http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/242.html
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中国国民の不買運動が深く広くなった結果、ようやく事の重大性を理解させられた野田は闇雲に和解へと進み始めた。だが、野田の和解提案は、前原誠司が閣議決定させた“領土問題はない”から一歩も出られない。それで中台から冷たく突き放されている。外交と言える代物ではない。
その一方で野田は自衛隊にのめり込んでいる。14日に相模湾で行われた自衛隊の観艦式にアメリカ、オーストラリア、シンガポールの3か国の海軍艦艇も呼び込み、訓示で領土めぐる臨戦態勢を命令し、旧海軍兵学校の「五省」(Z旗)を読み上げ、『各員一層奮励努力せよ』的に締め括った。
(参照)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012101401001298.html と
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121014/k10015731431000.html
野田の2012年閲兵式=(1月)防衛省で南スーダン派兵隊旗授与式訓示、(3月)防衛大学閲兵訓示、(6月)防衛大学閲兵訓示、(7月)陸上自衛隊観閲式訓示(国会で尖閣問題をめぐり自衛隊を出動させる可能性に言及)……続≫
(9月)自衛隊高級幹部会同で閲兵式と訓示「軍事力を増強し周辺海域で活発な活動を続ける中国、同じく極東地域での活動を活発化させるロシア、国防に想定外は許されない」、(10月)自衛隊殉職者追悼式「守護神であってほしい」と訓示が過激化。
野田はまた、敵前上陸・離島奪還訓練を米軍と合同で繰り返している。(1月)サンディエゴで、(5月)米比敵前上陸訓練に海自艦艇が観閲、(6月)九州南東方海域で日米豪が、(9月)グアム島とテニアン島で、(9月)釜山沖で日米韓豪合同(上陸は拒否された)、(11月計画)渡名喜村の入砂島で。
日米共同の離島奪還訓練を渡名喜村の入砂島で11月に実施する計画に、村関係者からは「漁民の命を守ってほしい」「中国や台湾を刺激しないで」と不安の声が。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-14_40187
アジアの思想家が16日に上海の亜際書院に集まり思想界上海論壇が開催される。沖縄大学元学長の新崎盛暉さんが、「固有の領土」という国家間の排他的な考えに縛られず、周辺住民の生活圏を安全に守る視点で臨むべきだと主張する。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-10-14_40193
経団連会長も、加藤紘一も「固有領土」に拘るなと暗に主張しているが野田はこの一点に於いて聞く耳を持たない。野田に分からせるために、更に一段階の報復があるかも。中国は11月8日からの全人代で主席交代(胡錦濤⇒習近平)。その後に動きがあると予想している。
予想される中国の第二段階報復は、@釣魚の実効支配、A釣魚上陸日本人の逮捕、B民間の不買運動に呼応する措置(日系企業に対する優遇税制等廃止、就労ビザ規制、労働法規の遵守状況監査、会計監査・税務監査の厳格化……)、C日米軍と合同軍事演習を実施する国との貿易と渡航の規制等
日中和平交渉が有れば中国の対日要求は、@釣魚中国領を日本国民に公告、A中台日共同の海洋資源開発協定、B日本首相が盧溝橋・南京・黒龍江省チチハル・撫順市平頂山などを訪れ現地謝罪と慰霊、C日本歴史教科書(明治維新以降)を中韓日三国共同制作、D日本若人の中国短期留学制度と予想。
@は1972年に日中合意、Aは1972年と1978年に日中合意したが、前提を日本が破棄して暗礁、Bは10年前には高校生が自主企画修学旅行で始めていた、Cの中韓日三国による近代史教科書共同研究は既に第一段階を終えて、意見比較の型式で出版されている。Dは最近中国で出た意見。
以上は最悪事態の具体的予想です。そうなったら、グローバル化した経団連企業の破滅。日中両国ともに内需依存経済の立て直し。(小沢さんの出番です)
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