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政治に関する世論調査の馬鹿馬鹿しさ
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2012年10月08日 天木直人のブログ
大手新聞が報じる最近の政治に関する世論調査を見るたびに馬鹿馬鹿しく
思う事がある。
それは世論調査のいかさまぶりについての事ではない。
世論調査の数字は各社によって違いがあることからわかるように
調査方法や調査対象によって数字は異なる。
だから意図的な数字に導く世論調査もある程度は可能なのだろう。
しかしそれらの数字を正しいと見なしてそれ眺め、そして馬鹿馬鹿しく
思うのである。
今でも民主党を支持する国民が1割−2割もいるのである。ましてや
野田内閣を支持する者は3割だ。どのような国民なのかと馬鹿馬鹿しく
思う。
今でも衆院解散は行なうべきではない、来年夏の任期一杯まで総選挙
をする必要はないと答えるものが今でも3割近くもいるのである。彼等
は野田内閣を支持する松下政経塾か労働組合関係者なのだろう。数字
が微妙に一致する。馬鹿馬鹿しい。
小沢一郎の新党「国民の生活が第一」に投票すると答えた国民の方が
福島社民党に投票すると答えた国民と同数かそれを下回るという。いくら
何でもこれはないだろう。馬鹿馬鹿しい。
そして何よりも馬鹿馬鹿しいのはどの世論調査でも支持ゼロの国民新党
が政権政党となって大きな顔をして閣僚を出しているという政治の現実である。
そんな国民新党に野田民主党首相が頭を下げて会派を組ませて欲しいと
擦り寄っている。
国民新党などという政党は小泉郵政改革法案の修正が終わった時点で
その存在意義が消滅した政党ではなかったのか。
亀井静香議員や亀井亜紀子が議員がいなくなった時点で解党されて
いなかったのか。
馬鹿馬鹿しいにも程がある。
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