http://www.asyura2.com/12/senkyo136/msg/894.html
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10月10日 山崎行太郎先生の『「小沢裁判と最高裁スキャンダル」再考』
http://civilopinions.main.jp/2012/10/1010.html
2012年10月10日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
文芸評論家山崎行太郎先生と直接お話するようになったのは、2010年11月24日 「初回小沢応援の集会」(豊島公会堂)で偶然隣に座った時から。
一市民Tは、ぶしつけに「東京第五検審の情報開示を求める請願」の署名集めの協力をお願いした。
以降、先生には、一市民Tの活動や拙ブログを何度も紹介して頂いた。
先生から教わることが多い。
先生は全くぶれない。先生が書くこと、話すことは全て納得できる。
今年の6月、「それでも私は小沢一郎を断固支持する」を出版された。多くの方に読まれている。
さて、10月10日先生のブログ「毒蛇山荘日記」で「小沢裁判の総括」をされていたので、転載させて頂く。
文芸評論家・山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』より
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20121010/1349819582
『「小沢裁判と最高裁スキャンダル」再考。
小沢一郎が主導した「政権交代」は、検察・マスコミ・自民党・米国・・・の総動員による「小沢攻撃」によって「小沢代表辞任」という紆余曲折はあったものの、曲がりなりにも実現はした。そして小沢一郎は、総理大臣の地位は鳩山由紀夫に譲ったものの幹事長に就任し、実権を掌握した。
しかし、マスコミや検察による「小沢攻撃」はますます激化した。特に「東京地検特捜部」の小沢攻撃は、執拗、過激だった。「国策捜査」「検察の暴走」が指摘されたにも関わらず、検察は暴走に暴走を重ね、ついに「小沢一郎起訴」という地点にまで突っ走り、「小沢一郎裁判」が始まった。そして小沢一郎は、自らが実現した「政権交代」後の民主党政権の権力中枢から排除されることになった。その排除の過程で、大きな役割をしたのが、政権交代選挙を「傍観」していた民主党内の「反小沢勢力」だった。渡部恒三、藤井裕久、そして野中広務等に操られた民主党内の「反小沢勢力」は、検察やマスコミと連携しつつ、「小沢一郎つぶし」に暗躍し、小沢一郎を追い込んでいった。
しかし、それは同時に、「反小沢勢力」の自滅、自爆をももたらしていく。もし、菅直人や野田佳彦が、マスコミや検察の「小沢一郎バッシング」「小沢一郎攻撃」に対抗して、さらに官僚勢力の「洗脳工作」「政権交代つぶし」を拒絶、排除して、小沢一郎を幹事長に据える度胸のある政治家だったとしたら、おそらく彼らの長期政権も、そして民主党政権の存続も、そして「政治主導」や「国民の生活が第一」の理念の実現も、夢ではなかったかもしれない。そして政治家としても、日本の政治の動向を左右する大政治家として政界に君臨していたかもしれない。
しかし、仙谷由人や菅直人等の政治的才能は、そこにまで到っていなかった。彼らは、マスコミや検察の「政界工作」に利用されつつ、小沢一郎を排除し、ただ民主党内の実権を握り、ポストを手に入れればそれで政治的野心は満たされる、という程度の政治家でしかなかった。鳩山由紀夫にしろ、菅直人にしろ、そして野田佳彦や仙谷由人にしろ、国民の嘲笑と罵倒の対象でしかなくなり、今や見るも無残な状況に追い込まれているが、その原因は、彼らの政治感覚が、低次元のものだったからだろう。
さて、民主党政権から排除され、追放されることになった小沢一郎は、どうだろうか。政治家・小沢一郎は、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦や仙谷由人の無残な現在と比較するまでもなく、不思議なことに、未だに健在である。多くの国民が小沢一郎を支持し、応援している。やはり、小沢一郎なくして政権交代はあり得なかったし、小沢一郎排除によって民主党政権も政権交代も潰されたと言うしかない。小沢一郎の「民主党離党」とともに、政権交代も民主党政権も終わったと言っていい。
政治の舞台は、次のステージへ移ろうとしている。国民は、政権交代も民主党政権も忘れようとしているというのが、現在である。しかし、ここで、もう一度、「小沢裁判」について、総括しておきたい。「小沢裁判」は、多くの日本独特の政治問題、思想問題を、われわれ日本国民に暴露してくれたからである。「小沢裁判」が暴露した検察の暴走、最高裁スキャンダル、マスコミの堕落、そして米国支配の問題・・・に比べれば、民主党内の権力闘争など、大した問題ではない。 』
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