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2012年10月07日 天木直人のブログ
沖縄住民の反対を一顧だにせず、野田首相はオスプレイの沖縄配備を
官僚させた。
これは驚くべき暴挙である。
しかしそのことに対する国民の反応はにぶい。
全国大手紙の取り上げ方も、反対こそすれ、野田政権に米国との再交渉
を本気で迫る論調は皆無だ。
その一方で日米が合意した運行ルール違反が次々と報道されている。
学校の上を避けて飛ぶはずが、実際はまったく骨抜きになり、基地と
訓練内に限って行なうヘリモード(垂直離着陸)飛行が堂々と市街地で
行なわれている。
これに対して玄葉外相は米国に遵守を申し入れるなどと目玉を剥いて
語っているが笑止だ。
そもそも合意はなかったのだ。「できる限り」、「可能な限り」という
前提つきの合意は合意ではない。
すべては米国の裁量に任せられているのだ。
これこそが日米同盟の正体である。主権の放棄である。
こうなれば最後は沖縄住民がどこまで闘うかだ。
そして沖縄住民が選んだ仲井真知事がその闘いの先頭にどこまで本気で
立つかだ。
仲井真知事は沖縄知事再選の時に、それまでの立場を変えて普天間移転
反対を訴えて勝利した。
それは卑怯な勝利だった。しかし私はそれを逆手にとって褒め殺せばいい
と書いた。
よくぞ普天間反対に心変わりしてくれた。再選された以上最後まで反対を
貫いて欲しい。それでこそ沖縄知事だ。再選された意義がある、と。
その褒め殺しが利いたかどうかはわからないが、その後の仲井真知事の
普天間移設反対は揺るがないように見える。
そして今度のオスプレイだ。
仲井真知事は連休明けの9日、野田首相と会談し、配備撤回を改めて
求めるという(10月7日毎日ほか)。
私はそこで仲井真知事がどのような態度で迫るかに注目している。
もはや口先だけの撤回要求では無意味である。
厚顔な対米従属の野田首相はびくともしない。
辞表を携えて迫るのだ。
脅しではなく、野田首相の返答如何によってはその場で辞表を手渡すのだ。
オスプレイ配備が撤回されない限り自分は知事を続けることはできないと。
自分の後にどのような知事が選ばれようとオスプレイ配備が撤回されない限り
その知事は沖縄県民の支持を得ることは出来ないと明言して辞めるのだ。
その時初めて私は仲井真知事を褒め称える。
これが私の究極の褒め殺しである。
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