http://www.asyura2.com/12/senkyo137/msg/190.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52003473.html
<田中慶秋法務大臣は政治家・人間失格>
一躍田中慶秋が注目を集めている。念のため、ネットで調べると、旧民社党系の労組出身議員である。民主党代表選挙では松下政経塾の前原誠司を支持していたこともわかった。禁じられている外国人献金を受け入れていただけでなく、暴力団との蜜月ぶりも発覚した。週刊誌「週刊新潮」の成果である。いつもながら、狂い咲きの新聞テレビではなかった。
日本は法治国家である。それを司る法務大臣は、他の閣僚とは一線を画している重要ポストだ。そのポストにしがみついた田中は、政治家はおろか、人間としても失格であろう。
旧千葉3区には暴力団出身議員がいた。その人物が米ラスベガスで150万ドル賭博事件を起こした。当時の首相は、彼を議員から追放するために神経を使った。それでも再びバッジをつけた。この選挙区の民度を象徴しているのだが、そのセガレが安倍の自民党役員をしている。
暴力団にこびへつらう悪しき文化が、この国にまとわりついている。だが、法を破る反社会的勢力との癒着を正当化する法治はない。即刻罷免するしかないだろう。
<野田の狂った人事>
今回に限ったことではない。野田人事はおかしい。亀井静香流だと「狂っている」というのだ。他殺説が消えない金融担当大臣の捜査も、いい加減に済まそうとしているらしい。欧米に詳しい外国人ジャーナリストは殺人事件と決めつけている。
人事は重要である。その起用にあたっては、しっかりとした身体検査をする。不正行為や腐敗がこびりついた者は、起用されない。起用してはならないのだが、断末魔の政権はお構いなしに禁を破っている。
それは藤村官房長官の「なんら問題ではない」という、主権者である国民を愚弄した発言が、野田人事の悪辣さを裏付けている。
<悲しい法務・検察>
こうした許されざる秘事が表面化するところに、この内閣の存在を有権者が拒絶している、何よりの証拠であろう。法務・検察も哀れだ。
最近になって、小沢事件にからんで取り調べ検事による証拠のねつ造事件が発覚した。正義の検察は地に落ちてしまった。国民に信頼されない法治国家を、内外に印象付けてしまった。そんな矢先に、退治すべき暴力団との蜜月議員を、野田は法務省トップに押し付けたのだ。
法務省は新たに、野田人事によって面子をつぶされたしまった。正義に燃えている、一部の法務官僚と若い検事のやる気を喪失させてしまったことになる。罪深い人事であろうか。
しかも、この期に及んで田中は「辞めない」と開き直り、野田も「辞めさせない」と土俵際で踏ん張っている。新たな政治不信の種を蒔いている。
<清廉の士はいないのか>
法務大臣は自民党時代からも、他の閣僚と差別をつけていた。人格識見のある議員に、そのポストは与えられた。少なくとも清廉の士でなければ、就任出来ないポストだった。
運悪く不浄な人物に回った場合、当事者は拒絶するか、他の軽いポストを選択した。ということは、この田中人事は任命権者も当然のことながら、受け入れた方も悪質である。国民の代表のいない民主党ではないか。
<どうする影の主役・財閥>
言及するまでも無い。野田内閣は松下PANASONIC財閥が養殖した政治集団によって編成された、いわば異様な内閣である。財閥の威力によってマスコミを抑えつけることで誕生し、存続している政権である。
国民に奉仕する政権というよりも、財閥に奉仕するという宿命を帯びた史上初めての政府である。原発再稼働と10%消費税の大増税が、そのことを裏付けている。財閥と一体化している官閥にメスを入れて、財政を健全化させ、日本再生を図るという建設的姿勢など皆無である。
財閥のための悪しき政策に蓋をしようとして石原工作に悪乗りして、パンドラの箱を開けてしまった。その結果、日本財閥は巨大市場から締め出されてしまい、目下途方に暮れている。そして今、暴力団と関係する法務大臣就任を問われている。
北京とは、適当な落とし所を現場に指令しても、そんな大役をこなせる官僚など霞が関にいない。政界にもいない。日中間のパイプは細い。ないに等しい。右傾化した民主・自民・公明に人材はいない。どうするか。
総選挙後にアジア重視の政権を立ち上げることが出来れば、この問題を処理することが出来るだろう。だが、現状は甘くない。仮にマスコミが売り込んでいる極右の安倍内閣が誕生すると、事態はもっとひどくなるだろう。
方法は一つしかない。財閥が右翼と手を切ることだが、これは不可能かもしれない。せめて、マスコミによる悪しき世論操作を止めさせることだろう。東アジア共同体構想を実現する政権の樹立である。
今年のノーベル平和賞は、戦争退治のEUに贈られた。これは日本・アジアへの重要なメッセージである。
2012年10月13日7時00分記
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK137掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。