を転換させないと、国民と日本国はもっと悲惨な状態になりかねません。今一度、立ち止まってみられませんか。
 今のあなた方の生活だけでなく、子どもさんや、まだ見ぬお孫さん、ひ孫さんのことも考えれば、現在の立場の万々でもできることが必ずあるはずです。私とは違って、みなさんは、最高学府で優秀な成績を修められ、必要な技術・技能を修得されており、情報収集や人材面のつながり、エネルギーも十分あるのですから。みなさんが知恵を発揮され、工夫をされれば、子孫のため、大多数の国民のために資することができるはずです。
 このことは、大手マスメディアを念頭に置いて書き込みましたが、官僚のみなさん、とりわけ、中堅〜若手のみなさんにも、立ち止まって、よくよく考えていただけることを心から期待するものです。

 なお、このコメント中の表現は、私の一存で為したもの、即ち、小沢氏の政策的言動を踏まえて、勝手連的に支持する立場から集約的に表現させていただいたものであり、文責は私が負うものです。


22. JohnMung 2012年10月20日 06:14:38 : SfgJT2I6DyMEc : 4jzPPwrYvg
21>補足
 皆さんのコメントをみて、ほぼ同意です。ただし、20>ID= WcYJ1ACl5M (捨てID!?)は除きます。

23. 2012年10月20日 12:59:27 : KVSEG3pq0c
安倍の目標は改憲のみ。経済政策なんて目くらまし。
「国があっての 命だ金だ」の連中だよ。
国民の命と金が最も大事なテーマであり、小沢と安倍に共通性があったとしても、「国があっての 命だ金だ」なら国民奴隷化政策であり、「国民の生活が第一」とは真逆。
順番とか手続きが違えば政策の共通部分なんて無いも同然ということは交渉事ではよくあること。

「国民の生活が第一」vs.「国があっての 命だ金だ」
いい対立軸だと思う。


24. 2012年10月20日 15:52:49 : d1pTHb3vh6
あいば先生、随分批判されているね。
しかし、そんなにむきになる投稿かな?

私はもし、野田と安倍どちらかを選べて言われたら、安倍を選ぶね。
野田は息を吐く如く嘘を吐く。
比較の問題だが、安倍の方が正直者だろう。

安倍の主張がはっきりしている所から政策のすり合わせは楽だろう。
もし、自民党が比較第一党となり、連立を求められたならば、
条件を明確にして政権参加も有りと思う。
それが政治だ。

言う事とやる事が違う野田民主党はこの際確実に滅んで貰わなくては
民主主義は死ぬ。
国民との約束を平然とやぶれば、滅ぶと言う事を
鮮明にしなければならない。

生き残った少数の野田一派が自民と連立、政権に残る様な事は
決してあってはならない。


25. 2012年10月21日 06:51:20 : Fujbf3RECE
>条件を明確にして政権参加も有りと思う。

私は反対。

自民党もすぐに約束を破る。

自自公政権のときに証明済み。

だから、小沢氏は維新が自民党と組むことを牽制している。

小沢氏は日本維新の会について「橋下市長が目指す地域主権は本気だと思うが、
旧体制の自民党と一緒に何かをやろうというなら維新ではない。
既成政党の不満のはけ口への期待感が出ていたが、
何を目指しているのか今のままでは分からず、火が下火になってきている」と述べました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121020/k10015884901000.html


26. 日高見連邦共和国 2012年10月23日 13:02:36 : ZtjAE5Qu8buIw : Ihir5pcR5A
>25

>自自公政権のときに証明済み。

ほんっとにそうだね!小沢一郎の『将来の日本の為になる法案を通したい』っていう“純粋な願い”を
愚弄し玩んで裏切った罪は重い。俺が一生自民党って“器”を許さない1000有る理由のうちの一つだ。


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