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安倍氏(右)と橋下氏の会談は、次期衆院選に向けた腹の探り合いになった=15日午前、国会内
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121015/plt1210151132001-n1.htm
2012.10.15 ZAKZAK
「日本維新の会(維新)」を率いる大阪市の橋下徹市長は15日、与野党幹部へのあいさつ回りのため、国会を訪れた。橋下氏自身は、次期衆院選に向けて動きを活発化させているが、維新の支持率は急落している。こうしたなか、永田町では、橋下氏自らが衆院選に出馬するなど「3つの逆襲シナリオ」がささやかれ始めた。
「虚像が実像に近づきつつある。選挙は決して楽じゃないです」
橋下氏は同日午前、国会内で自民党の安倍晋三総裁と会い、こう語った。その後、大阪で選挙協力をする公明党の山口那津男代表を党本部に訪ね、公明党と維新について「大きな方向性は合致している。これからもお願いしたい」と頭を下げた。橋下氏は国会近くに構えた維新の東京事務所で看板掛けにも立ち会い、午後も各党訪問を続ける。
橋下氏にとっては9月の新党結成後初めての国会訪問。まずは低姿勢に終始したようだが、冒頭の発言は、完全な謙遜というわけでもさそうだ。
維新は13日には次期衆院選に向けた候補者公募の面接選考を始めるなど、選挙態勢づくりを進めているものの、国民の期待感は急速にしぼんでいる。今月上旬の産経新聞とFNNの合同世論調査で、次の衆院選比例代表の投票先を「維新」と答えたのは14・2%にとどまり、前回から9・6ポイントも落ちてしまった。
打開策として急浮上しているのが、橋下氏自身の次期衆院選への出馬だ。橋下氏は「ない」と全面否定しているが、維新幹部は「『2万%出ない』と言って府知事選に出た人だ。投げ出し批判よりも期待のほうが大きければ出る」と話した。
また、橋下氏が「御大」と呼び尊敬する東京都の石原慎太郎知事を党首と想定する新党ができれば、石原氏を国政での指令塔として担ぐ可能性もある。13日に、石原氏と橋下氏、たちあがれ日本の平沼赳夫代表が、都内のホテルで会談しており、永田町ではこの憶測が広まった。
自民党中堅議員は「石原知事の長男、伸晃氏が総裁選に敗れて首相の目がなくなり、尖閣諸島の国有化が決まったので、石原家としては『慎太郎首相、伸晃都知事』に軌道修正するのでは」と話した。
また、「国民の生活が第一」を率いる小沢一郎代表との連携もささやかれている。維新の勢いが落ちた結果、橋下氏がみんなの党と共倒れを避けるため、選挙協力を視野に入れた連携協議を再開させた経緯があるためだ。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「維新としては、第3極を結集させないとある程度の議席が取れないところまで追い込まれている。超現実主義者の橋下氏は勝つためにどんな手でも打ってくるだろうが、そうした姿が国民に受け入れられるかは大いに疑問だ」と話している。
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