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民主党:衆院過半数割れまであと5人
http://mainichi.jp/select/news/20121006k0000m010120000c.html
毎日新聞 2012年10月05日 23時29分(最終更新 10月05日 23時40分)
民主党所属議員の離党の動きが止まらない。5日には杉本和巳衆院議員(愛知10区)が離党届を提出。衆院での単独過半数割れまでわずか5人まで迫り、政権維持の「危険水域」が続く。民主党は5日、野田第3次改造内閣の発足後初の常任幹事会を開いたものの、政権基盤は不安定さを増している。
「党の中には多様な意見があるが、活発に出してもらい、決める時には決めて政治を前進させる常任幹事会であってほしい」
野田佳彦首相(党代表)は5日の常任幹事会で、離党が止まらない現状に危機感をにじませた。党人事では、代表選で首相と戦った赤松広隆元農相と鹿野道彦前農相を副代表に起用。旧小沢系の奥村展三前副文部科学相を国対委員長代行に起用するなど、党内融和に配慮した配置を進めた。
それでも、衆院解散・総選挙をにらんで民主党に見切りをつける議員は少なくない。離党届を提出した杉本氏は記者団に対し「民主党には3年間の総括が必要。(首相は)ノーサイドと言うが有言実行と感じられない」と不満をぶちまけた。
日本維新の会への合流を狙う当選1回議員は5日、「みんなの党が複数の民主党議員に声をかけている」と証言。民主、自民両党に代わる「第三極」を目指す維新やみんなの党、減税日本は、民主党議員の引き抜き工作を活発化させている。離党を検討する中堅議員は「衆院解散が視野に入れば、一気に動く」ともらした。
杉本氏の離党で民主党の衆院勢力は243議席になり、3議席を持つ国民新党を合わせても、残り8人の離党で少数与党に転落する。安住淳幹事長代行は5日の記者会見で、維新に合流した元民主党議員について「民主党の基盤で戦った議員が、少し風向きが悪いから(維新に)飛び乗るのは国民の理解を得られない」といら立ちをあらわにした。【横田愛】
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改造内閣、早くも失点=臨時国会慎重論に拍車
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012100500916
2012/10/05-20:29 時事通信
1日に発足したばかりの野田第3次改造内閣が早くも失点を重ねている。田中真紀子文部科学相が政府のエネルギー戦略を批判して混乱を招けば、田中慶秋法相は自身の政治団体が外国人経営の企業から献金を受け取っていたことが発覚。野田佳彦首相を年内の衆院解散に追い込もうと勢いづく自民党に対し、野党の追及を恐れる民主党では臨時国会召集への慎重論に拍車が掛かった。
法相は4日、自身が代表を務める民主党支部が、横浜市内の台湾人が経営する会社から2006〜09年の間に計42万円の献金を受け取っていたと公表。これに対し、自民党の安倍晋三総裁は前原誠司国家戦略担当相が昨年3月に外相を辞したケースと同様だとして法相の辞任を要求。民主党は「手違いがあれば率直におわびし、訂正するしかない」(細野豪志政調会長)と、応じる必要はないとの構えだが、国対幹部は「大ごとにならなければいいが」と懸念を隠せない。
一方、文科相は就任した1日、30年代原発稼働ゼロと核燃料サイクル政策継続を盛り込んだ政府戦略について「大変矛盾している」と発言。これに対し、前原氏が「単純に矛盾というのは少し乱暴」と反論し、藤村修官房長官も「政府として決めたことを理解していただくことは必要だ」と火消しに追われた。
閣僚の相次ぐ失策に、野党は「突っ込みどころ満載」(自民党中堅)と臨時国会で徹底追及する構え。守勢に回る民主党では、追及の場自体をなくしてしまおうと「臨時国会を開かなければいい」(中堅)との声が勢いを増している。解散先送り論が大勢の同党では、首相が表明した「近いうち」解散に追い込まれるリスクを避けるため、臨時国会召集に消極的な意見がもともと強かった。
ただ、財務省は、赤字国債発行に必要な特例公債法案が成立しなければ、11月下旬にも国の財源が枯渇すると説明している。ある副大臣が「臨時国会を開かず公債法案も審議しないでは、世論は許さないだろう」と語る通り、遅延戦術に走れば政府・民主党は責任放棄のそしりは免れそうにない。首相は自身が掲げた「内閣機能強化」とは程遠い結果に苦しめられそうだ。
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