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「しんぶん赤旗」 2012年10月18日(木)
沖縄の怒り 噴出/米兵暴行事件 基地全面撤去を/県議会委が抗議・党が宣伝
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-18/2012101801_01_1.html
「しんぶん赤旗」 2012年10月18日(木)
凶悪米兵犯罪許せない/諸悪の根源・安保なくせ/沖縄 共産党が緊急宣伝
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-10-18/2012101815_01_1.html
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正気の沙汰でない/沖縄知事が非難
「しんぶん赤旗」 2012年10月18日 日刊紙 1面
米兵による暴行事件について沖縄県の仲井真弘多知事は17日、日本政府に対し、米側に厳しい対応と捜査への協力を強く申し入れるよう要請しました。仲井真知事は防衛省で森本敏防衛相に対し、「8月に海兵隊に女性が暴行され、また2カ月でこの事件だ。もはや正気の沙汰ではない感じすら受ける」と厳しい表情で事件を強く非難。その上で、「綱紀粛正という生やさしい言葉ではない。半分抗議、半分要請だ。捜査への協力と『大、大、粛正』を強く(米側に)申し入れてほしい」と強調しました。
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森本防衛相:米兵事件「たまたま来て起こした」
「しんぶん赤旗」 2012年10月18日 日刊紙 2面
森本敏防衛相は17日、沖縄県で米兵2人が起こした性的暴行事件について「たまたまだが、外から出張してきた米兵が起こした。米軍の指導に塀庇(かし)があったとしか思えない」などと述べ、同事件が兵士の教育上の問題であるとの認識を示しました。同県の仲井真弘多知事との会談の場で発言したもの。米兵犯罪に苦しみ続け、抜本的対策を求める沖瀾県との認識の差が早くも浮き彫りになっています。
森本氏は事件について「極めて悪質で卑劣な事件で、まったくあってはならないレベルを越えている」と憤りを示す一方、日米地位協定の抜本的な見直しを求めた仲井真知事に対して「一層厳しく具体的な措置を米国に求める」と述べるにとどまりました。
仲井真知事が「地位協定の改定をしない限り、米兵は日本の法律を守らなくていいと思っている」と指摘するように、事件の背景にあるのは米兵に治外法権的な特権を許している地位協定の存在であり、さらには同県だけで日本全体の74%を占める米軍墓地の駐留を認める安保条約があるからです。
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(「しんぶん赤旗」 2012年10月18日 日刊紙 3面)
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