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石原都知事を批判せず、水に落ちた森口氏を叩くのか [斎藤貴男「二極化・格差社会の真相」]
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2012/10/16 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
石原慎太郎東京都知事はさる8月に野田佳彦首相と会談した際、尖閣諸島の購入問題について、「(中国との)戦争も辞さない」と述べていたという。
前原誠司国家戦略相が12日のBS朝日の番組収録で、「同席者から聞いた話」として明らかにした。野田首相は呆れ、都に渡したら大変なことになると判断して、国有化に踏み切ったとされる。
さもありなん。尖閣で戦争だというのは石原の持論だから(英紙「TIMES」2005年6月1日付など)、発言自体に新味はない。とはいえ現実にそうなりかねない局面で、仮にも首都の首長が、これまた仮にも総理の立場にある者に進言したとは。
己の火遊びが招いた危機であるとの責任感はゼロ。戦争とゲームの区別もつかなくなっているのだ。
もともと公人になどなってはならない人ではあるが、もはや限界だ。一刻も早く公職から去っていただいて、脳神経科か精神科への入院をお勧めする。
もっとも、石原以上に恐ろしく、薄気味悪いのは、この国の社会そのものだ。新聞は第一報を雑報扱いで小さく伝えただけ。国民大衆の側もまた、少なくとも目下のところ、特に問題視もしていないように見える。
石原で稼いだ一部の出版社が従順なのは、まだしもわからぬではない。だがどうして、それ以外の新聞や雑誌までもが、あんなものを野放しにし続けているのだろう。
東京五輪招致の利権から外されるのが怖いのか。あるいは彼を都合よく使っては日本の世論を操っている米国の意向か。
この国はつくづく狂っている。前原証言が飛び出したのと同じ12日の都知事定例会見でも、知事職とは何の関係もない村上春樹評だの橋下徹評だのを尋ねるヨイショ質問ばかりが繰り返された。
戦争の亡者をもてはやす一方で、今日もマスコミは弱い者イジメのオンパレードだ。“iPS細胞を使った治療”の虚偽報告で、すでに水に落ちた犬でしかない森口尚史氏を、よってたかって「妄想はもういい!」と吊るし上げる記者会見の中継には背筋が寒くなった。
本日16日には青森市で日本新聞協会主催の第65回新聞大会が開催される。各社のトップが集う研究座談会では、消費税増税後の軽減税率適用を求めるためのパネル討論が行われる予定だ。財務省べったりの増税礼賛報道は、まさにこの日のためにもあったのだ。
泣きたい。こんなものが新聞なのか。ジャーナリズムだというのか。
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