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2012/10/05 22:25 かっちの言い分
このブログでも、松下政経塾出身者には特有の匂いがあると書いている。この匂いというのは決していい匂いではない。胡散臭い臭いである。野田首相、前原氏、玄葉氏、樽床氏、原口氏らに代表されているように、まず口先が上手い。しかし、平気で国民との約束を破る。言うなれば、平気で論理をすり替えて、如何にももっともらしく嘘をつき騙す。普通はそれを恥ずかしいと思うはずなのに、そんな事はおくびにも出さない。言うなればこずるい。
民主党は原発ゼロと言っているが、実際に民主党の新エネルギー戦略の電力と、原発による電力との関係を分析した結果、東京新聞はその嘘を見事に見破った。ゼロと言っているが、実は電力全体の15%を想定していると、社説で嘘を暴いた。その時の執筆者の長谷川氏が以下のようにツイートしている。
長谷川幸洋@hasegawa24
「ゼロ案が実は15%案」という私の解説については、「まったく正しい認識」と評価していただいた。これで、政府がなにも反論してこない理由も分かった。その通りだから、反論しようがないのである。
正にドンぴしゃりであることを物語っている。これぞジャーナリズムの使命である。民主党は白アリ退治、消費税増税の件といい、また原発ゼロの嘘と言い、平気で嘘を言う。国民に平気で嘘を言う人物を政治家とは言わない、政治屋である。
じゃ、自民党は真っ当かと言えば、総裁選挙での争点である原発については、原発をゼロにするかは決して言わない。なぜなら選挙結果に決定的に影響があるからである。原発ゼロを国民の80%を望んでいることを知っているからである。
しかし、今の自民の幹事長の石破氏は本音を語っている。石破は、以下のように話している。
『原発ゼロ「夢追うな」=石破氏 2012年09月20日11時09分 提供:時事通信社
この元記事を検索しても消去されている。あまりに酷く選挙に影響するので、消去依頼をしたのだろう。
しかし自民党の石破氏は、原発ゼロなどは夢で国民はそんなことは考えるな。またこの中で「原発問題を国民に聞く必要は無い」と述べていると、ネット上に残っている。とんでもない党である。こんな男が自民党の幹事長である。次期総選挙には与党の幹事長になるかもしれない男である。これなら相対的には、まだ今の民主党の方がいいかもしれない。しかし、この話は学校の成績表の相対値の話ではない。絶対値の話である。つまり、ゼロか有りかの話である。
今日、森ゆうこ議員事務所が、西ドイツへの原発調査の日程を知らせてくれた。
【日程・訪問地】
10月16日:成田発 → ベルリン着
10月17日:アルトマイヤー環境大臣他との面談、再生可能エネルギー関連施設視察
10月18日:再生可能エネルギー協会会長、議会、財界、シンクタンクの関係者との面談、ミュンヘンに移動
10月19日:再生可能エネルギー関連企業視察、メンケンドルフ村(再生可能エネルギーによる自給率147%達成)視察
10月20日:ミュンヘン発 → 21日(日)成田着
【団構成】
顧 問:小沢一郎 代表
団 長:牧義夫 幹事長代行
副団長:森ゆうこ 参議院幹事長、松崎哲久 副幹事長
事務局長:岡島一正 総務委員長
(随行事務局:党職員2名)
【調査項目】
脱原発、省エネルギー推進、再生可能エネルギー拡大、エネルギー自給率向上、小規模・分散型エネルギーシステム化、エネルギーの地産地消、地域経済の発展と雇用拡大、放射性廃棄物処理、エネルギー安全保障強化他
本ブログで原発問題を取り上げると、アクセス数が政治物記事と較べて低下する。その反応を見るとがっかりする。原発問題、つまりエネルギー問題は、日本の将来に亘って取り返しのつかない重大な問題を引き起こす可能性があることを肝に銘ずるべきである。
高々20、30年間で重大な原発事故が3度も起きている。況や地震、火山、津波の多い日本である。原発事故は、大都市に近い所で近い将来に再び起こると思っておいた方がいい。そのときは日本はお終いである。また10、20兆円以上の原発事故のためのまた復興予算を立てなければならない。それも電力会社とそれに群がる利権集団のために。それなら、多少高い火力発電を使っている方が国民が負担するトータルコストははるかに小さい。
どこの党が本当に脱原発のための政策を真剣に考えているかは、自ずとわかるはずである。
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