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改造して支持率が下がった野田オンボロ内閣 選挙なし来年も野田内閣のままなら
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2012/10/6 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
国民に支持されない政府がいつまでも居座っている奇怪な民主主義国
再々改造をした野田政権に対する世論調査が続々、出てきているが、“珍現象”が起こっている。
ふつう、どんな内閣でも人心一新し、国民をケムに巻く人事をすれば、多少、支持率は跳ね上がるものだ。ところが、朝日の調査では内閣支持率が23%で、前回より2ポイントダウン。共同通信の調査は同29・2%で前回調査(26・5%)とほぼ一緒。共同の民主党支持率は前回から0・6ポイント下げている(12・3%)。ひとケタ台が目前なのだ。
「国民はもう完全に野田政権を見放したということです。そもそも何のための改造なのか。結局、いつもの顔ぶれのたらい回しで、この内閣で何をしたいのかサッパリ見えてきません。もっとも、何をやったところで、ウソつきの野田首相がトップに居座り続けるかぎり支持できないというのが多くの国民の本音でしょう。もっと言えば、もはや民主党政権というだけでダメ。拒否反応しか出ないのです」(政治評論家・山口朝雄氏)
◆国民はもっと怒らなきゃウソだ
奇っ怪なのは、そんな政権がなぜ、今も続いているのか、ということだ。この国は民主主義国家ではなかったのか。民意を無視した居座りが許されるのか。
それでなくても、野田はマニフェストに反する大増税を断行し、民意を逆なでしたくせに、党内事情で再任された。エサはポストのバラマキで、1年の間に3度も内閣改造を行っている。おかげで、さもしい民主党議員がすり寄って、民意無視の問責首相が今なお、総理の椅子にふんぞり返っているわけだ。
「国民は、もっと怒らなきゃウソだ」と、政治ジャーナリストの山田厚俊氏が言う。
「野田首相の民意無視は増税だけではありません。口だけだった原発ゼロ政策や、誰が見たっておかしいオスプレイ配備の強行と、野田さんがやってきたことは、ウソとデタラメの連続。国民はずっと裏切られ続けているのです。野田首相にダマされたのは自公も同じで、『やるやる詐欺』の解散話にだまされた。こんなペテン首相は見たことがないが、おそらく、人を欺くことなんて、何とも思っていないのでしょう。だから、平然とウソをつく。罪悪感というものがないのでしょう。いつも、その場しのぎでスリ抜けようとする。その姿は、まさしくドジョウを連想させます」
それなのに、国民が怒りをぶつけないから、野田はいい気になって、のさばっている。こんな横暴、暴政を許していいのか。
◆政治も大マスコミも腐り切っている
奇っ怪といえば、大マスコミも異様だ。大ウソツキのデタラメ内閣をてんで批判しないのだ。それどころか、「新閣僚に聞く」なんてインタビューを連載して、悪政民主の宣伝役をやっている。
これがまた、毒にも薬にもならないシロモノで、「原発の安全策は強化されている」(前原国家戦略相)、「特例公債の早期成立を願う」(城島財務相)とペテン閣僚の言い分を垂れ流すだけ。まるで政府の広報紙だ。
「メディアは国民の側に立って、民意を裏切り続けるデタラメ政治を追及するべきなのに、どうかしています。大マスコミは野田政権とつるんで『決められる政治』などと持ち上げてきた。民主主義の否定につながるマニフェスト違反の増税や、選挙の民意を完全に裏切る3党合意を評価した。そうやって、民意からかけ離れた野田政権を後押ししているのです。政治もマスコミも腐り切っています」(政治評論家・森田実氏)
大マスコミがこの体たらくだから、ますます、デカイ顔のペテン野郎がのさばるのだ。
◆臨時国会から逃げる税金ドロボーの非国民集団
民主主義をナメ切っている野田は国会も軽視し、「党首選後すぐに3党合意を確認」とか言っていたのに、スッとぼけている。これだって言語道断のデタラメだ。
党首会談を開けば、解散の確約を迫られる。だからノラリクラリと逃げ回り、ひたすら時間が過ぎるのを待っている。
特例公債法や補正予算をやるために10月中に召集されるはずだった臨時国会も、一向に開かれる気配がない。
そうこうしているうちにもう新閣僚の金銭醜聞が次々発覚しているが、国会を開かないのだから追及のしようがない。こんなことが許されるのか。
「これまでの政治常識では考えられないようなことが起きています。赤字国債を発行するための特例公債法が通らないため、すでに予算の執行抑制が始まっている。野田政権は、野党のせいだと言うが、国会を開かなければ法案を通すこともできないのです。自分たちが逃げているのに、詭(き)弁(べん)もいいところ。無責任の極みです。臨時国会を開かなければ、年明けまで解散はない。一日でも長く議員を続けて、歳費と政党交付金をもらえればいい。民主党の議員のさもしさには唖然です。彼らは理念も道徳も投げ捨てたとしか思えない。国民には増税負担を強いながら、自分たちは税金にたかろうというのだからフザケてる。最低の税金ドロボー、非国民の集団です」(森田実氏=前出)
◆シロアリだけが肥え太っていく
不幸なのは国民である。政治の無為無策で、これ以上、生活に影響が出たらたまらない。ただでさえ、10月からは環境税がスタート、乳製品や食用油も値上がりし、家計への負担は増すばかりだ。年明けからは復興増税も始まる。しかし、集めた税の分配がない。「一体改革」をうたいながら、社会保障は棚上げのまま。増税メニューだけが着々と実施されていく。こういうのを「やらずぶったくり」というのだ。
「復興増税は、この先25年も続く。ところが、沖縄の国道整備など、被災地の再建とまったく関係ない用途に使われたことが次々と明らかになっています。『復興のためなら我慢しよう』という国民の良心につけ込んだ格好で、本当に許しがたい政権です。霞が関の庁舎の修繕費を計上なんて、いい加減にしろと言いたい。高速増殖炉もんじゅの研究費など原子力ムラの事業に使われた事例にいたっては、開いた口がふさがりません。官僚主導の野田政権に来年度予算の編成をやらせたら、また同じことが起こる。シロアリ役人がデタラメな予算を計上するだけです。ムダな事業に血税が使われ、それでおカネが足りなくなれば、さらなる増税の無間地獄。このままでは、国民は殺されてしまいます」(経済評論家・荻原博子氏)
働けど働けど、お上に搾取される一方。国民の生活は豊かにならず、シロアリだけが肥え太っていく。来年まで野田内閣を生き永らえさせれば、そんな真っ暗闇の世界が続くのだ。
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