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小沢一郎代表は、「風林火山陰雷」の「陰雷」の如く、ドイツの「2022年までの原発ゼロ」政策を視察
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/2470e7b6a0f49ea78f57ac857409a636
2012年10月07日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「小沢一郎代表が、静かにしているときは、物事が順調に進んでいるときだ」と言われている。「11月12日」、東京高裁の控訴審判決公判で「控訴棄却判決」が下されるという確信があるからであろう。「静かにしているとき」は、陰で何事かを謀っている。
「風林火山陰雷」(孫子の兵法「軍争篇第7」の「風林火山」はよく知られている。続く「陰雷」は、「知り難きこと陰の如く、動くこと雷霆の如く」と読み、「暗闇に身を潜めたかと思えば、万雷の如く轟きわたる」と訳す。「理想的な戦い方」を示しているのである。
その暗闇にいて何事か策謀中の小沢一郎代表は10月16日〜21日の日程でドイツを訪問する。国民の生活が第1党の基本政策の1つとして「今後10年を目途に原発ゼロを目指す」という目標を掲げている。
「今後10年」とは、2022年のことである。これは、ドイツが「2022年までの原発ゼロ」を目指しているのと、重なる。つまり、国民の生活が第1党の基本政策の1つとして「今後10年を目途に原発ゼロを目指す」というのは、偶然附合したのではなく、日本も、第2次世界大戦の同盟国ドイツの政策に見習おうという趣旨でもある。そこで実地に勉強に行くのが、今回の視察の目的なのだ。
産経新聞社msn産経ニュースが10月4 月午後6時25分、「小沢氏、ドイツの「脱原発」視察へ」という見出しをつけて、以下のように配信している。
「国民の生活が第一」は4日、小沢一郎代表が16〜21日の日程でドイツを訪問すると発表した。2022年までの原発ゼロを目指すドイツの政策を視察するのが目的。小沢氏はアルトマイヤー環境相との会談や、再生可能エネルギー関連施設の視察などを予定している」
◆小沢一郎代表は、「原発問題」が次期総選挙、参院選挙で争点の1つになると考えている。首相官邸の周辺では、「原発再稼働反対」の市民デモが、いまでなお、毎週金曜日夕方から行われている。
それにしても、野田佳彦首相は、姑息である。政府の承認を得て関西電力が大飯原発(福井県おおい町)を再稼働させ、電源開発が10月1日、大間原発(青森県大間町)の建設工事を再開すると正式に表明している。大間原発については、津軽海峡を挟んだ函館市や北海道は、大反発している。
にもかかわらず、さすがの野田佳彦首相も、「原発問題」が、争点になることを、はっきりと認識しているので、形ばかりの「脱原発」を提唱し始めている。だが、国民有権者の多くは、「また国民を騙し、たぶらかすつもりか」と、鼻から信用していない。
野田佳彦首相は、「西遊記」に登場する数々の妖怪変化に似ている。行く先々で現れる妖怪変化は、三蔵法師と、弟子の孫悟空、沙悟浄、猪八戒を幻惑しようとする。そして、天竺へ行かせまいと邪魔をするのである。
野田佳彦首相は、マニフェストを破り、消費税増税法案を成立して、国民有権者をまんまと騙した。序に、自民党の谷垣禎一総裁を騙し、「近く」と言って約束した衆院・解散を行おうとしない。「近い将来→近く→近くを検討する→そのうち→任期満了近く」とどんどんと伸ばして行くことになる危険がある。
しかし、「11月12日」、東京高裁の控訴審判決公判で「控訴棄却判決」が下された途端、小沢一郎代表は、「陰雷」の如く、雷霆に変身する。そのとき、民主党から、大量離党組が一気に行動に出てきて、、民主党の衆院過半数割れを起こさせて、踵を翻して、自民党はじめ全野党に声をかけて、野田佳彦内閣不信任決議案を可決成立して、衆院解散・総選挙を行わせる。あと36日待てば、政局は政変へと大車輪で動き始める。
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