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中央日報から
http://japanese.joins.com/article/727/160727.html?servcode=A00§code=A00
■極右・安倍氏の浮上で“亜流”橋下氏は墜落
勢いに乗っていた日本政界の期待株・橋下徹大阪市長(43)の疾走にブレーキがかかった。橋下氏は既成政党との違いを強調し、韓国の安哲秀(アン・チョルス)大統領候補に例えられたりもした。
橋下氏は9月中旬、「次期総選挙で過半数の議席を獲得する」として、全国政党「日本維新の会」を発足させ、国会議員9人を迎えた。しかし場外の強者時代に橋下氏に向かっていた国民の期待は、実際に政党が発足した後は弱まり始めている。
日本経済新聞の8月の調査では「橋下新党に期待している」という回答は59%に達したが、同紙の9月26−27日の調査では45%に落ちた。また読売新聞の10月1−2日の調査で、日本維新の会の支持率は2%だった。28%の自民党や18%の民主党には名刺も出せなかった。
橋下氏が勢いを失い始めたきっかけは、先月末に開かれた民主党代表選挙と自民党総裁選挙だった。野田佳彦首相が民主党代表に再選され、極右政治家の安倍晋三元首相が自民党総裁になった。民主−自民両党の競争構図が鮮明になり、橋下氏の隙間戦略の余地が減った。特に政治的性向が重なる安倍総裁の当選が橋下氏にはマイナスとなった。自民党の人気は連日上がる半面、日本維新の会には「自民党の亜流にすぎない」「選挙で生き残るために一時的に集まった選挙互助会」という批判があふれた。
橋下氏の人気が以前ほどではなくなると、橋下氏の人気一つ信じて日本維新の会に合流した議員の態度も変わった。入党する際は橋下氏に無条件に服従するような行動を見せた議員が声を出し始めたのだ。
読売新聞は「橋下市長が国政主要課題を一方的に決めることに所属議員が反発し始めた」と報じた。所属議員の松浪健太氏は最近、ブログに「橋下独裁はだめだ」という批判の文を載せた。また、「独島を韓国と共同管理すべき」という橋下氏の主張に対し、「とうてい受け入れられない」と反発した。
橋下氏は「変なパフォーマンスはやめてほしい」と警告したが、議員は退かなかった。議員は国会議員でない橋下氏に向かって「国会と関連した決定は(党代表の橋下氏ではなく)所属国会議員が出すべきだ」と述べた。
危機は橋下市長が自ら招いた側面が大きいという評価だ。懸案について調整されていない発言しているうえ、意欲的に推進した安倍自民党総裁との連帯もなくなる状況を迎えているからだ。安倍総裁は3日、「よきライバル」と維新会との距離感を再確認した。
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