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2012-10-18(13:43) 放射能メモ
国民の生活が第一「ドイツ脱原発視察」2012/10/17
インタビューをまとめました。正確には動画をみてください。
記者:
環境大臣との会話の中で、10年後に原発をなくすにあたって参考になるようなことは、あったか?
小沢:
ドイツでは風力発電が、再生可能エネルギー・代替エネルギーとして大きな比重をしめている。
命の問題、暮らしの問題、高レベルの廃棄物のコストの問題、事故を起こしたときの処理費用のことを考えると、原発というのは高いものになる。
安全で環境にもいい新しいエネルギーを開発していくのは多少費用がかかっても良いという、感覚のようだ。
記者:
ドイツの環境大臣が、日本の脱原発についての実現可能性について、どう言及されたのか?
小沢:
ドイツの大臣が、日本についての論評はしない。
私は、日本は原発に依存してきたので、再生可能エネルギーへの努力が少なかった。日本の場合は、地熱を利用するのか有効だ。と思っている。
本気でやれば、日本はドイツ以上に容易に代替エネルギーに切り替え可能のはず。
ドイツでは、2050年にCO2の排出を8〜9割減らす計画だそうだ。
コストの上昇も解決可能だと思っている。
記者:
脱原発に、ドイツではすべての与野党が賛成だそうだが、日本では原発推進の党がある。
「生活」はどのように答えていくのか?
小沢:
ドイツが脱原発に切り替えたのは、日本の福島の事故があったから。
原発事故を抱えている日本が、これを変換しきれないというのは、ドイツから見れば、非常に疑問。
日本は今まで脱原発に力を注いでこなかった。本気でやれば日本はドイツ以上に可能性がある。
事故を契機に日本は脱原発に取り組んでいくべき。
記者:
ドイツの脱原発の経済的影響について、産業界の反応はどうですか?
小沢:
ドイツの大臣は、競争力が維持していけるように、施策を講じている。と言っている。
電力会社で既得権が侵さることについて、訴訟が起こっているが、脱原発に反対しているわけはない。損害請求の訴訟だ。
産業界も脱原発については、賛成ということのようだ。
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