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2012年10月16日 政経徒然草
民主党の輿石幹事長が小沢さんに協力を求める発言を繰り返しているようだ。
「今更・・・」というのが小沢さんたちや多くの支持者の思いだろう。
離党時の経緯や、その後の民主党の対応を考えれば、おいそれと「協力しましょう」とは言えないことは誰の目にも明らかだ。
小沢さんは、離党前に何度も輿石氏と話し合いを持っている。協議の中で分党に近い離党を求めていた可能性もある。もし、あの時、野田首相や輿石氏が別の対応をしていれば・・・。
その場合には、協力という道も考えられたのかもしれない。
しかし、その後の民主党の対応は醜いものであった。
今頃になって協力を求める輿石氏に対し「輿さんも何を考えているのか」と小沢さんが思うのは当然のことだろう。
ただ、輿石氏としてみれば「頼れるのは小沢さんんしかいない。」という心境なのだろう。
政権交代前後の小沢さんとの蜜月時代のことが思い出されるのだろう。
「あの頃は、よかったな〜」というのが輿石氏の胸の内ではないのか・・・。
つまり、野田首相を始めとして、民主党内には輿石氏が頼れる政治家がいないということの表れでもある。もともと輿石氏は「調整型タイプの政治家」であり、攻撃的な国会運営も選挙も仕切れる力があるわけではない。
信頼しあえる政治家が民主党内にいないことの証明でもある。
ということで、民主党の進路は「視界不良」に陥っている。
最近、野田首相の目が腐ってきている。泥の中に潜ってばかりで、泥の外に出るのを怖がっているので目もおかしくなってきたのだろう。
おまけに、政権を支えなければいけない閣僚達の中には前原氏のように、スタンドプレーに走り出した議員もでてきた。
民主党の体質なのかもしれないが、民主党が窮地に追い込まれると自分のことだけを考えてスタンドプレーに走りだす議員が多い。そういう議員が政権内部や党執行部に多くいる中で「挙党一致」や「党内融和」を訴えても何の意味も持たないだろう。
民主党の現状を招いた原因は、そういう議員たちが党を牛耳る体制になったからではないのか?
人事を弄った程度で党の再生ができるほど簡単な状況ではないはずだ。
小沢さんに協力を求めるなら、その前に党でやることがあるだろう。
と思うのは私だけであろうか・・・。
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