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橋下維新を徹底して粉砕しなければならない理由
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2012年10月12日 松代理一郎
橋下徹氏は、天気予報よりも頻繁に、テレビに”顔”を出す。
まるで”時代の寵児”のようにマスメデイアにもてはやされている。
最近、「橋下維新、失速か?」「議員団と不協和音?」と言う論調もあるが、マスメデイアによる“政局の眼”演出は変わっていない。
ところで、橋下氏が今まで現実に行ったことは、えげつないことばかりである。
市職員のいれずみ調査、組合活動調査、教職員への「君が代斉唱」口パク調査、教育基本条例、職員基本条例の制定など。
基本的人権を踏みにじる“職員・教員への恫喝”と“弱者への差別といじめ”ばかりである。
先般、橋下維新は”維新八策”を明らかにした。
その内容は、首相公選、議員定数半減、年金積立方式、道州制、教育委員会廃止、TPP参加、自衛隊の国防軍化など。
見栄えは派手だが、“実現性”薄く、政党の“政策”とは程遠いものだ。
そして、その「見栄え」の裏で、橋下維新が示す基本姿勢は、
日米同盟基軸、企業団体献金容認、天下り容認、教育における格差拡大奨励、弱者の切り捨て、消費税増税容認、TPP参加賛成、混合診療全面解禁、憲法9条改正など。
従来の自民党、小泉・竹中政権が進めてきた、市場原理主義政策と何ら変わらないものだった。
むしろ、小泉・竹中路線を継承し、国民生活破壊、更なる格差拡大、売国的な“日本売り”をファッショ的に推し進めようと主張している。
もはや橋下維新は化けの皮がはがれて、無残な“ネオコンの正体”を曝け出したと言える。
橋下維新の正体は、己の“金と権力欲”のために、国民を犠牲にして“売国&強欲”政治を“ファッショ”的に行うことを企んでいる“危険な集団”である。
橋下維新の当面の目標は、“嘘をつきまくる”ことで票をかき集め、何が何でも“政権奪取”をすることである。
かって、ナチスが行った手法をまねて、“暴力的脅し”と“嘘で固めた懐柔”で、票をかすめ取り、政権奪取することである。
橋下氏は自著のなかで、
「政治家を志すっちゅうのは、権力欲、名誉欲の最高峰だ。(略)ウソをつけない奴は政治家と弁護士にはなれないよ!」(『まっとう勝負!』小学館)
と言明している。
彼が政治に関わる動機は、「己の権力欲、名誉欲のために」である。
そのためには、“嘘をつくこと”、即ち市民・国民をだますことを厭わないと宣言しているのだ。
橋下氏には、政治家としての大事な資質、「無私の心、嘘をつかない、自己犠牲」と言うものが欠けている。
おそらく、橋下氏は、己の“権力・名誉欲”を満足させるためだけに、政治を利用しようとしているに過ぎない。
彼は、この植民地日本で、宗主国(米国)の“忠実な僕”になることこそ、“権力”を得る近道だと認識しているに違いない。
そういう橋下氏の“邪な”の政治姿勢こそ、逆にジャパンハンドラーたちが“操り人形”として重宝するする理由にもなっている。
そもそも橋下維新は、
原作“米国ネオコン”、
脚本“ジャパンハンドラー”、
演出“マスメデイア&小泉・竹中グループ”
と言う構図でなされていると見たがいい。
これから日本で始まろうとしている「政局」は、“ジャパンハンドラー”脚本、橋下主演、民自公、みんな、助演の“三文芝居”となるであろう。
題して“日本売国、ネオコン劇場”というものである。
どう転んでも、日本を破滅へ導く“売国”運動にしかならない茶番劇である。
しかし、この茶番劇を効果あらしめるには、国民にとって“面白く、沸き立つもの”でないといけないと、ジャパンハンドラーは考えているに違いない。
つまり、筋書がドラマチックで、役者が、主役、わき役、悪役を演じきらなければならない。
どの役者も、全く同じ主張をしたら、およそ芝居にならないのだ。
この“ネオコン劇場”は国民には、あたかも、民主、自民、公明、みんな、維新の各党が、異なる“主張”で、激しく“政治闘争”を行っているかの如く演出される筈だ。
ここ最近“そもそも総研”で、“原発ゼロ”で民主党)古川戦略副大臣が“ホンキ的”な発言をした。
自民党)安部総裁は、経団連)永倉会長と握手し“原発必要”と強調。
橋下氏も“みんな”と仲直りの握手、と各々が“役柄”を意識した動きを始めている。
これは、国民へ多様な選択肢があるかの如く見せかけて、総選挙の票を民自公、みんな、維新でかすめ取ろうと言うのである。ジャパンハンドラーの脚本、狙いである。
総選挙が終われば、これらの党は“ネオコン勢力”としてまとまり、“売国&強欲”の 体制翼賛の“ファシズム政治”になるに違いない。
その結果、米国による、日本の完全植民地化、即ち、実質日本国家の滅亡へと進む可能性も高い。
こういう最悪のシナリオを防ぐには、
これからの総選挙を中心とした政治闘争で、“日本売国、ネオコン劇場”勢力を粉砕し、国民生活を守る勢力が圧勝することしかない。
“日本売国、ネオコン劇場”勢力を粉砕する上で、民自公、みんな、維新について徹底した批判が必要であるが、
なによりも、この劇場”の主役である、橋下維新を完ぺきに粉砕することがより重要である。
その理由は、民自公、みんなと違い、橋下維新はその出自からして、ジャパンハンドラーとの強い繋がりを持ち、54人のスタッフも市場原理主義者が多数を占め、最初から、「日本売国」目的で結成されたと思えるからである。
橋下維新の具体的な政策は、超右翼的な“目くらまし”を外せば、具体的には“規制緩和”“民営化”“社会福祉切り捨て”“自由貿易”の市場原理主義政策のオンパレードである。
これは、米国“ネオコン”が世界で行っている“悪どい破壊と強奪”のかたちを変えた“日本版”そのものである。
橋下維新は、ジャパンハンドラーの忠実な手下として、最も判りやすく、小泉・竹中路線継承を現わしている。
そして、これから実践する、その市場原理主義政策を露骨に示している。
今、マスメデイアが作り上げた“革新者幻想”を橋下維新から剥ぎ取り、その露骨な“市場原理主義”を徹底して暴露し、批判することはきわめて重要である。
橋下維新を正面から容赦なく批判すること、超右翼的傾向より、市場原理主義者としての正体を徹底して批判することが、ジャパンハンドラーの意図を挫くことにつながる。
それは必ず、ジャパンハンドラーの意図をつぶすことになると同時に、“日本売国、ネオコン劇場”をぶち壊すことでもあり、維新以外の党の“醜い正体”も曝すことになると確信する。
“ジャパンハンドラー”たちが指示して、橋下維新が進める脚本は、シカゴ大学教授ミルトン・フリードマンを教祖とする、新自由主義&ネオコンの「原作」をなぞるものである。
ここに、新自由主義&ネオコンの信奉者が、世界で行った悪行を暴いた本がある。
カナダの作家、ナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン 惨事便乗型資本主義の正体を暴く」(幾島幸子・村上由見子訳、2625円×2、岩波書店)である。
この「ショック・ドクトリン」を読めば、“何故、橋下氏が「教育改革」「公務員改革」(正確には、教育破壊、公共破壊)に狂奔、執着するかが、わかるのである。
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