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2012/10/11 22:36 かっちの言い分
民主党は、いよいよ末期的な政権になってきた。臨時国会も怖くて開けないし、委員会も野党の追及が怖くて開けなくなってきている。
既に復興予算の使用用途が、全く震災復興とは関係のない事に使われていることはマスコミにも取り上げられてきている。まるで、甘い砂糖に各省庁から湧いてきたアリ達が我先にと、普通に考えれば通らない理由をこじつけて群がって食い尽くそうとしている。こんなことを民間で行えば、犯罪として逮捕されるかもしれない。
この復興予算が、被災地の再建と全く関係の無い事業に使われている問題を調査しようと、衆院決算行政監視委員会の小委員会を議長職権で11日午前開催すると宣言したが、委員14人のうち8人を占める民主党の委員が全員欠席したため、開会に必要な過半数を満たせず流会してしまった。
さらにひどいことに、委員会が説明のため政府側に出席を求めていた8府省の担当者も、民主党の指示で欠席した。政府側が委員会の出席要請を拒むのは異例で、もう与党の体をなしていない状態になってしまった。
野党のこの件の抗議に対して、議長の職権で開催した会議には出る必要がないなどと、まるで理由にならないことを言って逃げている。また藤井官房長官も、今まで野党が出席しなかった先例があるとまで言う始末である。今回の委員会は、あまりの出鱈目さを究明することにあり、その説明を求めただけで、何かの議決を強行採決するため徴集をかけた訳ではない。野党が要求したとあるが、国民を代表して野党が質問する。それに対して国民の代表たる与党の政策責任者が答えるのは当然の話である。
況や、与党委員が欠席しても、実際に実行部隊でその予算取りに関わった省庁の役人に聞かせないようにすることは、もはや国会の調査権すら封印させる行為で、与党政府が犯罪に組していると考えざるを得ない。
何のやましいことがなければ、堂々と役人答えさせればいいことだ。それをさせないということは、明らかにやましいことがあるからだ。
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