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2012年10月19日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆野田佳彦首相が10月29日に臨時国会を召集するらしい。本当は、召集したくはないということだ。野党から追及される不祥事やら、復興予算の不適切支出やら、答弁に窮するような外交課題やら、国会運営にとって難題ばかりで、季節外れの運動会が障害物競争のオンパレードになるのが目に見えているからである。
おまけに、野党第1党の自民党が野田佳彦内閣不信任決議案を提出しようものなら、可決成立してしまいそうな政局であるだけに、恐ろしくて、とても召集できないのである。だから、国会審議のサボタージュ戦術は、元来、野党に与えられた武器だったのに、これを与党が使うという奇妙な光景になっている。与党なのに野党みたいな民主党、野党なのに与党みたいな自民党である。外野席の国民有権者には、この構図は、とても理解し難い。ならば、いい加減、衆院解散・総選挙に踏み切って、さっぱりすればいいものを、野田佳彦首相は、その決断ができないのだ。この結果、貴重な国家予算が、無駄に費やされていく。日本の国民有権者ほど肝要で我慢強い国民はいない。
◆こうして時間が過ぎ去っていくに連れて、野党から追及される不祥事は、どんどん増えて、積み重なり続けていく。
田中慶秋法相(拉致担当相)のボロが次から次へと、ボロボロ出ている。そしていまや、ボロボロである。大臣というよりは、ボロをまとった浮浪老人だ。
田中慶秋法相が外国人献金問題に加え、暴力団幹部との親密交際(息子の仲人を務める)が発覚し、辞任必至と言われているなかで、とんでもない失言をやらかした。
MSN産経が10月15日午後10時39分、「【拉致問題】田中慶秋拉致担当相が「遺族」と失言」とMSN産経が10月15日午後10時39分、「【拉致問題】田中慶秋拉致担当相が「遺族」と失言」と見出しをつけて、以下のように配信した。
「田中慶秋拉致問題担当相は15日、北朝鮮による拉致被害者の家族を「遺族」と言い間違え、あわてて訂正した。外国人献金問題や暴力団幹部との過去の交際が発覚して野党から辞任を迫られている渦中だけに、批判はさらに強まりそうだ。田中氏は官邸での野田佳彦首相との面会後、記者団に『遺族の皆さん…』と発言し、すぐに『遺族じゃない、家族会の皆さん方』と言い直した」
これらに止まらず、さらに出るわ出るわ、週刊新潮が10月25日号で「『田中慶秋』法相の真っ黒な嘘」「交通違反揉み消しから『山口組』と土地ころがしまで」「暴力団との交際を認めながら、居直りを決めた法の番人。だが、彼の場合、黒い交際の履歴が次から次へ出てくるのだ。組長と二人三脚の土地売買仲介や交通違反の揉み消しまで『黒い交際』第2弾!」と極めて具体的な事実を見出しにつけて、強烈に指弾している。ここまで暴露されては、ぐうの音も出ないであろう。もはや辞任するしかない。
樽床伸二総務相は、自らが総支部長を務める民主党大阪府第12区総支部が破産法違反事件で有罪判決を受けた不動産会社の男性役員(45)から計780万円の献金を受けていたことが発覚している。
サンデー毎日は10月28日号で「政権崩壊前夜 衝撃スクープ 特捜検察が封印した野田首相のウラ献金捜査」という見出しをつけて、野田佳彦首相の暗部を摘出。野田佳彦首相にも、暴力団関係者からの政治献金問題がある。
◆民主党政権が組んだ復興予算の不適切支出は、誠に言語道断だが、野田佳彦首相の対韓国、対中国外交は、拙劣の極みである。国益上の損害は、計り知れない。2011年9月、就任早々、野田佳彦首相は、中曽根康弘元首相のところに挨拶に行き、「しっかりやりなさいよ」と励まされたにもかかわらず、その期待に応えていない。中曽根康弘元首相は、新潮45の11月18日号に「宰相に外交感覚がない悲劇」という一文を特別寄稿している。野田佳彦首相の対韓国、対中国外交は、もう見ていられないと悲憤慷慨しているのだ。これは、「もう退陣しなさい」という勧告でもある。
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