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野田政権をすぐつぶせ デタラメ野田内閣の薄汚い運命
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2012/10/13 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
ヤクザの親分の親友を法務大臣にした改造内閣のフザケた人事を国民は絶対に許さない
就任早々、外国人献金問題に加えて「黒い交際」まで発覚した田中慶秋法相。きのう(12日)の記者会見で、こう釈明してみせた。
「交友のあった人から息子の媒酌を頼まれ、後で暴力団関係者と分かった。その後の付き合いはない」「たまたま連れられていった宴席が暴力団関係だったため、挨拶をしてすぐ帰った。一度きりだし、30年近い前のこと。誤解を招いたことは率直に反省し、しっかり職責を果たして参りたい」
この国の大メディアは政府の広報紙なのかと言いたくなるが、この問題は、「昔のことです」で済むようなシロモノじゃない。
疑惑をスッパ抜いた「週刊新潮」によると、田中と暴力団の癒着を示す証言はド迫力だ。
田中が国会議員になったばかりの約30年前、構成員5000人を誇る指定暴力団「稲川会」系の大物組長の宴席に参加し、挨拶をしたことは新聞でも報道された。だが、田中を知る暴力団関係者は記事中でこう証言している。
「横浜で知らない者がいないほどの大物親分で、慶秋と“ベッタリ”の関係だったことは間違いない。大体、それほどの関係じゃないとわざわざ組の宴席に出たりしない」
◆「"取り締まられる側"に近かった慶秋が…」
その大物組長だけでなく、「複数の幹部と交遊があった」という証言もある。中でも、“極めて親密だった”のが、田中が仲人を務めた人物だ。ヤクザというだけでなく、神奈川で1、2を争う規模の右翼団体の会長でもあった。
十数年前、田中の地元で産廃処分場が問題を起こした。脅せばカネになると考えた右翼団体が乗り込むと、この 暴力団関係者との交際事実は認めるが、それで辞める気はないと言うのである。
その前に、国民は「いったい何が起こったの?」ではないか。大メディアは、会見の中身はタレ流しているが、疑惑の核心をてんで報じないからだ。藤村官房長官も「問題はないのではないか」「政治家それぞれが説明すること」とはぐらかした。これも官房長官会見としてニュースでタレ流しているから、国民は「問題ないのか……」なんて思ってしまう。こうやって、辞任もせず、「問題ナシ」だけが既成事実化されていく。幹部が仲介に出てきた。「『このゴミの山は国会議員の田中慶秋の案件で、俺が面倒を見ているから勘弁してくれ』と言うので手を引いた」と、右翼団体の関係者が証言している。
同じ頃、田中の“女性問題”に関する情報が出回った際も、この幹部が出てきて「俺の媒酌人を務めた人だから、俺の顔に免じて許してくれ」とおさめたという。つまり、田中のトラブルを処理する「ケツ持ち」のような存在だったわけだ。記事では、暴力団関係者のこんな言葉も紹介されている。
「あの慶秋が大臣とは、隔世の感がある。しかも、法務大臣とはな。どちらかと言えば、私たちのような“取り締まられる側”に近かった慶秋が……」
こんなのが法相? ほんと、ブラックジョークなのである。
◆一度関われば死ぬまで続くのがヤクザの世界
「ヤクザとの付き合いは、『昔のこと』で済むほど簡単なものではない」と、裏社会に詳しいジャーナリストの溝口敦氏がこう言う。
「一度関わったが最後、切りたくても切れないし、切らせない。それがヤクザの世界です。利用価値があれば、死ぬまで付きまといます。週刊誌報道によれば、暴力団関係者と田中法相は産廃などの“仕事”を通じた付き合いもあったという。そこまでズブズブの関係なら、途中で切れることはあり得ません。30年前から継続しているとみるのが常識です。むしろ、大臣になって、ますます利用価値が増す。暴力団側にとってはシメシメでしょう。法相は捜査情報を入手できる立場だし、その気になれば、逮捕された人間の処遇に便宜を図ることだってできる。そこに疑義が生じる余地があれば、この国の司法が持ちません」
法相はお飾りではない。死刑執行の権限を持っているし、個々の事件の取り調べや処分について、検事総長に対する指揮権を発動することもできる。ただでさえ、検察の暴走に世間の非難が集中している昨今だ。司法は堕落し、今や存続の瀬戸際なのに、そこに○(暴)大臣とは、よくもまぁ、こんなデタラメ人事をできたものだ。政治評論家の本澤二郎氏が言う。
「本当に破廉恥な人事です。法相の仕事は他の閣僚と比べても、清廉でなければ務まらない重責です。法の番人のトップに暴力団との癒着が疑われる人物を就けるなんて、いかに民主党が腐り切っているかを象徴している。おそらく、野田首相は田中氏の黒い交友関係を分かっていて任命した。そこがフザケている。疑惑が表沙汰になっても、謝りもせず、辞めさせもしない。それどころか、田中法相をかばって、開き直っている。こんな内閣は見たことがありません。この問題にフタをして逃げ切れると思っているなら、とんでもない認識不足です。国民をナメているとしか思えない。野田首相は持ちませんよ」
◆大メディアはなぜ即刻退陣を迫らないのか
臨時国会を開けば、野党からも世間からも叩かれる。だから野田は臨時国会からも解散からも逃げている。そこへ次から次へと大臣の醜聞が炸裂。おぞましい末期症状というしかない。しかも、改造内閣の発足から、わずか2週間足らずでこのありさまなのだ。誰が見ても、この政権は終わってる。こんな内閣は今すぐ潰さなければ絶対にダメだ。
「臨時国会も開かず、ただ存在して醜聞をまき散らしているだけの内閣なんて百害あって一利なし。新聞の社説はなぜ“即刻退陣せよ”と書けないのか。ここまでデタラメをされたら、普通のジャーナリズムなら倒閣に動く。それなのに、この国の大マスコミは見て見ぬフリを決め込み、政権の延命に手を貸しているのです。大マスコミがそんな体たらくだから、卑劣な野田政権はますますツケ上がって、やりたい放題になる。マトモな国民は“もう、やってられるか”という気分でしょう」(本澤二郎氏=前出)
どいつもコイツも狂っているとしか思えないが、国民はちゃんと見ている。野田内閣の卑しさ、薄汚さを許さない。こんな政権にも民主党にも、大マスコミにも明日はない。
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