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■外国人ジャーナリストが驚いた日本メディアの惨状/取材源との距離が近すぎ、監視役としての役目を果たしていない、ダブルスタンダードで自国の暗い面は報道しない⇒日経ビジネスDig http://urx.nu/2dFx hanachancause2012.10.16 11:18
(元記事のURLはコチラ → )http://urx.nu/2dHb
<注記1>添付画像『マーティン・ファクラー氏ニューヨーク・タイムズ東京支局長』は、http://urx.nu/2dFx より転載。
<注記2>当元記事は掲載直後に何故か?即削除されていたが、これがツイッター上で再びキャッシュ公開されたので、その<要点を抽出・転載する>ものである。全文は、http://urx.nu/2dFx で読むこととができます。
Q 日本のメディアはウォッチドッグ(監視役)としての機能を果たしていると思いますか。
A ファクラー:
彼らはそういう機能を果たすべきだという理想を持っていると思いますが、情報源とこれほど近い関係になると実行するのはかなり難しいです。
これは記者クラブだけの問題ではありません。もっと大きな問題です。日本の大メディアは、エリートが支配している階級の中に入っているということです。東大、慶応、早稲田出身でみんなが同じバックグラウンドと価値観を持っている。みんな官僚に同情的で、彼らの側に立ってしまうのです。
3.11の時、この面をはっきり見たと思います。本当に監視役になっていたのなら、「フクシマは大丈夫だ」「メルトダウンはない」という記事は書かなかったのではないでしょうか。もっと厳しい記事が書けたと思います。それができなかったのは、彼らが政府と距離を保っていないからです。 ←野田総理に好き放題をやらせる羽目となったのも此の辺りに大きな原因の一つがあると見なすべきだろう!(ハナの愛人、追記)
<大メディアは、政府と対峙することなく、国民に対峙する報道>をした。私はこの点を痛烈に批判しました。大メディアが報道していたことが間違いだとわかったのは、何カ月も経ってからです。監視役としてみるなら、日本の大メディアは落第だったと思います。でも、メディアを監視役ではなく、システムの一部としてみるなら、起こるべくして起こったことだと言えるでしょう。
Q “a good journalist needs a sense of moral outrage”(良いジャーナリストには正義感――悪に対する人間的な怒り――が必要)と主張されています。これが最も重要な要素でしょうか。
A ファクラー:
個人的なレベルではそう思います。そして、取材対象と適切な距離を保つことですね。 ⇒ファクラー:これは本当に重要なことです。9.11のあとアメリカでは、メディアが愛国主義的になり、ブッシュ政権を批判しなくなりました。その結果、イラク戦争に関わる政策ついて十分な批判ができませんでした。イラク戦争をとめることができず、戦争の動機についても十分疑問を呈することができませんでした。
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