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2012年10月7日13時30分 読売新聞
民主党の田中真紀子衆院議員が文部科学相に就任して、8日で1週間を迎える。
官僚と激しく対立した小泉内閣の外相時代とは打って変わり、慎重に「安全運転」を心がけているとみられ、野田首相周辺も胸をなで下ろしている。ただ、野党は田中氏の失言などに目を光らせている。
「今回肝に銘じているのは、極めて慎重に、よーく耳を澄まして、みなさんの声を聞きたい。役所と対決しようとは思っていない。以前はたまたま運が悪かったんでございます」
2日の文科省職員への訓示で、田中氏がそう語ると、会場からは笑いも起きた。
田中氏が「運が悪かった」と言ったのは、2001〜02年の外相時代を指すようだ。当時の田中氏は「外務省は伏魔殿」と語り、同省幹部に次々と更迭を迫るなど鋭い対立を続けた。政府方針と外れた対外発言も多く、資質も問われた。
首相に近い政府関係者は今も「田中氏を起用した首相の意図が見えない。問題が起きないよう祈るしかない」と心配顔だ。
文科省は田中氏を刺激しないよう、細心の態勢を敷いた。着任した1日には幹部がひっそり集まり、「我々は『使用人』に徹する」との方針で一致したという。外相時代の田中氏が「人間には3種類ある。家族と使用人と敵だ」と述べ、自分への忠誠を求めたとされるためだ。省内では、「怒られ役」と「なだめ役」の役割分担も決まった。なだめ役は、田中氏の旧科学技術庁長官時代の側近だったとされる森口泰孝文科次官らが担っているようだ。
5日の記者会見で、田中氏は文科官僚との関係を聞かれ、「双方共に自然体で今日を迎えている。メディアが心配している状態ではない」とアピールした。幹部が「大臣室から笑いが絶えない」と答えると、田中氏も「落語みたいね」と、満足そうな表情を見せた。
田中氏は、就任前まで衆院外務委員長を務めたが、外交課題が山積した先の通常国会では、民主、自民両党が出席して開かれた委員会はわずか4回。「委員長として正常化の努力はほとんどなかった」(国会関係者)との指摘がある。
自民党内では「三つ子の魂百までだ。臨時国会では真紀子氏を狙い撃ちする」(幹部)との声が出ている。
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